じじぃの「海馬の損傷・ひどいストレスが記憶喪失の原因になる!雑学に強くなる本」

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ストレスと海馬 (utsu-naoso.com HPより)

慢性的なストレスが脳の記憶障害を引き起こす(米研究) 2016年04月20日 カラパイア
長期にわたる慢性的なストレスが、不安障害やうつの原因となることはこれまでも言われていたが、最新の研究の結果、慢性ストレスが脳の炎症と短期記憶障害を引き起こす可能性が明らかになった。
つまり、ストレスがマウスの免疫システムに自らの脳を攻撃させた結果、脳が炎症を起こして記憶障害を起こしたと考えられる。
 研究者らがマウスに炎症を抑える薬を投与したところ、社会的回避と脳細胞の不足に改善は見られなかったが、海馬内のマクロファージの数は減少し、記憶力は正常に戻った。
http://karapaia.com/archives/52215716.html
『「雑学」に強くなる本―読んでびっくり!知って得する!』 A・レオクム/著、竹内均/訳 三笠書房 1998年発行
ひどいストレスが記憶喪失の原因になる! より
新聞や雑誌で、自分が何者かを「忘れてしまった」人についての記事を読んだことがあると思う。過去の出来事どころか、自分の名前すら覚えていないのである。そういう状態をわれわれは一般に記憶喪失と呼んでいる。
誰でも、何かの原因で気分を害したり、怒ったり、意気消沈したり、おびえたりと感情的取り乱すことが時にはあるものである。そして、こうした感情的な痛みを心に覚えると、人はそれに対して何か行動を移そうとする。
たとえば、単純なやり方としては、泣き叫んだり、赤面したり、冷や汗を吹き出したりしてそのことに対処する。実際はこうした反応は自分の意志とは無関係に起きる。誰にでも起きるこのような反応は正常な反応と考えられている。
だが、感情的なストレスや苦しみに、別の方法で反応する人もいる。狼狽の原因となっている問題に直面する代わりに、自分はまったく不安を感じていないというふうに行動しようとする。いわば「逃避」するのである。そのような方法で感情的な痛みから自分を「保護」しようとするのである。
この反応の1つの形態が記憶喪失である。自分をあれほど悩ませ不安にさせた出来事は、現実には自分におきたのではなく、誰かほかの人の身に起きたことだ、というふうに振る舞って、自分の不安を「忘れている」のである。
そのことを忘れるため、その人はこの心配の種に付随する多くのほかの事柄をも忘れるのである。その中には過去の自分も含まれる。過去に関することは何も思い出すことができない。しかし、現在に関していえば、しごく正常に行動する。ほかの人と同じように暮らしたり、働いたりして、特別な注意を払うようなことはない。
時には自分の意志で、突然記憶喪失から回復する人もいる。しかし、ほとんどの場合、精神科医の助けを借りて回復することが多い。興味深いことに記憶喪失から回復した人は、記憶喪失症を患った間に起こったことをまったく覚えていないのである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
お酒を飲んでいたときに人に暴行しても覚えていない、ということがある。
お酒の程度やそのときの状況にもよるが、海馬か扁桃体に記憶されていることがある。
ストレスがある内はそれが表に出てこないで、ストレスが解除されて思い出すのだそうだ。
ストレスは免疫にも記憶にも関係するということらしい。