じじぃの「ローマ人の物語・いま中国で最も読まれている本は?ニューズウィーク日本版」

中国人「何で日本人は韓国人みたいに漢字を捨てないの?」「日本人は賢かったから」(中国掲示板) 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=au39gl4xpVw

東京便り '17/09 第42回 アマゾン中国「2017年上半期ランキング」が発表、第1位はあの鉄板の名作!
アマゾン中国の今年上半期における紙書籍と電子書籍のベストセラーランキング「トップ10」がそれぞれ公開され、それによれば紙書籍の第1位、電子書籍の第2位を獲得したのは、近年中国でも不動の人気を誇るあの作家の、あの鉄板の名作だった!
http://www.toho-shoten.co.jp/beijing/t201709.html
ニューズウィーク日本版 「特集:世界を読み解くベストセラー40」 2018年2月6日号
●中国 抑圧的社会の多様な読書
https://www.newsweekjapan.jp/magazine/207181.php
2月6日号、ニューズウィーク日本版 「特集:世界を読み解くベストセラー40」 より
【中国 抑圧的社会の多様な読書】
近年、北京で読まれているベストセラーに顕著なのは、翻訳と古典的名作の圧倒的な強さだ。
17年上半期フィクションのトップは、中国版リメーク映画も製作された東野圭吾『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。東野作品は何冊も同時にベストテン入りすることもしばしばという人気ぶりだ。
フィクションでは、ほかにアフガニスタン出身の小説家カーレド・ホッセイニの『君のためなら千回でも』、英作家クレア・マクフォールの『フェリーマン』、中国人SF作家である劉慈欣(リウ・ツーシン)の代表作『三体』、ガブリエル・ガルシア・マルケス百年の孤独』、余華(ユイ・ホア)『活きる』(邦訳・角川書店)、羅広斌(ルオ・コアンピン)・楊益言(ヤン・イーイェン)『紅岩』など、この数年間売れ続けている超ロングセラーばかり。目新しいところでは周梅森(チョウ・メイセン)の『人民的名義』くらいか。
『人民的名義』は、昨春に空前のヒットとなったドラマの原作。最高人民検察院に所属する捜査員が某省の腐敗に切り込むが、錯綜する利権や愛憎、熾烈な権力闘争、腐敗の巨悪の前に、敵も味方も見えない。追われる側、追う側双方のITを駆使した攻防、汚職の手口や捜査技術のディテールとリアリティー習近平(シー・チンピン)政権が進めてきた反腐敗運動、権力闘争の内幕を思わせる。
一方、ノンフィクションの上半期トップはイスラエル歴史学者ユバル・ノア・ハラリの『ホモ・デウス』。世界的ベストセラー『サピエンス全史』の続編だ。そのほか台湾女性作家、龍應台(ロン・インタイ)の『父を見送る』などロングセラーで邦訳もある作品ばかり。中国では児童書に分類されている黒柳徹子の『窓ぎわのトットちゃん』も突出した存在で昨年、10年連続でベスト5入り。累計1000万部を超えた。
中国では、親や教師が子供に薦める良書がロングセラーとしてランキング上位に君臨し続ける。検閲で本当に書きたいこと、書くべきことが書かれていない近年の国内作品が、こうした往年の不朽の名作を超えるベストセラーになることは難しい。
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それでも、半紀以上前の『紅岩』、四半世紀前の『活きる』がいま読まれることには意味がある。『活きる』は文化大革命などいまだ敏感な内容もあり、海外で好評を博した同名映画は現在も国内上映禁止だが、「教師が学生に薦める本」として広がった。親や祖父母の世代が経験や記憶を子や孫に語り継ぐきっかけにもなっているようだ。彼らが必死に生き抜いた時代はもはや現実味のない遠い昔話にすぎず、文学の力なくして若者に理解してもらうことは難しい。
東野圭吾作品以外にも、中国で読まれる日本の小説は幅広い。村上春樹はもちろん、昨年は芥川賞受賞作『火花』の翻訳版が刊行され、著者の又吉直樹が上海を訪れて話題を呼んだ。ネット書店「当当網」では太宰治の『人間失格』が何度も月間ベスト1に。太宰はもはやブームを超え、中国の若者にとって定番ともいえる人気作家だ。
書店では日本の小説の翻訳本がかなりのスペースを占め、手を伸ばせばすぐに届くところに豊富な選択肢がある。ソーシャルメディア上の読書コミュニティーでは、芥川龍之介夏目漱石松本清張伊坂幸太郎青山七恵渡辺淳一ら作家の名前が縦横無尽に飛び交い、多くのファンが感動を語り合う。
ノンフィクションでも、稲盛和夫黒澤明、建築家やデザイナーの自伝などが読まれている。ベランダのガーデニングや家庭菜園、インテリアや片付け、料理本などの翻訳も、書店の目立つ場所に所狭しと並ぶ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
今、電車なんかに乗ると、ほとんどの人がスマホをやっている。
スマホで読書なんかしていないよなあ。
2月6日号、ニューズウィーク日本版に「特集:世界を読み解くベストセラー40」が載っていた。
なんでもありの中国。
なかには、本を読む人もいるんだろうなあ。
今、ベストセラー1位は蒋方舟(チアン・ファンチョウ)著『東京一年』だそうだ。
蒋方舟は9歳で作家デビューし、一躍人気作家に。名門の清華大学に入学。卒業後、東京で1年間過ごした。『東京一年』はそのときのことを書いたものらしい。
その他、京セラ名誉会長 稲盛和夫さんの本『生き方』が静かなブームらしい。
去年、塩野七生著『ローマ人の物語』の中国版が出て、評判になっているようだ。
尖閣問題」がなければ、中国人と仲良くできるんだろうか。