じじぃの「生物の工夫・ナゲナワグモ・チョウチンアンコウ!分子生物学」

ナゲナワグモ捕食行動 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=TAFZaJrpC_A
Deep-Sea Fish Medley 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=BU7dD-4sbKM
ナゲナワグモ

第201回「一発必中!ナゲナワグモ」 2010/7/25 NHK
専門家でさえ「幻」と呼ぶ超貴重動物ムツトゲイセキグモ。一本の糸を「投げ縄」のように回し、獲物をしとめる独特のハンティングから、「ナゲナワグモ」の異名を持ちます。
http://cgi2.nhk.or.jp/darwin/articles/detail.cgi?p=p201
ウマノカイチュウってどんな生物なのですか? 2007/5/19 Yahoo!知恵袋
回答
ウマノカイチュウではなくて、ウマカイチュウ(Parascaris equorum)のことではないですか?
線形動物門、人間の回虫とは属が異なる。
ライフサイクルは以下。
メスの成虫の産んだ卵は、馬糞に混じり牧草の肥料として撒かれます。馬が幼虫を飲み込むと、幼虫は、腸の壁に穴を堀り、血流で肝臓と肺まで運ばれて、次に、馬の気管を上がります。馬は、咳をすることにより、幼虫をまた飲み込み、 幼虫は小腸に行き成虫になります。
なお、遺伝子研究では染色体数の少ない動物として研究対象に有名。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1411644089
『図解入門 よくわかる分子生物学の基本としくみ』 井出利憲/著 秀和システム 2015年発行
生物の工夫 より
遺伝子の一部を捨てるなどというとんでもない事をする生物が、ウマノカイチュウ以外に本当にいないのかどうか私は知りません。比較的せまい範囲の生物にだけ見られるとすれば、進化の過程でいきなり出てきたのか、それともかつてはたくさんの仲間がいたけれど他の仲間は絶滅してしまったのか、知りたいものだと思います。
この例に限らず、思いもよらない、とんでもない工夫をしているという意味で生物界を見てみると、驚くべき生態を示す生物はいくらでもいる。「そこまでやるか!?」とあきれるような工夫がいろいろあるんです。たとえば、クラゲの仲間には、老化が進んでくると、一度単なる細胞のかたまりになって、それからもう一度発生して若い個体を再生するものがある、なんていう話を聞いたことがあります。
クモに寄生したカビは、胞子を撒き散らす頃になると、クモが高い木のテッペンまで登るようしむけて、死んだクモの体から広い範囲に胞子を撒き散らす。カタツムリに取り付く寄生虫は、カタツムリの目玉の中で目立った色でグリグリと回転して、鳥に発見されて食べられるようにしむけ、鳥に寄生してさらに広い範囲に分布を広げる、なんて話もテレビでやっていました。
総論的にいえば、生物というものは、進化の過程で可能な限りあらゆる試みをやっている。その中で、都合のよい工夫をしたものはもとより、「不都合でない工夫をしたものも生き延びていく。そういう工夫の具体的な結果が、個々の生物なんです。個々にとんでもない工夫をしている可能性があるんです。ただ、個々についての調べは、まだごく一部の生物についてしか実行されてはいないのであれば、どれほどすごい工夫があるかは、ほとんどわかっていないのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
自分がマトモな人間でないせいか、「変な生き物」に興味を持つようになった。
クモの仲間に「ナゲナワグモ」というのがいる。
ナゲナワグモは、主に北アメリカに生息するクモで、粘っこい球状の糸を投げ縄のように振りまわし獲物を捕らえる。
普通クモは、 ただ待っているだけだが、巣を作らずにカウボーイのような行動をする。
チョウチンアンコウ」も不思議な生き物だ。
チョウチンアンコウは、主に大西洋の深海に分布している。
大きな口を開け、頭頂部に竿をつけ、擬似エサのごとくヒラヒラさせ、エサとなる魚をおびき寄せる。
生物の進化って、必然性があって進化したものじゃなくて、たまたま生き残ったというのもいるらしい。
インフルエンザウイルスはどうか知らないが、ウイルスにもそんなのがいるらしい。