じじぃの「ミトコンドリア・ATP・筋肉のエネルギーを作るミクロの発電機!細胞を読む」

ミトコンドリアの動画1 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=KRSt1b28DAI
Mitochondria

ミトコンドリア (mnc.toho-u.ac.jp HPより)

老化のメカニズム 健康長寿
ミトコンドリアは、活性酸素の産生源として特に注目されています。私たちが呼吸で取り込んだ酸素の90%以上はミトコンドリアで使われます。
ミトコンドリアの最も重要な機能は、その酸素を使って成長や生存のためのエネルギー(ATP)を作ることです。
http://www.mnc.toho-u.ac.jp/v-lab/aging/doc3/doc3-03-1.html
『新・細胞を読む―「超」顕微鏡で見る生命の姿』 山科正平/著 ブルーバックス 2006年発行
ミトコンドリア――ミクロの発電機 より
写真(画像参照)はミトコンドリアの姿である。球状から長楕円体まで、外形は異なっても幅が1μmであることは共通している。光顕しかない19世紀末に、既にこの小器官はうねった細糸のように見えるので、”糸(mito)のような小粒(chondrion)”として知られていた。
電顕で観察すると、たくさんの整然としたヒダをなす膜を、全体としてもう1枚の袋が包み込んだ姿を呈している。それぞれ、内膜、外膜と呼んで、内膜のヒダはニワトリのトサカの意味のクリスタという名が付いている。クリスタが出ている内膜の内腔が基質である。
私たちのからだは常に細胞が活動している。細胞は運動や収縮ばかりではなく、細胞内の物質の濃度を外液とは異なった濃度に維持するためにも、大量のエネルギーを消費している。そして、細胞が必要とするエネルギーは、アデノシン三リン酸(ATP)という化合物に蓄積されている。
機械類ではエンジンを回転するために、ガソリンとか電気、原子力など、色々な燃料を利用するが、細胞ではATPが唯一の燃料で、このATPを作るのがミトコンドリアの最大の仕事だ。そのため、ミトコンドリアは細胞の中の発電機と考えていただくのが明快だ。筋肉や神経のように活動性の高い細胞には、特に多数のミトコンドリアが存在していて、エネルギーの産生にあたっている。そればかりか、細胞膜直下や鞭毛の根部など、エネルギーの消費が激しい部域には必ずミトコンドリアが集積している。

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どうでもいい、じじぃの日記。
2016年4月、NHK Eテレ モーガン・フリーマン 時空を超えて 「新 不老不死は実現するのか」を観た。
「1つの細胞1つ1つに数百ものミトコンドリアが含まれています。それらのミトコンドリアが私たちの1つ1つにエネルギーを供給しているんです」
人間の寿命はこの40年間で40歳、延びた。
私は、もう後3年ちょっと生きたいです。(東京オリンピック+α)