じじぃの「生活習慣病・脂肪細胞のミクロ像・肥満の元凶?細胞を読む」

Fat America 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=t7lYzUAGPDM
脂肪細胞

「太るのは遺伝である」を大検証 保健管理センター
肥満遺伝子の正体
フリードマンの実験成果から、レプチンが正常に働かないマウスは、例外なく肥満することが分かりましたが、人間の場合、ob遺伝子の異常によって肥満になるということは、まだはっきりとは分かっていないようです。
 しかし、レプチンには食べ過ぎによるエネルギーを放出する働きのある褐色脂肪細胞を活性化させ、余分なエネルギーを放散させる働きがあることが分かっています。したがって、レプチンが正常な働きをしていれば、肥満防止につながることは間違いないというわけです。
人間においても、肥満者ではレプチンに対する感受性の低下によって、食欲の抑制が困難になっていると考えられています。
https://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~hoken/04syokuseikatu/diet/diet-josiki/iden.html
『新・細胞を読む―「超」顕微鏡で見る生命の姿』 山科正平/著 ブルーバックス 2006年発行
肥満の元凶?――脂肪細胞 より
肥満は糖尿病、高脂血症心筋梗塞など、いわゆる生活習慣病の主な危険因子だが、肥満のミクロ像とはどんな姿なのだろうか?
腹壁やお尻に蓄積する”脂肪”といわれるものを電顕で見ると、写真(画像参照)のような細胞が充満している。細胞といっても丸い中に均質なものが充満するだけで、一見何の変哲もない。しかし、均質な部分を取り囲む薄い層が脂肪細胞の細胞質で、均質な部分は脂肪細胞が中にため込んだ脂肪だと分かる。脂肪細胞とは大量に貯蔵した脂肪のために、自らの脂肪要素が周辺に圧迫されて、細胞全体が大きく膨れあがった、そんな細胞だ。
我々のからだの中には、ある一定数の脂肪細胞があって、肥満体の人では、その中により大量の脂肪が蓄積され、逆にやせた人ではわずかの脂肪しか蓄積されていないということになる。腹や尻の皮膚の直下には、脂肪細胞が棲んでいるし、牛肉や豚肉の「脂身」と称されるところではこの細胞が塊をなし、「霜降り」では筋肉に混じっている。
脂肪細胞の数は一定不変と考えられていたが、幼児期に大量の脂肪を摂取すると、脂肪細胞数が増加することが判明してきた。当然のことながらこれは肥満予備軍だ。また最近の研究では、肥満に伴って脂肪細胞数も増えるらしい。その上、脂肪細胞に蓄積された脂肪はなかなか放出されにくいので、それを減らすのが大変だ。
この数年来、脂肪細胞が単に受動的な貯蔵所というだけでなく、多種の生理活性物質を分泌する能動的な機能を持つことも判明してきた。その1つであるレプチンは、脳の視床下部に作用して、強力な摂食抑制作用とエネルギー消費を増加させる物質で、肥満や関連疾患の発症や進展と深い関連があるとされている。

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どうでもいい、じじぃの日記。
脂質は身体でどんな役目をしているかというと、細胞を囲む細胞膜を作っているのだそうだ。
脳の中には1000億個のニューロン神経細胞)があるが、脳のほんとが脂質からできているのもこのためらしい。
こう考えると、脂肪細胞の中に脂肪を貯め込んでどうするんだという気がする。
おデブちゃん、何のために脂肪を貯め込んでいるんですか?