じじぃの「21世紀は超管理社会・ソシオメトリック・バッジとは!NHK・NEXTWORLD」

NHKスペシャル 人工知能 天使か悪魔か 170625 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=fq8pRbgP_-A
関暁夫・都市伝説2016秋 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=qRp17sNeeJw
AIが人事を決める?
(analytics-news.jp HPより)

NHKスペシャル 「人工知能 天使か悪魔か 2017」 2017年6月25日
今年春、将棋界の最高位・佐藤天彦名人と最強の人工知能が激突する電王戦2番勝負が行われた。人工知能の前に、これまで屈してきたプロ棋士たち。最後の牙城だった佐藤名人も完膚なきまでに叩きのめされた。もはや人間など敵ではない。人工知能は、モンスターのような進化を遂げている。
人間の知性を越える人工知能が、すでに現実社会に進出している。名古屋のタクシー会社では、客がいる場所を指示する人工知能を導入、客の数を大きく伸ばした。人工知能が、人間を評価するという事態も起こっている。シンガポールのバス会社では、事故を起こす危険性の高い運転手を人工知能が見つけ出す。アメリカでは、過去の膨大な裁判記録を学んだ人工知能が、被告の再犯リスクを予測し、刑期の決定などに関わっている。日本のある企業でも、退職の予兆がある人を、人工知能が事前に察知するというシステムを導入した。
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/?aid=20170625
『Mr.都市伝説 関暁夫の都市伝説5 メディアの洗脳から覚めたみなさんへ』 関暁夫/著 竹書房 2014年発行
人類を超える日 より
人工知能が最も得意とするのは、過去のあらゆるデータを分析して、未来を予測することです。実は、将棋の世界以外でも、様々な分野で人工知能はすでに活躍しているのです。
例えば、金融の世界。世の中のすべての現象が影響するといわれる証券取引の世界では、すでに人工知能が使われています。いや、それどころかすでに人間は排除され、人工知能vs人工知能の戦いが繰り広げられているのです。
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人工知能の判断に従って生きる時代はすでに来ています。この流れはさらに進み、近い未来には人間のルールも作れるようになるそうです。そう、人工知能が”法律”を作る時代がやってくるのです。
どのような法律が国民を幸せにするか……?複雑な要因が絡み合う立法は、人工知能が最も得意とする分野です。”正しい法律”が人間に提示される日も近いでしょう。しかしそれは人間に理解できない”究極の一手”かもしれません。なぜそんな法律があるのか理解も納得もできないが、守ればうまくいくことだけはわかっている。人間は理由もわからず、人工知能が作った法律を守り続けていくのです。
人類を超えた存在が作るルールに従って生きること。それは新しい宗教と呼んでいいかもしれません。

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NHKスペシャル NEXT WORLD』 制作班 NHK出版 2015年発行
ソシオメトリック・バッジ 測定装置つきのIDバッジ より
時間ばかりがすぎてなにも決まらない無駄な会議、社員のコミュニケーション力やリーダーシップの欠如、営業力の低下によって物やサービスが売れない――
組織の無駄をなくして効率化を図り、社員の生産性向上を実現して高収益体質に転換したい。これは世界中のあらゆる企業が持つ切実なニーズだ。経営者はこの課題を解決しようと、手を替え品を替え、さまざまな手を打ってきたことだろう。だが、劇的な成果をあげたという話を聞くことはあまりない。
今、ボストンを本拠地とするソシオメトリック・ソルーションズ社が開発した「ソシオメトリック・バッジ」(Sociometric Badge)が、この課題を解決するツールになるという大きな期待が集まっている。このスマートフォンほどの大きさのIDバッジは、複数のセンサーと2個のマイク、加速度計、赤外線・無線送受信機などが埋め込まれている。通常のIDカードや社員証の代わりに社員が身につけると、センサーや測定装置が、装着した社員や話した相手の音声や距離、声の大きさやトーン、細かい身振りを含む社員の動きを記録する。
語源である「ソシオメトリー」は心理学用語で、ある集団を構成する人員の心理的な作用を把握し、それによって集団にの人間関係を数量的に測定(メトリック metric)するというものである。
同社CEOのベン・ウェーバー氏は、バッジによって収集できるデータについてこう説明する。
 「いつ、誰と誰が話したか、誰が会話の中心にいたか、誰が誰の話を遮ったか、どれだけ早口でしゃべっていたか、活発な会話が何分続いたか……。そのようなことがわかります。加速度計が装着されているので、社員がどこにいるのか、どれだけ動き回っているのか、会話の間にどれだけ身を乗り出しているのかということを認識できるのです。そして、これらのデータが、 1/100 秒という細かい単位でわかるようになっています」
バッジをシャイン全員に装着させ、得られたデータをシステムに取り込んであらゆるデータを相互に関連づければ、社員1人1人の性格や行動の傾向、リーダーシップの有無などを把握することができるという。より効率的な働き方のヒントになるのだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ある本に、21世紀は管理社会になると書かれていた。
今までは規律社会で、個人の自由な意思で社会が構成されていたが、これからは人工知能によって人間が管理された社会になるというのだ。
人工知能に管理された社会の方が、より効率的な働き方をするようになるのだろうか。
信じるか信じないかはあなた次第です?