じじぃの「擬態・愉快な顔のアカハネナガウンカ!へんな生きもの」

アカハネナガウンカ 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=os02RBGbAX4
ムラサキシャチホコ

アカハネナガウンカ

『生命デザイン学入門』 小川(西秋)葉子・太田邦史/編著 岩波ジュニア新書 2016年発行
多様で移ろいつづける生物のかたち より
本の森に生息するムラサキシャチホコというガがいます。このガの翅(はね)の模様は、まるで落ち葉がロールしたかのような、立体的な陰影になっています(図.画像参照)。このような模様のおかげで、枯れ葉の中にじっとしているムラサキシャチホコを見つけ出すことは、たいへん困難です。
このように、生物が別の物体や生物のかたちをまねることを「擬態」といいます。ところで、ムラサキシャチホコの擬態ですが、身を隠すためなら単純に枯れ葉色をしているだけでいいはずです。まるで舞台芸術の書割(かきわり)のような写実的なデザインは、個人的にはやりすぎな感じすらします。

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『へんな生きもの へんな生きざま』 早川いくを/著 エクスナレッジ 2015年発行
カレハバッタ より
枯れ葉そっくりのカレハバッタ。
どこからどう見ても枯れ葉だ。
葉脈、破れ目、汚れ加減など、実に芸が細かい。
誰がこれをバッタと思うだろう。彼らは絶対に安泰だ。
落ち葉の中にいる限りは。
アカハネナガウンカ より
アカハネナガウンカの成虫。マンガみたいだ。
偶然なのか、それとも「愉快な顔で捕食者をごまかす」という擬態でもあるのだろうか。

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どうでもいい、じじぃの日記。
早川いくを著 『へんな生きもの へんな生きざま』という本を見ていたら、「アカハネナガウンカ」が載っていた。
「愉快な顔で捕食者をごまかす」
こんな擬態だったら、長生きしそう?