じじぃの「宇宙の成り立ち・宇宙は方程式からできている?時空を超えて」

時空を超えて 宇宙を支配する法則は何か? 動画 openload.co
https://openload.co/embed/nb3QisOYf4s/
Albert Einstein - The Quantum Theory - Documentary 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=HVUFn5S2jOk
Did God rest on the 7th day?

Einstein's equation

数学的な宇宙 究極の実在の姿を求めて 2016/9/21 アマゾン
いまいちばんオリジナルな物理学者、マックス・テグマークが導く、過去・現在・未来をたどる驚異の旅!
物理学、天文学、数学をもとに、著者は大胆な仮説「数学的宇宙仮説」――私たちの生きる物理的な現実世界は、数学的な構造をしている――そして、究極の多宇宙理論を展開します。
一般的かつ革新的な科学を用いて、著者はこの誰もが驚く理論をやさしく説明し、さらに科学者としての人生を決定づけた栄光と挫折をも語ります。
人間とは何か? あなたは時間のどこにいるのか? 人間は、取るに足りない存在なのか?
多くの科学者、数学者から称賛を集めた、まったく新しい万物の理論!

                          • -

『感動する!数学』 桜井進/著 PHP文庫 2009年発行
短いほど美しい「公式」 より
数学の美しさを語るときには、いろいろな視点があると思います。
シンメトリーで美しい公式、短い公式、一見複雑そうに見えて、じつはとても簡潔に展開することができる公式・・・。
想像を絶する高度な議論から生まれたアインシュタインの公式や、最近めざましい発達をとげている量子力学でも、できあがる公式は非常に短いのです。これでもかというぐらい短い公式の中に、ギュッと宇宙の法則が詰め込まれてしまうというのがじつに驚きで、そこにたとえようのない美しさを感じてしまいます。
ここでは短い公式の美しい実例を、いくつかあげて見ていくことにしましよう。
アインシュタインの「特殊相対性理論」の式
アインシュタインの「特殊相対性理論」では、たったこれだけで、あらゆる物体に含まれる、あらゆるエネルギーが表現されてしまう公式が発表されました。
「質量」 X 「光の速度」の2乗という、途方もなく簡単といえば簡単な数式です。
 E = mc2
まさにシンプル・イズ・ビューティフル!
数学者たちが心血を注いでたどり着いた真実は、たった1行で、わずか数文字で表わされてしまいます。偉大な数学者、物理学者たちの情熱には、あらためて敬服してしまいます。

                          • -

時空を超えて 「宇宙を支配する法則は何か?」 2017年4月27日 NHK Eテレ
【案内人】モーガン・フリーマン
著しい科学技術の発達にも関わらず、宇宙はいまだ謎に満ちている。宇宙をすべて支配する法則はあるのだろうか? 飛躍的に謎の解明をけん引する量子力学の可能性に注目する。
相対性理論量子力学の貢献により、科学の世界は飛躍的に進歩した。しかし、この2つは全く違うもので、相いれないようにも見える。2つを統一するような法則を導き出せれば、さまざまな疑問が一気に解決できるのではないかという期待も高い。今回は、特に難解な量子の世界に焦点を当て、量子の不思議な性質を視覚化する実験や、量子レベルの視点での時間と空間のずれなどを考察し、全宇宙を支配する法則の可能性を探る。
http://www4.nhk.or.jp/P3452/x/2017-04-27/31/26843/1988023/
4月27日、NHK Eテレ モーガン・フリーマン 時空を超えて 「宇宙を支配する法則は何か?」 より
方程式は宇宙を説明するものではなく、方程式そのものが宇宙であり私たちはその中に生きていると言う人物がいます。
宇宙のメカニズムと生命の進化を説明できる方程式。全てを網羅しうる究極の理論を私たちは探し求めています。
彼によれば、全てを説明する方程式はこの世界の至る所に存在し私たちもその一部だと言うのです。
マサチューセッツ工科大学(MIT)理論物理学者のマックス・テグマーク(Max Erik Tegmark)はボストンの近郊に住んでいます。
アウトドア派で森の中を歩きながら思索にふけることを好みます。
ただし、考えている内容は一般的な人から見ると少々風変わりです。
テグマーク、「私たち物理学者はこの世界をうまく説明する方程式を発見してきました。それは現実そのものが方程式だからです。この宇宙は巨大な数学的構造をしています。だからこそ、数学によってうまく説明できる。つまり、私たちは数学の中に生きているんです」
テグマークにとって、方程式は宇宙への窓であり宇宙とは純粋な数学なのです。
テグマーク、「空を見てもそこに数字が浮かんでいるわけじゃありません。しかし、身の回りを注意深く見ていくと至る所に数学的なパターンや形を見いだすことができます。例えば、ホースで水をまく。水は数学的な形 放物線 を作ります。シンプルな方程式 Y = X2 で表されます。放物線は基本的なレベルで自然界に組み込まれています。重力を受けているあらゆる物質の動きを説明するものです。同じように宇宙も数学的な形にあふれています。例えば、惑星が太陽の周りを回る軌道は円を引きのばしたような形楕円です。なぜ、8の字や四角形ではなく常に楕円なんでしょうか? 物理学者はきっかけさえ見つければあらゆるものに一定のパターンや規則性を見いだそうとします。例えば、何本か枝を見れば、枝が互いに垂直になる状態で何本まで組み合わせられるか、と問います。答えは3本。我々が生きている3次元を示す数字です。自然界に組み込まれた数字はきわめて重要です。例えば、陽子の質量を電子の1836倍ではなく5000倍に変えたとしましょう。我々は生きてはいられません。自然界のさまざまな数字を少しいじっただけで太陽が爆発したり原子が崩壊したりして生命は存続できなくなります。ですから、そのような数字は現実の本質を理解するために極めて重要なものなんです」
テグマークの考え方は量子力学にも適合するものです。
テグマーク、「量子力学が扱うミクロの世界では確定的なものは何1つありません。情報といくつかの法則に付随する理解の及ばない数字があるだけです。素粒子の本質は数字の群れにすぎません。それらしい呼び名も付いていますが、実際には数字でしかないんです。世界の根源にあるものは数字だけ。この宇宙は数学そのものです」
テグマークが言うとおり、数学こそ究極の真実なのかもしれません。
しかし、人間の限界と宇宙の広大さを考えると全てを網羅する究極の方程式を見つけることなどできるのでしょうか? 究極の方程式が見つかるという保証はありません。
しかし、この100年で人類は大きく進歩しました。
かつては夢にも思わなかったようなことさえ理解できるようになっています。
そのような方程式を見つけたいなら失敗を恐れず挑戦を続けることが大切です。
テグマーク、「もし、私が間違っていて宇宙の根源に数学的ではない何かが存在するとしたら物理学はいずれ行き詰まるでしょう。逆に私が正しければ進歩を妨げるものはただ1つだけ。私たち自身の想像力不足です]
いつか現実という織物の全体像を見られるでしょうか? 究極の真実を見つけ理解することはできるのでしょうか?
今の人類はさながら砂に埋もれた小さな三角形を見つけた考古学者。小さな三角形は巨大なピラミッドのほんの一部です。
全てを見ようというのは大それた行為かもしれません。
それでも私たちは一かけらずつ真実の発掘を続けています。
発掘を続けていけばいつの日にか全宇宙を支配する法則を明らかにし神の意志をかいま見ることができるかもしれません。

                          • -

どうでもいい、じじぃの日記。
現在のところ、宇宙はビッグバンから始まった、とする説が有力です。
ビッグバンは、神の一撃から世界が始まったとする、神の世界創造論があります。
「方程式は宇宙を説明するものではなく、方程式そのものが宇宙であり私たちはその中に生きていると言う人物がいます」
  E = mc2
それにしても、なんと美しい方程式(公式)なんでしょうか。