じじぃの「科学・芸術_119_インドのIT産業」

Top 10 Companies in India 2016 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=brcD4OaB88g
Sundar Pichai Google CEO

GoogleMicrosoftもインド人!世界企業のインド人経営者 インドまとめ
ここ数年立て続けにインド人が名高い世界企業の最高経営責任者(CEO)等に就任して世界を驚かせています。
世界企業のトップに立つインド人経営者をまとめましょう。
Google - サンダー・ピチャイ氏(Sundar Pichai)
Microsoft - サヤト・ナデラ氏(Satya Nadella)
Adobe systems - シャンタヌ・ナラヤン氏(Shantanu Narayen)
http://indiamatome.com/business/indianceo
しくじり先生 「中田歴史塾 2016年9月11日 テレビ朝日
【先生】オリエンタルラジオ中田 【担任】オードリー若林 【生徒】あき竹城、高橋英樹、その他
しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日)の「しくじり偉人伝」コーナーなどで、その授業が大きな反響を呼んでいる中田。このたび「中田歴史塾」では「二度と独裁者に戦争を起こさせないための歴史学」と「日本人が世界のトップに立つためのインド史」の2つをテーマに、楽しくてためになる歴史の授業を行う。
●日本人が世界のトップに立つためのインド史
カースト制度について解説。インドにおける身分制度だと話し、3000年前からあったという。
1950年にインド憲法で廃止された。今もまだ地域によって差別が根強く残っていると言われている。この差別は、結婚相手と仕事が自由に選ぶことができない。この差別をのりこえてインドは急成長できている、ITは、カーストのルールにない新しい仕事だった。
http://www.tv-asahi.co.jp/shikujiri/
『インドを知る事典』 山下博司、岡光信子/著 東京堂出版 2016年発行
産業界の最新事情と環境問題 (一部抜粋しています)
インドは年率7%以上の経済成長率を維持している。潜在的な巨大消費市場であり、また輸出基地であるとともに、優秀な人材の供給源、人的資源の宝庫としても脚光を浴びつつある。以下、成長著しいインドの産業を、IT関連や製薬など優良セクターを中心に概観していく。
インドのIT(情報技術)産業の成長は著しい。1947年8月15日、インドが独立した時、インドには産業らしきものはきわめて乏しかった。インドのIT産業の萌芽は、1970〜80年代にアメリカに留学した人々が、コンピュータ・サイエンスの知識と技術をインドに持ち帰ったことによる。1986年、ラージーヴ・ガンディー首相がIT産業の育成を目指し、ハードウェア関連の輸入に際しての関税を取り払うなどの政策を推し進める。1990年代に入ると、高い数学力と英語力の故もあって、多数のインド人がアメリカのIT企業に雇用されるようになっていく。
現在、アメリカのシリコンバレーでは、科学技術者の6割、IT関連企業のCEO(最高経営責任者)の3割がインド出身者とまで言われる状況になっている。名だたるIT企業のCEOにもインド系の人々が名を連ねる。マイクロソフト社は南インド・アーンドラプラデーシュ州出身のサヤト・ナデラ、アドビシステムズは同州出身のシャンタヌ・ナラヤン、グーグル社はタミルナードゥ州出身のサンダー・ピチャイがそれぞれCEOを務めている。
インドのIT産業の売り上げは、2012年度は800億ドル、2014年度は1320億ドルとなった。2020年までに年率11%で成長し2250億ドルとなり、2025年には3500億ドルに達するとの予測すらある。
インドのIT産業の内訳は、ビジネス・プロセス・アウトソーシング[略してBPOとも呼ばれる]が40%を占め、ソフトウェア開発が20%、残りの40%がエンジニアリングと製品開発となっている。ビジネス・プロセス・アウトソーシングとは、ソフトウェアの開発、ネットワークの構築、会計事務、電子決済サービス、人事管理などを自社内ですべて賄うことをせず、外部の業者に委託することをいう。世界の大企業上位500社がインドにアウトソーシング先を求めており、インドはアウトソーシング・ビジネスで世界市場の実に50%以上のシェアを占める。