じじぃの「人の生きざま_726_ミレーヌ・ドモンジョ(女優)」

Mylene Demongeot 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=K0RpvvmMWyc
悲しみよこんにちは (1957) ジュリエット・グレコ 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-bxjMs3UboM

Mylene Demongeot Toute l'actu !
http://www.purepeople.com/people/mylene-demongeot_p1956
『月刊 Hanada』 2017年3月号
グラビア 「時代の女神たち」ミレーヌ・ドモンジョ より
Mylene Demongeot(1935年9月28日 〜 )。
本名はMarie-Helene Demongeot。フランス・ニース生まれ。
1953年、17歳で映画デビュー。
1957年、アーサー・ミラー作『るつぼ』を映画化した『サレムの魔女』(レイモン・ルーロー監督)で邪悪な娘を演じて脚光を浴び、カルロヴィ・ヴァリ映画祭の最優秀女優賞を受賞。
1957年、『女は一回勝負する』に出演し、セクシーな演技で人気を博す。
以降、『悲しみよこんにちは』(1957)、『お嬢さん、お手やわらかに!』(1958)、『黙って抱いて』『狂った夜』『上と下』(1959)、『ローマの恋』『サビーヌの掠奪』『全戦艦を撃沈せよ』『マラソンの戦い』『黒い狼』(1960)といった作品に出演。
親日家で、日本映画『ヨーロッパ特急』(1984)などに出演したり、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭のゲストに出演したりと、来日回数も多い。
夫は作家ジュルジュ・シムノンの息子で、監督のマルク・シムノン

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淀川長治映画ベスト1000』 淀川長治/著、岡田喜一郎/編 河出書房 2000年発行
悲しみよこんにちは より
【解説】
フランスの作家フランソワーズ・サガンの処女作をオットー・プレミンジャー監督が映画化。
17歳の早熟なセシールジーン・セバーグ)を中心に彼女の恋と、父親(デイヴィッド・ニーヴン)とその愛人(ミレーヌ・ドモンジョ)の関係を思春期特有の嫉妬を絡めて描く。主人公のセシール・カットが女性の間で評判になった。
【ハイ淀川です】
これはアメリカとイギリスの合作ですけれど、原作はフランスの流行作家フランソワーズ・サガンの18歳の時の小説ですね。
この主人公の女の子セシールは、お父さんをとっても愛していました。お母さんを亡くしたあとは父と二人きりで生活を楽しんでいました。彼女はお父さんの浮気にも平気だったのに、そのお父さんが本気で一人の女を恋したときに、その女を自殺させてしまう。思春期の女のなんとも知れん嫉妬。そのあたりが怖いんです、この映画。現在の場面をモノクロで、回想シーンはテクノカラーにした。このスタイル手法が当時は評判になりました。セバーグはこのあとに『勝手にしやがれ』に出演、有名スターになりました。