じじぃの「不思議な行動・カエル、コオロギのラブコール!進化生物学」

Bat accepting frog 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=0qCuWQwADes
Leucochloridium−ロイコクロリディウム− 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=HtIHnM4xi84
カエルとカタツムリ

スパモク !! 「教科書にのせたい!」 2010年6月24日 TBS
【司会】ウッチャンナンチャン松本志のぶ 【専門家】松井孝典吉村作治、その他
識者1000人が選定!新しいオリジナル"教科書"を目指す知的エンターティメント番組!
☆エイリアンのように恐ろしい寄生虫「ロイコクロリディウム」!
⇒他の生き物に寄生する「寄生虫」。しかし中には、「寄生した生物の脳を操る」ことが出来る恐ろしい寄生虫もいるのだ!
http://www.tbs.co.jp/supamoku/supamoku20100624.html
『入門! 進化生物学 - ダーウィンからDNAが拓く新世界へ』 小原嘉明/著 中公新書 2016年発行
自然淘汰で説明できない形質 (一部抜粋しています)
ダーウィンは動物の生存にかかわる形質が、合目的的である理由を自然淘汰によって説明した。しかし動物にはどうもそれでは説明できない形質が多々見受けられる。ライオンの雄の見事なたてがみ、フクチョウの雄に見られるきらびやかで目立つ大きな飾り羽、アカシカの雄の立派な枝角、ウグイスなどの鳥類に見られるさえずりなどはその例であるが、果たしてこれらの形質はそれを持つ動物個体の生存にとって、何らかの役に立っているのだろうか。
      ・
このような自然淘汰で説明しきれない形質は、ほかにもたくさん観察されている。なかには自然淘汰上、明らかに個体に不利益をもたらす装飾的器官や組織、あるいは行動も観察されている。たとえばある種のカエルの雄は、交尾相手の雌を誘引するために喉を震わして鳴声(ラブコール)を発するが、このラブコールは雌を誘引するだけでなく、捕食者であるコウモリをも誘引する。このコウモリはカエルの雄が雌に向けて発したラブコールを聞きつけ、それを手がかりにしてこの雄を見つけ出し捕食する。雄はまさに命を危険にさらしながらラブコールを発しているのであって、ラブコールは雄の生存にとっては百害あって一利なしである。
同様のことは、ある種のコオロギでも知られるている。このコオロギの雄の雌に対するラブコールは、寄生バエの雌をも誘引する。こうしてコオロギの雄を発見した寄生バエの雌は、コオロギの雄にウジを産みつける。ウジはその後コオロギの体内に食い入り、コオロギを食い殺す。

                            • -

どうでもいい、じじぃの日記。
1月20日に、第45代アメリカ合衆国大統領に就任したドナルド・トランプさん。
トランプさんの発言には「利己的」なのが多いようです。
そういえば、リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』という本がありました。
でも、チスイコウモリ(吸血コウモリ)は、血縁関係のない仲間にまで血を吐き戻して分け与えるそうです。(互恵的利他行動)
真核生物のミトコンドリアは、宿主細胞と共生関係にあるんだそうです。(細胞内共生説)
トランプ流に言えば、生物も需要と供給の関係にあるのでしょうか。