細胞の不思議 - その2- 細胞の性格、色々な細胞
●細胞の寿命
一番、寿命の短い細胞は胃や腸の表面を覆っている消化管上皮細胞で、24時間で死にます。消化管上皮細胞はそれぐらい新陳代謝が激しいのです。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/j-hata/husigi/saibou2.html
うんこのなかみ 2011年06月17日 科学コミュニケーターブログ
さて、うんこは何からできているのでしょうか?
「決まってるじゃん。食べた物ののこりかすがうんこでしょ」
と思ったあなた。本当にそうでしょうか?
●第4位! 食べ物ののこりかす! およそ5%!
●第3位! 腸内細菌の死骸! 10〜15%
●第2位! 腸壁細胞の死骸! 15〜20%
そして腸内の細胞はとても短命。24時間で新しい細胞へといれかわり、死んだ細胞はうんことなって体の外に出て行きます。
●第1位! 水分! 60%
http://blog.miraikan.jst.go.jp/other/20110617post-13.html
『大雑学〈1〉 数字で知る人体』 日本推学研究会 毎日新聞社 2004年発行
小腸の細胞はわずか1日の寿命 より
生きものはいつかは死ぬ。人体を構成している細胞も生命体である限り、寿命がある。その長さは細胞によって異なる。たとえば胃の粘液細胞は2〜3日、神経細胞は4〜6週間、血液のなかの赤血球は約4ヵ月、幹細胞は約5ヵ月、血管の内皮細胞は約6ヵ月である。寿命が尽きて死んだとしても、ほとんどの細胞は細胞分裂によって新しい細胞を補っている。
細胞のなかで、もっとも寿命が短いのは何だろうか。それは小腸の絨毛(じゅうもう)を構成している細胞である。小腸の内壁の表面は絨毛と呼ばれる無数の突起で覆われており、体内に取り入れた食物の栄養分は絨毛から吸収されている。
その絨毛を形づくっている細胞(栄養吸収細胞、または吸収上皮細胞ともいう)は、エスカレーター式に順々に突起の頂上まで押し上げられていき、頂上に達すると、はがれ落ちて死んでいく。
小腸の栄養吸収細胞が生まれ、そして絨毛の先端から脱落するまでの時間はわずか24時間。すなわち、この細胞の寿命はたったの1日である。
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どうでもいい、じじぃの日記。
ウンコの成分が何からできているか、知ってましたあ。
食べ物の残りかすが5%、腸内細菌の死骸が10〜15%、腸壁細胞の死骸が15〜20%、水分が60%なんですって。
5 / 40 = 0.125 食べ物の残りかすは、水分を除けば10〜20%なんですね。(若い人のウンコはでかい)
毎日、毎日、食べ物を消化してくれる小腸。その腸壁細胞の寿命がたったの1日。小腸の腸壁細胞が毎日活躍して、ウンコとして出ているんですね。
ちなみに、脳の神経細胞(ニューロン)は本人が生まれてから死ぬまで細胞分裂しないとされてきたが、最近の研究で細胞分裂して再生を果たすことが分かってきました。