Sucking robot arm wins Amazon Picking Challenge 4 July 2016 BBC News
http://www.bbc.com/news/technology-36702758
TEAM DELFT WINS THE AMAZON PICKING CHALLENGE 2016
http://www.robovalley.com/news/team-delft-wins-amazon-picking-challenge2/
Amazon Picking Challenge
IoT 「Amazon Picking Challenge」 2016年7月18日
アマゾンでは倉庫にロボットは配備していますが、乱雑におかれた各商品を選び取る(ピッキング作業)といういことはまだ課題が多く自動化されていません。そんなことから2015年から「アマゾン・ピッキング・チャレンジ(Amazon Picking Challenge)」というコンテストを行っています。
1回目はシアトルで約30チームが参加して行われ、ベルリン工科大が優勝しました。2回目となる今年は、世界各国から16チームが参加し、ドイツのライプチヒで6月29日から7月3日まで行われました。
今年はオランダのデルフト(デルフト大学とデルフトロボテックスの混成チーム)がStow及びPickとも1位で総合優勝し、賞金5万ドルを獲得しました。デルフトのロボットは安川電機のロボットをベースにしたものです。
日本からは4チームが参加し、PickでPFN(プリファード・ネットワークス社)がオランダのデルフトと同スコアで2位と健闘しました。PFNはStowでも4位と健闘しています。
PFNは機械学習とディープラーニングを得意とするベンチャー企業で、トヨタ自動車やファナックなどとカメラの画像から物体や人を認識する技術やバラ積みされた物体をピッキングするシステムの技術などを研究開発しているそうです。
Stow Results (収納)
1位.Delft(オランダ:デルフト大、デルフトロボテックス)
2位.NimbRo Picking(独:ボン大)
3位.MIT(米:MIT)
4位.PFN(日本・プリファード・ネットワークス社)
5位.IITK-TCS(インド:IITカブール校。タタ・コンサルタンシー)
Pick Results (取り出し)
1位.Delft(オランダ:デルフト大、デルフトロボテックス)
2位.PFN(日本・プリファード・ネットワークス社)
3位.NimbRo Picking(独:ボン大)
4位.MIT(米:MIT)
5位.Team K (日本:東京大学情報システム工学研究室)
http://iot-jp.com/iotsummary/iottech/robot/amazon-picking-challenge/.html
プロフェッショナル 「仕事の流儀」 2016年10月31日 NHK
【出演】劇団ひとり、市原悦子、梨衣名(ロボット研究者)
世界で激しい開発競争が進む中、ユニークな発想で「暮らしを支える」ロボットづくりに励むプロフェッショナルたちを描くスペシャル版!
●悔しさで進化する
サラリーマン技術者、堂前幸康(35)。開発したのは、これまで人間にしかできないとされてきた作業を肩代わりし、工場で働く人々の負担を劇的に減らす産業用ロボット。「今の世の中の人は仕事をしすぎだと思う。家庭でごはんを食べるとか、そういう幸せな時間を延ばすために、代わりに労働をやってくれるようなロボットを目指していきたい」と語る。
堂前の「高速バラ積みロボット」は、科学技術のアカデミー賞とされる国際的な賞を受賞。最大の特徴は、従来できなかった「バラバラにものが積まれた状態」から、ひとつだけをつまみ上げるという機能だ。ロボットに、つまむ部品の形ではなく、部品の山の中からつかめるところだけを識別させるという革新的な画像認識技術を開発したことが、実用化につながった。
http://www.nhk.or.jp/professional/2016/1031/index.html
どうでもいい、じじぃの日記。
10/31、NHK プロフェッショナル 「仕事の流儀」を観た。
アマゾンが主催するロボット大会の映像が出ていた。
今年の6月に、ドイツのライプチヒで「アマゾン・ピッキング・チャレンジ(Amazon Picking Challenge)」が行われた。
アマゾン・倉庫の棚に商品を収納する作業と倉庫の棚から乱雑に置かれた商品を選び取る(ピッキング作業)で品物の数と時間の速さを競うというもの。
優勝したのは、オランダのデルフト(デルフト大学とデルフトロボテックスの混成チーム)で、日本はPFN(日本・プリファード・ネットワークス社)の混成チームがそれぞれ、4位、2位(1位と同じスコア)と健闘した。
PFNはトヨタ自動車やファナックなどからなるチームだそうだ。
ついでに、優勝したデルフトのロボットは安川電機製だそうです。
まだまだ、日本のロボットの実力は健在のようです。