じじぃの「人の死にざま_1728_ジェラルド・ファインバーグ(物理学者)」

 超光速粒子タキオン

タキオンという物質は何ですか。 2010/9/8 Yahoo!知恵袋
回答
タキオン(tachyon、ギリシャ語の「速い」の意より)は、超光速で動くと仮定されている粒子。1960年代、アメリカの物理学者ジェラルド・ファインバーグによって提唱された。SF作家が作品中で超光速通信の手段として用いたり、タキオングッズとして疑似科学の世界で引かれたりもする。
超光速で動くため、チェレンコフ放射によってその存在が確認できるのではないかと考えられ、様々な人が何度も検出を試みたが、依然成功していない。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1046677375
ジェラルド・ファインバーグ ウィキペディアWikipedia) より
ジェラルド・ファインバーグ(Gerald Feinberg、1933年5月27日 - 1992年4月21日)は、アメリカ合衆国の物理学者。コロンビア大学教授。
1967年、特殊相対性理論を拡張して、「あらかじめ光速を越えており、どんなに減速しても光速より遅く動けない粒子」が存在しうることを論証し、それをタキオン命名した。
1974年、『フィジカル・レビュー』誌に論文「超光速微粒子の可能性について」として発表した。

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ニュートン 2016年10月号
超光速は実現可能か 超光速粒子タキオン 最初から超光速の粒子なら存在してもかまわない! (一部抜粋しています)
相対性理論では、どんなに物質を加速しても、その速さは光速を超えないことが示されています。一方、最初から超光速で動くものであれば、相対性理論とは矛盾しないといいます。相対性理論が禁じているのは、あくまでも光速未満で進んでいたものが加速して、光速を超えることなのです。
1967年、アメリカの物理学者ジェラルド・ファインバーグ(1933 - 1992)は、最初から超光速で進む仮想的な粒子を「タキオン」と名づけました。ギリシャ語で「速い」という意味をもつ「タキス」という意味に由来しています。
普通の物体と同じく、タキオンの移動速度は速くなったり遅くなったりできます。ただし、つねに超光速です。いわゆる普通の物体は、どんなに加速しても光速以上で進むことはできませんが、逆にタキオンはどんなに減速しても、光速以下で進むことができません。
自転車に乗ってゆっくり進む人をうしろから押すと、自転車の速度が上がります。つまり、物体の移動速度を上げたければ、通常は何らかのエネルギーをあたえる必要があるということです。ところがタキオンは、これとは正反対の性質をもっています。なんと、タキオンはエネルギーをあたえると減速し、エネルギーを失うと加速していくのです。これは、うしろから押すと減速し、うしろからひっぱる(ブレーキをかける)と加速するような、実に奇妙な性質です。
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なお、タキオンの存在は、実証されていません。現時点ではあくまでも存在する可能性が理論的に予言されている段階の粒子だといえるでしょう。