デヴィッド・ボウイ、平和で残りは、グラムロックの王が2016年1月、がんで死亡した10 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=8OjHiUIYVOY
David Bowie - Let's Dance 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=OyVjdQXNs9s&list=RDOyVjdQXNs9s#t=17
映画 「戦場のメリークリスマス」
【追悼】デヴィッド・ボウイ（1947 - 2016）／秘められた名曲ベスト10（1980年代編） 2016年1月12日 Yahoo!ニュース
2016年1月10日、デヴィッド・ボウイが亡くなった。2日前、69歳の誕生日にニュー・アルバム『★（ブラックスター）』を発表したばかりだった。死因は肝臓がんといわれている。18ヶ月の闘病を経ての死だった。
常に変化を恐れず、革新的な音楽を生み続けたボウイ。現代ポピュラー音楽史において無二のアーティストを失ったことは、計り知れない損失である。
「スペイス・オディティ」「ジーン・ジニー」「フェイム」「ヒーローズ」「アッシェズ・トゥ・アッシェズ」「レッツ・ダンス」「ジャンプ・ゼイ・セイ」「ザ・ハーツ・フィルシー・レッスン」など、その名曲の数々は、これからも聴き継がれるだろう。
彼のラスト・アルバムとなった『★』もまた、妥協のかけらもないマスターピース（傑作）であり2016年、あらゆるロック・リスナーの音楽プレイヤーを独占することになるに違いない。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamazakitomoyuki/20160112-00053360/
『文藝春秋』 2016年4月号
蓋棺録 「デヴィッド・ボウイ」 （一部抜粋しています）
ミュージシャンのデヴィッド・ボウイ（本名・デヴィッド・ジョーンズ）は、ロック音楽の最先端で活躍し、次々と新しい試みを繰り返した。
1947年、ロンドンに生まれる。父親は福祉活動家。13歳のとき、母がプラスチック製のサックスを買ってくれたのを機に、モダン・ジャズのジョン・コルトレーンにのめり込む。その後、中学校を卒業すると間もなく歌手として独立した。
初めは本名を名乗っていたが、モンキーズのデイビー・ジョーンズと混同されるのが嫌で、66年ころボウイに変えた。伝説となった『スペース・オデッセイ』がヒットした69年には、すでにロック界で一目置かれる存在だった。
ところが、70年代にはいると、自分はゲイだと雑誌で告白。ライブでは未来人のコスチュームを着て、髪の毛をオレンジ色に染めるなど、当時としては意表を突いたスタイルで登場し、『グラム・ロック』の中心人物となる。
70年代中ごろ、ジョン・レノンとのコラボを試みたかと思うと、ジョージ・オーウェルの小説『1984年』の音楽化を企画し、オーウェルの遺族に断られたりした。70年後半、ナチスを思わせる衣装を身に着けて登場し、『ヒトラーは最初のロックスターのひとりだ』と発言して非難をあびた。
80年代にアルバム『レッツ・ダンス』で生涯最大のヒットを記録し、90年代になるとすでにスーパースターとなっていたのにかかわらず、ツァーコンサートを地道に続けてファンを喜ばせた。
こうした変貌につぐ変貌は、しばしば「カメレオン」に例えられたが、音楽史『ローリングストーン』は、演奏スタイルを次々に変えたコルトレーンと対比している。
癌で69歳没。
