じじぃの「カバが進化するとクジラになるのか・カバはバカか?雑学の本」

Evolution of the Whale 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=uOAdiKIDxIo
クジラとカバは親類? (東工大 HPより)

東工大 岡田研究室
●クジラ類と偶蹄類の系統解析
私たちはこのSINE法を使えば長らく論争の的になっていたクジラの起源を明らかにすることができるのではないか考え、研究を進めてきました。
そしてクジラとカバと反芻亜目(ウシやマメジカ)にのみ存在するSINEファミリー(CHRと名付けた)を 発見し、このSINEの挿入パターンの比較を行いました。 
その結果、クジラが偶蹄類の共通祖先から分岐してきたのではなく、偶蹄目の一部から分かれてきたということが明らかになりました。
http://www.fais.or.jp/okada/okada-past/about_us/group/phylogeny/cetartiodactyla.html
『もっと「話が面白い人」になれる雑学の本』 竹内均/編 知的生きかた文庫 2012年発行
クジラの先祖はなんとラクダだった? より
陸上に棲む最大の哺乳動物はゾウですが、海洋哺乳動物の最大は、なんといってもシロナガスクジラ
そのクジラの先祖が、ラクダだったとしたら驚きです。
文部省統計数理研究所(当時)の長谷川政美教授が発表したこの新説は、遺伝子の本体であるDNA(デオキシリボ核酸)のデータを統計学的に調べ直してわかったものです。
クジラはラクダの先祖から生まれたもので、遺伝学的にはウシやウマよりも、ラクダのほうに近いということですが、外観や生態からは想像しにくい話ですね。
どうやって調べたかというと、まず、進化の過程を探るのに適している、母親からしか伝わらないミトコンドリアのDNAを生物ごとに分類します。そして、クジラ、ヒト、マウス、ウシなどのDNAの基本単位である塩素の配列をもとに、最尤(さいゆう)法という統計学的手法を用いて、どのように分岐し進化したかを表わす系統樹をつくるのです。
その結果、ラクダ、ウシといった偶蹄類と、ウマなどの奇蹄類が約6500万年前に枝分かれした後、クジラの先祖が偶蹄類から分岐したことがわかりました。
さらに、クジラは偶蹄類の中でも、ラクダの先祖から分かれた可能性が高いというのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『もっと「話が面白い人」になれる雑学の本』という本を見ていたら、「クジラの先祖はなんとラクダだった?」があった。
最近では、「クジラの先祖はなんとカバだった」に変ったらしい。
考古学的には、カバからクジラに進化する中間の化石(ミッシングリンク)が見つからないと、カバがクジラの先祖だったとはいえないとか。
「偶蹄類の系統解析」からは、「クジラの先祖はカバ」になるらしい。
ところで、クジラはカバから進化したならば、カバはクジラよりバカなのだろうか?