じじぃの「ジャック・アタリの予言・ブラジルは2025年まで日本を追い越す?21世紀の歴史」

【経済・予言】ブラジルが不況の真相…ロスチャイルドの逆鱗に触れた?追い詰められたブラジル経済 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=elwU8Wno9ko
ブラジルレアルが2015年2月から急激に下落

クローズアップ現代 「混乱の世界経済“負の連鎖”は止まるのか」 (追加) 2016年2月2日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】西濱徹(第一生命経済研究所・主席エコノミスト
世界中で株安が進み、波乱の年明けとなった2016年。戦後初めて年明けから6日連続の下落で始まった東京株式市場は、いまも乱高下が続いている。背景にあるのがアメリカの利上げ、中国経済の減速、そして原油安だ。
IMFは最新の世界経済の成長率予測を下方修正し、新興国が成長の足かせになっていると懸念を示した。特にブラジルでは資源安にさらされ、オリンピックイヤーにもかかわらずマイナス成長に。ロシアでは原油安が国家財政を揺るがす事態を招き、中国を相手に貿易を伸ばしてきた韓国も輸出が激減している。
一方利上げに踏み切ったアメリカは、ドル高や原油安などの影響で、製造業やエネルギー関連企業で業績が落ち込むと予想されている。
経済が減速する中国は1月、AIIB=アジアインフラ投資銀行を開業、アジアのインフラ建設の資金を提供し、海外に打って出ようとしている。混迷を深める2016年の世界経済はどこへ向かうのか。
●中国減速が直撃・マイナス成長のブラジル
IMF中国経済の減速などで2016年の成長率の見通しを新興国を中心に下方修正。世界全体でも0.2ポイント下げた。
中でも最も悪化するとされたのが、ブラジル。
いまブラジルでは経済が低迷し、市民生活を直撃。各地で暴動やデモが相次いでいる。
背景にあるのが資源価格の下落。鉄鉱石の産出量が世界有数のブラジルは中国に輸出を拡大してきた。
だが、中国の需要が激減。鉄鉱石価格が4分の1に下落した。
例年、2月はカーニバルでにぎわうが、今年は財政難を理由にカーニバルが50ヵ所以上で中止となった。
半年後に迫ったオリンピックの運営経費も10%削減され、準備も遅れている。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3763.html
中国商品ブーム崩壊のあおりを食ったブラジル 2015年9月1日 WSJ
経済の躍進に伴い、ブラジルはワールドカップ(W杯)を開催しただけでなく、国連での発言権の拡大を要求したり、米国主導のFTAA(米州自由貿易地域)に強く反対しこれを阻止するなど世界の舞台で脚光を浴びた。
そのブラジルが今では何か他のシンボルのように見える。つまり、商品ブームの終息によって資源大国の経済は途方もない難局に陥り得るというシンボルだ。
ブラジルの株価はここ1年間に22%下落している。ブラジルレアルは対ドルで3分の1ほど値を下げた。そして、ブラジル地理統計院(IBGE)が8月28日に発表した第2四半期(4-6月期)の国内総生産GDP)は前期比で1.9%縮小した。エコノミストは景気低迷の長期化を懸念している。
http://jp.wsj.com/articles/SB10327460236075474355904581206003695125520
『21世紀の歴史――未来の人類から見た世界』 ジャック・アタリ/著、林昌宏 /訳 作品社 2008年発行
次に世界を制するのはどこか? (一部抜粋しています)
経済的・政治的勢力をもつ11ヵ国が台頭している。これらの国を列挙する。日本、中国、インド、ロシア、インドネシア、韓国、オーストラリア、カナダ、南アフリカ、ブラジル、メキシコである。本書では、これらの国々を(11ヵ国)と命名し、後ほど触れていく。20年から25年後には、これらの国々は市場民主主義国となるか、その途上にあるだろう。さらには、これらの国を追う、力強い経済成長をともなった(20ヵ国)が存在する。こうした「20ヵ国」のうち、将来的にも社会機構の欠如に苛まされるあろう国々は、アルゼンチン、イラン、ベトナム・・・である。
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ラテンアメリカでは、2025年ごろまでに2つの勢力が台頭する。人口1億3000万人のメキシコは、GDPでフランスを上回る。しかしながら、メキシコは都市部における無秩序な発展に悩まされ、公害が深刻となり、また社会階層・民族間における社会的不平等が、耐えがたいまでに拡大する。反米政策を主張する暴動がメキシコの経済成長にブレーキをかけ、アメリカとの同盟関係に再考をうながす可能性がある。
2025年に人口が2億1000万人に達するであろうブラジルは、日本を押さえ、アメリカ、中国、インドに次いで世界第4位の経済力を得るだろう。ブラジルは、特に巨大農業・農産物加工国となる。こうした動向を継続する場合、近未来において、漠然とした見通ししか思い浮かばないが、ブラジルのGDPは2025年までにイタリアを抜き、次にフランス、イギリス、ドイツを上回る。
ただし、ブラジルもまた、現在ではほぼ解決不能であると思われる諸問題に取り組まなければならない。例えば、都市部のインフラ設備の充実、安定的で効率的な国家への移行、汚職撲滅、教育制度の改善、時代遅れとなった公共セクターの改革、輸出産業の振興などである。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ジャック・アタリ著 『21世紀の歴史』という本を読んでいたら、「次に世界を制するのはどこか?」というのがあった。
2025年には、ブラジルのGDPが日本を上回ると予測している。
ところが、ブラジル、ロシア、インドネシアなどの新興国が軒並み経済不振に陥っている。
特に、ブラジルは中国がこければこけるという感じだ。
ブラジルは世界有数の資源大国だ。人口も増えている。将来的にはブラジル経済は成長が見込まれる。
2016年(来年)には夏季オリンピックが開催される。
そのうち、ブラジルレアル買いとなるのだろうか。