じじぃの「海に漂う見えないマイクロプラスチックというゴミ・海を汚す一番の国はどこだ!クローズアップ現代」

Sea Turtle with Straw up its Nostril - "NO" TO PLASTIC STRAWS 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=4wH878t78bw
海汚す中国 プラ廃棄、世界断トツの28% 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=SMWhlwK4Zsw
  海を汚す国

Oceans of Plastic International Wildlife Bond
Table 1 - Waste estimates for 2010 for the top 20 countries ranked by mass of mismanaged plastic waste (in units of millions of metric tons per year)
1. China
2. Indonesia
3. Philippines
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20.United States
https://internationalwildlifebond1.wordpress.com/2015/09/02/oceans-of-plastic/
平成教育委員会 (追加) 2018年10月21日 フジテレビ
【先生】北野武 【助手】高島彩 【生徒】鳥越俊太郎安藤美姫濱口優劇団ひとり、その他
●プラスチック・ゴミ
潮の影響から日本近海の深海には空き缶が多く埋まっている。また、2015年にはコスタリカでプラスチックのストローが鼻に詰まったウミガメが救助された。
プラスチックは海中で分解されないため粒となって海を漂い、魚やクジラの内臓に蓄積される。
【問題】
ことし8月に、ある製品が大量に海に捨てられているとアメリカで発表された。それは何か?
【正解】
アメリカだけで年間最大33億枚が捨てられているというプラスチック製品。
正解はコンタクトレンズ安藤美姫ら数名が正解。
15〜20%の着用者が使用済みレンズを流しやトイレに捨てているのだという。
2050年までに海に廃棄されるプラスチックの総重量が海で生きている生物の総重量を越えるとも言われている。
https://www.fujitv.co.jp/heisei/
海に流出するプラスチックごみ、年間800万トン 中国が最多 2015年02月13日 AFPBB News
不適切な廃棄物処理や不法投棄によって世界各地から海洋に流出したプラスチックごみの量は、2010年の1年間だけで800万トンに上ったとする米大学チームの研究論文が12日、科学誌サイエンス(Science)に掲載された。こうしたプラスチックごみが海洋生物に深刻な危機をもたらしていると警告している。
論文によれば、プラスチックごみの海洋流出が最も多かった国は中国で、インドネシア、フィリピン、ベトナムスリランカが続いている。
ジョージア大学(University of Georgia)のジェナ・ジャムベック(Jenna Jambeck)氏は、何も対策をとらなければ人口が増えるにしたがって状況は悪化し、流出ごみの量は「2025年までに倍増する」との懸念を示している。
http://www.afpbb.com/articles/-/3039523
クローズアップ現代 「海に漂う“見えないゴミ” 〜マイクロプラスチックの脅威〜」 2015年10月29日 NHK
【司会】国谷裕子 【ゲスト】高田秀重(東京農工大学 教授)
一見、ゴミも浮いていない海。しかし、その中にある微細な物質が大量に漂っている。大きさ5㎜以下のプラスチック=“マイクロプラスチック”だ。
世界中から海に流れ出るプラスチックの量は、推計最大1300万トン。それが砕け目に見えないほど小さくなり、海に漂っているのだ。“マイクロプラスチック”は、海水中の油に溶けやすい有害物質を吸着させる特徴を持っていて、100万倍に濃縮させるという研究結果も出ていて、生態系への影響が懸念され始めている。今年のG7でも、マイクロプラスチックの問題が、世界的課題だと指摘され、日本の環境省も大規模調査を開始している。世界の海で何がおきているのか。
マイクロプラスチックの海への流出量 (2010年)
1.中国      353万t
2.インドネシア 129
3.フィリピン    75
4.ベトナム    73
5.スリランカ   64
20.アメリカ    11
30.日本       3.6
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3725.html
『人類が消えた世界』 アラン・ワイズマン/著 鬼澤忍/翻訳  早川書房 2008年発行
プラスチックは永遠なり より
ナードルと呼ばれる小さな粒は、年間5500兆個、約1億1350万トン生産されていた。ムーアはこの粒をどこででも見つけたが、それだけではなかった。クラゲやサルパ−−海中にきわめて多く生息し広く分布する濾過摂食生物−−の透明な体に取り込まれたこのプラスチック樹脂の粒をはっきり目にしたのである。海鳥と同じように、明るい色の粒を魚卵と取り違え、肌色の粒をオキアミと取り違えたのだ。いまやいったい何兆個のプラスチック片が、ボディースクラブ剤に配合され、大型生物の餌となる小型生物が飲みやすい大きさとなって海に流されているのか、見当もつかない。
海と、生態系と、未来にとって、それはどんな意味を持つのだろうか? あらゆるプラスチックは誕生してから50年あまりしか経っていない。科学的な成分や添加物、たとえば金属々などの着色剤は、植物連鎖の上位に移るにつれて濃縮し、進化の過程を変えてしまうのだろうか? 化石に記録されるほど長く残るだろうか? 何百万年も先に地質学者は、改定の堆積物中に形成された礫岩にバービー人形の残骸が埋まっているのを見つけるだろうか? その残骸は、恐竜の骨のように復元できるほど原型を留めているだろうか? それとも、分解して炭化水素を放出するのだろうか? その炭化水素は、海中の広大なプラスチックの墓場から何十億年にもわたって漏れ出しつづけるのだろうか? そして、バービーとケンの形のくぼみが化石化して石のように固くなり、さらに何十億年も残るのだろうか?
ムーアとトンプソンは素材の専門家の意見を求めはじめた。東京農工大学の地球化学者で、「性転換」を引き起こす内分泌撹乱科学物質(EDC)の専門家である高田秀重は、東南アジア全域のゴミ捨て場から垂れ流される有毒物を実地検証するという不快きわまりない仕事を担ってきた。現在は日本海東京湾から引き揚げられたプラスチックの調査をしている。彼の報告によれば、海中で、ナードルなどのプラスチック片は、しぶとい毒性を持つDDTやPCBにとって磁石とスポンジの働きをするという。
プラスチックに柔軟性を与える目的で毒性の強いポリ塩化ビフェニル(PCB)を使用するのは、1970年代から禁止されている。PCBにはさまざまな危険性があるが、なかでも、両性具有の魚やホッキョクグマに見られるホルモン異常を引き起こすことがよく知られている。あたかも徐々に成分を出すカプセルのように、1970年以前のプラスチック漂流物から、何世紀にもわたって少しずつPCBが海に溶け出すはずだ。だが、もう一つ高田が発見したのは、多種多様な投棄物から流れだして浮遊する毒素が、浮遊するプラスチックにすぐに付着することだ。毒素を出す投棄物は、たとえば、コピー用紙、自動車のグリース、冷却液、古い蛍光灯、ゼネラル・エレクトリック社とモンサント社の工場が大小の川に直接流していた悪名高い排出物などだ。
ある研究者によれば、ツノメドリの脂肪組織内のPCBと、飲み込んだプラスチックとのあいだに直接の相関関係が認められた。驚かされるのはその量だ。高田と同僚によれば、ツノメドリが飲み込んだプラスチック粒に含まれる毒素は、通常海水に存在するときの100万倍の濃度に濃縮されていたという。
ムーアによれば、2005年の時点で、太平洋で渦を巻くゴミ捨て場は2600万平方キロというアフリカ大陸並の面積に達している。ゴミ捨て場はここだけではない。地球上にはこのほかに6か所、大きな熱帯海洋還流があり、そのすべてで、醜悪な廃棄物が渦巻いているという。まるで、第二次大戦後に一粒の小さな種から生まれたプラスチックがビッグ・バンのように大爆発し、現在も世界中に拡大しつづけているかのようだ。たとえ、あらゆるプラスチックの生産が突然停止したとしても、驚異的な量の、驚異的耐久性を持つ物質がすでに存在する。ムーアによれば、プラスチックの廃棄物はいまや世界の海面で最も普通に見られる物体になっている。プラスチックはいつまで持つのだろう? 世界がこれ以上プラスチックに覆われるのを防ぐために文明社会が転換できるような、もっと環境に優しく分解しやすい物質はなかったのだろうか?
その秋、ムーア、トンプソン、高田は、ロサンゼルスで開催された海洋プラスチックサミットで、アンソニーアンドラディ博士と同席した。博士はノースカロライナ州のリサーチトライアングル研究所の上級研究員で、東南アジアの一大ゴム産出国、スリランカの出身だ。
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彼の説明によれば、炭化水素が生分解すると、ポリマー分子はばらばらになって、元の構成要素すなわち二酸化炭素と水に戻る。炭化水素が光分解するときは、太陽紫外線が長い鎖状のポリマー分子を断ち切って短く分割し、プラスチックの張力を弱くする。プラスチックの強度はからみ合うポリマー鎖の長さによって決まるから、紫外線がその鎖を断ち切れば、プラスチックは分解しはじめる。
ポリエチレンやそのほかのプラスチックが日光にさらされて黄ばみ、劣化して崩れ出すのは誰でも見たことがあるだろう。プラスチックにはしばしば、紫外線に対する強度を増すために添加剤が加えられる。別の添加物を使えば、紫外線に弱いプラスチックができる。後者を6本パック用ホルダーに使用すれば、海の生物を多数救えるはずだとアンドラディは提案する。

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どうでもいい、じじぃの日記。
プラスチックは永遠なり。
日本でレジ袋利用は、1人当たり年間300枚使用する。
プラスチックは長持ちする。
それでも、1万年経てばほとんど分解されるそうだ。