Rabbi Joseph /NETUREI KARTA International, JEWS UNITED AGAINST ZIONISM 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=wEkcwLqCh7k
嘆きの壁とユダヤ人
超正統派 (ユダヤ教) ウィキペディア(Wikipedia)より
超正統派、ハレーディー(ム)(Haredi または Charedi Judaism, ultra-Orthodox Judaism)とは、ユダヤ教の宗派の一部。ユダヤ教正統派の中でも、特に東部ヨーロッパに由来する伝統的な形態とその人々に対する通俗的な呼称。
ヘブライ語では、単数形は「ハレーディー」であり、複数形は「ハレーディーム」である。ユダヤ教の最右派でイスラエル人口の10%近くが信仰しているとみられている。
【特徴】
特にナトレイ・カルタの一派はイスラエルの建国を認めていない。これは、イスラエルの再建はメシアの到来によってなされるべきであり、人為的に行うものではないという信念から来ている。しかし、ナハル・ハレーディー(Nahal Haredi)という超正統派部隊も存在する。
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『ユダヤ教の本―旧約聖書が告げるメシア登場の日』 学習研究社 1995年発行
ユダヤ教超正統派の主張 (一部抜粋しています)
ユダヤ教は大きく分けると、正統派(オーソドックス)、改革派(リツオーム)、保守派(コンサバティブ)の主要3派がある。これらの3派は、19世紀に、それぞれの現在のような形を整えるようになった。
それらの特徴を簡単にいえば、正統派は「トーラー」を厳格に遵守し、ユダヤ教の伝統を忠実に継承する。イスラエルでは最多の信者をもつ。
改革派は「トーラー」に関してかなり自由に解釈し、時代の流れに会わない土曜の安息日や食事の戒律を拒否する。そのため、正統派からはその権威を認められていない。
保守派は正統派と改革派の中間に位置する。
これら3代宗派とは別に、超正統派がある。超正統派は、規模的には小さいが、原理主義的傾向がきわめて強く、ユダヤ教における最右翼といって差し支えない。
その理由は、第2次世界大戦後に独立したイスラエル王国を絶対に認めないことにある。
エジプトやPLOでさえも、イスラエルを国家として正式に認めているにもかかわらず、この超正統派は、リビアやイラクなどのアラブ強硬派やイランのような過激なイスラム教国同様、イスラエルを承認せず、宗教的な意味においてはイスラエルを敵視しているのだ。
超正統派は、「聖都の守護者」を意味するナトレイ・カルタと呼ばれ、現在のイスラエルはユダヤ教の本義を完全に逸脱した世俗的な寄せ集め集団にすぎないとして徹底的に批判する。彼のいうユダヤ教の本義とは救世主(メシア)を待望しながら、神聖国家の再建を目指すということにつきるのだ。
しかし、現在のイスラエルは、建国において救世主信仰を無視し、しかも、政教分離という近代国家の原則を採用した世俗国家である。
ナトレイ・カルタからすれば、そのようなイスラエルが国家と名のること自体、神に対する許し難い冒涜にほかならないのだ。だからこそ、彼らは、イスラエルが独立する際にも、断固反対した。
彼らの前身は、正統派連合のアグダット・イスラエルであったが、1935年に脱退した。理由は、正統派連合の主流が国家再建を急務とするあまり、世俗的なシオニストと手を結び、宗教的に変質し堕落したからというものであった。つまり、彼らは正統派連合内部の急進派だったのである。
ナトレイ・カルタの主張によれば、救世主が出現して、初めて真の栄光に満ちたイスラエル国家が誕生するという。したがって彼らは、救世主の出現を待望してやまず、そのために祈りと戒律を厳守した、きわめて求道(ぐどう)的な生活を日々送っているのだ。
超正統派の人々は、エルサレムの一角にあるメア・シュリームに居住している。イスラエルの国家承認すら拒絶していながらエルサレムに住むとは、何か矛盾しているような感じもするが、彼らにいわせれば決してそうではない。神との契約に反するのはイスラエル国家で、聖地そのものではないからだ。
超正統派の信者は、その容貌からして特徴的である。一般的に黒い帽子と黒い外套を着用し、頬の揉み上げ(ペォット)を長くのばしている。聖書を一字一句そのまま信じる彼らは、「レビ記」19章27の「あなた方の鬢の毛を切ってはならない。髭の両端を剃ってはならない」という言葉に、厳格に従っているのである。