じじぃの「ビール・ワインがたどった4000年史!常識の世界地図」

国別一人当たりの酒摂取量

マタイによる福音書 20・1〜16 「葡萄園」

大洪水時代Ⅱ〜ギルガメシュ叙事詩
このギルガメシュ叙事詩の舞台となったのがシュメールだ。紀元前3500年頃、メソポタミアで興った地球最古の都市文明である。ここで、「都市」とことわりがつくのは、「村」ならもっと古いものがあるから。アナトリア高原で見つかった「チャタル ヒュユク」だ。時代はなんと、紀元前8000年。灌漑農耕が行われ、小麦や大麦が栽培されていたという。この頃、古代エジプトでも農耕が始まったが、ナイル川の氾濫にまかせた天水農耕。人工的な灌漑農耕なら、たぶん、チャタルヒュユクが一番古い。
「地球最古の洪水伝説=ノアの方舟
が通説だった。ところが、それをひっくり返したのが「ギルガメシュ叙事詩」。しかも、その発見にいたる歴史は、小説や映画ようにドラマチックだ。
http://www.benedict.co.jp/Smalltalk/talk-143.htm
聖書の中の友情論 曽野綾子/著 読売新聞社 1990年発行
規則を越えて より
私の好きな葡萄園の労働者の話は、当時の労働者の生活を余すところなく伝えているので、いつ読んでも新鮮です。
「ある家の主人が葡萄園で働く者を雇うために、朝早く出かけた、彼は1日1デナリの約束で、労働者を葡萄園に送った。9時ごろまた市場に行ってみると、なにもせずに立っている人たちがいたので、『あなたたちも葡萄園に行きなさい。ふさわしい賃金を払おう』と言った。そこでその人たちは葡萄園に行った。主人はまた12時ごろと3時ごろに出て行って同じようにした。また5時ごろ出て行ってみると、ほかの人たちが立っていたので、『なぜ何もしないで、1日中ここに立っているのか』と言うと、彼らは、『誰も雇ってくれないからです』と答えた。そこで、主人は彼らに、『あなたたちも葡萄園に行きなさい』と言った。夕方になって、葡萄園の主人は管理人に『労働者たちを呼んで、最後の組から始めて、最初の組まで賃金を払いなさい』と言った。そこで、午後5時ごろの組の人たちが来て、それぞれ1デナリずつもらった。終わりに最初の組の人たちが来て、それより多くもらえるだろうと思っていたが、彼らも1デナリずつもらった。

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キリンビール大学」レポート 2013年 世界主要国のビール消費量
2013年 国別一人当たりビール消費量
1 チェコ
2 ナミビア
3 オーストリア
4 ドイツ
5 ベリーズ
6 エストニア
7 ポーランド
8 リトアニア
9 ルーマニア
10 フィンランド
52 日本
http://www.kirin.co.jp/company/news/2014/1224_01.html
ワイン消費量、世界一の国は?「1位 バチカン市国 マイナビウーマン
国民一人あたりワイン消費量ワールドランキング (2007-2010 TDA
1 バチカン市国
2 ノーフォーク島
3 ルクセンブルク
4 フランス
5 イタリア
6 ポルトガル
7 スイス
8 タークス・カイコス諸島
9 スロベニア
10 デンマーク
http://woman.mynavi.jp/article/131211-59/
『常識の世界地図』 21世紀研究会/編 文藝春秋 2001年発行
ビールがたどった4000年史 (一部抜粋しています)
ビールといえばキン!と冷やして、というのが日本人の夏の楽しみの1つだが、世の中には、生ぬるいビールの方が好きだという人たちも大勢いる。
たとえば、イギリスのパブで飲む伝統的なエール(上面醗酵のビールの総称)や、中央ヨーロッパのアルコール度の高い濃厚なビールは、もともと常温で飲むものだし、ロシアや中国でも、冷えたビールを手に入れるのは一苦労だ。また、山東省のように、わざわざビールをあたためて飲むところもある。南米のアンデス地域でも、冷たいビールはお腹に悪いといって、室温の状態で出される。
口の悪い日本人に言わせると、「生ぬるいビールなんかウマの小便みたいで飲めるか」ということになるが、何千年にもおよぶビールと冷蔵技術の歴史を考えれば、どちらが伝統的な飲み方かはおのずから明らかだろう。
古代メソポタミアやエジプトを発祥の地とするビールは、ヨーロッパではブドウの栽培に適さない土地、つまりワインの生産に向かない地方を中心に広まっていったという。
3700年あまり昔にまとめられたハムラビ法典に、「国を脅かす客の陰謀話を聞き逃すビールの飲み屋の女主人は、死罪。ビールの水割り、混ぜ物をして売った者は、自分のビール樽で溺死の罪」とあるほど、ビールは昔から一般的な飲み物になっていたのだ。
とくにドイツでは、中世以来、本格的なビール醸造の技術が発展したことがよく知られている。ただ、ドイツ人があまりにビールを飲み過ぎるので、1636年には、「教会の1日の最後の鐘とともにビール居酒屋はそのドアを閉じるべし」という法律が制定されたこともあった。最後の鐘は夜9時だった。
またドイツには、「ビール純粋法」という法律があり、ビールには大麦麦芽とホップ、酵母と水しか使ってはいけないとされている。米やスターチを入れたものは、ビールと表示してはいけないのだ」
アルコール度の低いビールは、ドイツでは朝の食事代わりにしたり、薬代わりにもなった。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ワイン、ビールの発祥の地はどこだろうかと、調べてみた。
大体が、文明の発祥地古代エジプトと思えばまちがいないのかもしれない。
紀元前8000年からメソポタミアで小麦や大麦が栽培されていたというから、ビールはメソポタミアが発祥地なのかもしれない。
ビールといえば、ドイツ。だが、国別一人当たりビール消費量で調べると1位がチェコだ。
ワインで国別一人当たりビール消費量で調べると、1位がバチカン市国だ。
そういえば、聖書の「マタイによる福音書」に葡萄園で働く人びとの話が出てくる。
話は戻って、チェコはハゲでもNO.1の国だそうだ。(ゴメンあそばせ)