じじぃの「未解決ファイル_248_ディープラーニング(人工知能技術)」

NHKスペシャル「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」みどころ紹介 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=klCAr6S0UAk
自ら学習するコンピュータの素晴らしくも物恐ろしい可能性 動画 ted.com
https://www.ted.com/talks/jeremy_howard_the_wonderful_and_terrifying_implications_of_computers_that_can_learn?language=ja
IBMスーパー・コンピュータ、ワトソン

NHKスペシャル 「天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る」 (追加) 2016年5月15日
【語り】林原めぐみ
2016年3月、グーグルの開発した囲碁人工知能が、世界最強と言われる韓国人の棋士に圧勝し、世界に衝撃が走った。囲碁は、人類が発明した最も複雑なゲームと言われ、人工知能が人間を凌駕するのはまだ10年はかかると言われる中での出来事だった。
囲碁人工知能を開発したイギリスの天才研究者、専門医にも判断できないがんを、画像から精緻に見分ける人工知能を発明したアメリカのベンチャー企業人工知能に感情を持たせる研究を続ける日本企業など、人工知能開発の最前線を取材。人工知能が人間に何をもたらすのかを探っていく。
http://www.nhk.or.jp/special/ai/
クローズアップ現代 「人間は不要に? “人工知能社会”の行方」 2015年3月3日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】松尾豊(東京大学大学院准教授)
今、コンピューターが人間のように判断する人工知能の技術が、目覚ましい進歩を遂げています。
世界的な権威であるスチュアート・ラッセル教授は、最近開発された新技術「ディープラーニング」が進化のカギを握っているといいます。
ディープラーニングとは、人工知能が独自に判断基準を見つけ出す技術です。
例えば自動採点システムでは、あらかじめ人間が採点の条件を与えなくても、大量の論文を読み込むことで、みずから判断基準を見つけることができるようになるといいます。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3625_all.html
『東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」』 松尾豊、塩野誠/著 中経出版 2014年発行 より
「予測」の仕組みが見えてきた
SHIONO ここまで人工知能のお話を聞いてきて、今後の社会に対するインパクトはかなり大きいと感じました。とくに予測という分野において、世の中の人々は株価や景気をはじめ、さまざまな予測を行なっているわけですが、そうは言っても未来のことは神様にしか分かりません。人間がいろいろなデータを見たとしても、そこから先は気づきに頼っているところが大きいと思うのです。その一方、機械がディープラーニングをしていく中で、新しい気づきが出てくる可能性はあるのでしょうか?
MATSUO ディープラーニングは、新しい変数を作るという側面があって、ここはやや質が違う話ですのでひとまず置くとします。ビッグデータがあることを前提とすれば、やはり多くのデータの中から人間が発見できないようなパターンを見つけてきて、それによって予測精度が上がることは、いろいろな形で起こってくると思います。
人工知能は日本が再び勝つチャンス
MATSUO 「AIは人類最後の発明」という人もいますから、ここは譲りたくはないですよね。
SHIONO なるほど。人類最後の発明ですか。これまでのお話を思い起こすと分かるような気がします。日本の状況をもう少しお聞かせください。日本は人工知能で、どんな部分でアドバンテージがあるのでしょうか。
MATSUO 現状、ディープラーニングに関して、米国とカナダが最先端を走っていますが、ここはデータ量とコンピューターのパワーでなし遂げられる世界。ディープラーニングのアイデア自体は、日本でも10年前、20年前から考えている人はたくさんいました。その意味では、日本は素地が整っています。研究者の能力も高い。あとはこの現実をみなで共有してやっていけば、勝てる可能性は十分あります。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ビッグデータには、玉石混交な情報が混じっている。
ビッグデータから実用情報をとる例では、証券取引や健康医療分野などがある。
ビッグデータには、何かびっくりするような情報が隠されているに違いない。
予測は一般的には因果関係を見つけ出し将来を占う。人工知能のアリゴリズムもこうした因果関係を見つけることにある。
人工知能技術(ディープラーニング)を制した国が、世界を制するのかもしれない。