じじぃの「井戸にまつわる怖い話・母ちゃんの化け物!疑問を調べてみた」

初代リングの貞子登場シーンを感動的にした
動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=3vijphKOSoo
映画『リング』 貞子

魔城へようこそ。大富豪がつくった奇妙な理想郷「キンタ・ダ・レガレイラ」 TABIZINE〜人生に旅心を〜
●大富豪の理想郷?不気味な空気に包まれた世界感
ポルトガルの首都リスボンに隣接する、人口約27000人の街「シントラ(Sintra)」。この街は、シントラ王宮、丘の上のぺーナ宮殿、ムーアの城跡、キンタ・ダ・レガレイラ等の世界遺産が残る街です。中でも『キンタ・ダ・レガレイラ』は、ゴシック、ルネサンス、マヌエルなどの様々な様式を取り入れた城であり、「シントラの文化的景観」の中でも、謎に満ちた建物とされています。
深さ27メートルもある螺旋の井戸。
http://tabizine.jp/2014/07/25/13810/

「cool-hira 井戸にまつわる話」
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『かなり聞きづらい疑問を調べてみた件。』 素朴な疑問探究会 KAWADE夢文庫 2015年発行
映画「リング」の貞子。あのアップの目の正体
鈴木光司原作の『リング』に登場する貞子。映画化され、恐怖キャラクターとしてすっかり定着した。
その貞子を映画で演じたのは、舞台女優の伊野尾理枝。白い着物に長い髪を振り乱し、井戸から這い上がって近づいてくるシーンは、身の毛もよだつような恐怖感を観客に味わわせてきた。
なかでも、究極にコワイと騒がれたのが、長い黒髪からのぞく貞子の”ギョロ目”のアップが映るシーン。
伊野尾理枝の目とは似ても似つかない大きな目だったが、じつはあの目は彼女の目ではない。
その場面に限り、男性スタッフの目が使われている。画面をよくみると、まつ毛がないことがわかるが、眼科でまつ毛を抜き、撮影にのぞんだという。ありえないほど見開いているのは、皮膚をセロハンテープで留めていたからだ。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『かなり聞きづらい疑問を調べてみた件。』という本を見ていたら、映画『リング』のことが書かれていた。
怖い話には、必ず井戸にまつわる話が出てくる。
最近、阿刀田高の短編小説『迷路』を読んだ。
こんな話だった。
徹ちゃんの家は昔はとても貧乏で、子どもが生まれても育てられない。
「このごろはやらんけどな、昔は、どこの家でも殺してたんだ。生まれて、すぐにな……。間引きって言うんだ。昔っていっても、ずーっと昔だぞ。百年以上も昔。江戸時代だ」
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井戸を覗くと、底のほうからいつも冷たい風が吹き上げてくる。風洞があるからだ。井戸の底に風の通り道が開いていて、いきなり地下水が流れ込んで来たら、たいていのものは持っていかれてしまう。
鉄砲水も地下水のはずだ。あれくらい勢いがあれば、人間の一人や二人、簡単に流してしまう。女の子なんかいちころだ。そのあとは知らん顔をして、また風の通り道に変っている。そんな話だった。知らん顔というのが気に入った。古井戸の底も知らん顔をしている。
母ちゃんも「あの井戸は不思議だね。西瓜なんかも消えてしまうんだから」と、昌司の顔を見て薄笑っていた。
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井戸の底いっぱいに顔が膨らんでいる。大きなお面みたい。化け物のお面みたい。膨らんだまましみをつくり、とろけている。お母ちゃんの化け物だ。
――なぜなんだ――
昌司は、真実、恐怖で震えた。いつまで待っても、いっこうに消えてくれそうもない。それでも昌司は待ち続けた。
母ちゃんが死んでしまったら、だれも体を張ってまで昌司の不始末を救ってくれる人などあろうはずもないのに……
これだけで、ストーリーは分かりませんよね。分かる人には分かるのかな。「昌司の不始末」を母親がしていたんですね。その母親が誤って古井戸に落ちて死んでしまった。子どもは、古井戸の中の母親を見て、なんで消えないのだろうと、不思議に思う、というお話。