Japan's Hayabusa-2 space probe brings rare asteroid samples to Earth | DW News 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=pac5ZZTjIl0
はやぶさ2(Hayabusa2)「いってらっしゃい!」打ち上げ〜分離まで 動画 YuTube
https://www.youtube.com/watch?v=AniHFFFfxqk
太陽系と生命の起源の謎を探る! 小惑星探査機「はやぶさ2」 動画 YuTube
https://www.youtube.com/watch?v=GZcLdvm_6lA
はやぶさ2の軌道概要 (JAXA HPより)
はやぶさ2 ミッション JAXA!
「はやぶさ2」は、目標の小惑星「1999 JU3」に到着した後、様々な遠隔観測機器と小型の着陸機とローバにより観測を行います。
http://fanfun.jaxa.jp/countdown/hayabusa2/mission.html
山根一眞著 「はやぶさ2」の大挑戦
THE博学 「夏の3時間スペシャル」 (追加) 2015年6月25日 テレビ朝日
【MC】八木亜希子、林修 【解答者】金田一秀穂、小島慶子、津田大介、デーモン閣下、中山秀征、萩谷順、坂東眞理子、堀江貴文、舛添要一、山口恵以子
日本中の面白い本からクイズを出題する。話題のインテリクイズバトル第4弾登場!
第4代『THE博学』の称号を手にするのは誰だ!?
●山根一眞著 「小惑星探査機はやぶさの大冒険」から
「跳ね返らないボールを開発するためにヒントにした日本伝統のあるものとは?」という問題。
舛添要一が「お手玉」と答え正解。
跳ね返らないボールはお手玉。ボールの中にビー玉をたくさん入れ、衝撃を分散させた。
昨年12月に「はやぶさ2」が打ち上げられ、2020年に地球に帰還予定である。
金田一秀穂と堀江貴文が決勝ラウンドへ。
●ピッキオ著 「花のおもしろフィールド図鑑」から
「蜜を持たないフクジュソウの花に昆虫が集まる理由とは?」という問題。
正解は「暖かいから」で正解者はいなかった。
●徳川宗英著 「江戸は世界最高の知的社会」から
1717年(享保2年)下村彦右衛門正啓、京都伏見の生家に古着商「大文字屋」開業。
「下村彦右衛門のPR戦術 町民に無料で貸し出したものとは?」という問題。
金田一秀穂が「傘」と答え正解。決勝Rは金田一秀穂の優勝となった。
http://www.tv-asahi.co.jp/hakugaku/
『小惑星探査機「はやぶさ2」の大挑戦 太陽系と生命の起源を探る壮大なミッション 』 山根一眞/著 ブルーバックス 2014年発行
脱走した「カプセル」 (一部抜粋しています)
【対談者】水野貴秀さん
山根 もしビーコンが出なかった場合、歩いて探す計画でしたが、その範囲は決めていたんですか。
水野 山田哲哉先生から、もし電波が拾えなくても、軌道計算から予測で150キロメートルの範囲ではないかと聞いていました。問題は風です。パラシュートで降りてくるので風でどこに流されるか……。過去のデーやから、99.9%以上の確率でこの範囲に落下するという予測を出していましたが、それでも数十キロメートルという幅になるので、現場では毎日の観測データや予報データを使って、最も可能性の高い場所をEDL(突入・降下・着陸)解析担当の山田和彦さん(宇宙科学研究所助教)が計算していました。ですから、その点を中心に徐々に範囲を広げる計画でした。
山根 当日の気象データをもとに?
水野 はい、今は世界中で気象ゾンデが毎日飛ばされていて、そのデータはインターネットでリアルタイムに利用できますし、その観測データからの予報値も公開されていますから。
山根 ということは、ビーコンが拾えなくても1日くらいで探せるという自信はあった?
水野 「その日のうちに見つけろ」というのが、みなさんの要求でしたから、それを裏切らないようにと大変でした。砂漠というと乾いていると思いがちですが、結構雨が降り、水たまりもできていました。ひと晩雨が降ると塩の湖ができる場所もある。カプセルがそんなところに落ちれば塩漬けです。でも、山田哲哉先生の指令は、「背面ヒートシールドも濡らさずに回収してこい…」(笑い)。雨が降る前に必ず見つけねばというプレシャーが大きかったんですよ。
山根 現地では、「はやぶさ」帰還の数日前には道路が通れなくなるほどの雨が降ったそうですね。かなり大きな塩湖も見ました。
水野 雨が降ると湖の大きさも一晩でかなり変わります。
山根 そんな塩湖に浸っていたら、「見つかりませんでした」というしかない。
水野 「見つかりませんでした」では日本に帰れません(笑い)。
山根 「はやぶさ」の帰還の2日後、生物観測のためウーメラ砂漠の中をだいぶ歩いたんですが、藪のように木がびっしりと覆っている場所が多々あるのに驚きました。ああいう中にまぎれていたら見つけられない……。
水野 正直、それも恐れていたんです。探さなくてはいけないのは1つではなく3つです。パラシュートで降りてくるカプセルからはビーコンが出ますが、カプセルが脱ぎ捨てた前面ヒートシールドと背面ヒートシールドからはビーコンは出ませんからね。結局、カプセルの着地点は4局の方向探索システムによるビーコン追跡精度と風の影響を考えると「2キロメートル四方の範囲」としか特定できなかった。そのため、「2キロメートル四方をみんなで探そうね」と計画していたわけです。
山根 2キロメートル四方は東京なら、おおよそ東京駅、秋葉原駅、水道橋駅、半蔵門駅、そして東京駅で囲む四角形です。そこに中華鍋の蓋のようなものを歩いて探すなんて大変!
水野 20人が10メートル間隔に並び。毎日20キロメートルを歩かなければならない計算でした。道もない砂漠、というか荒ですから、「体力がある若い人がいいな」なんて話してましたね。もっとも、人海戦術に取りかかる前に、はしご型にヘリコプターを飛ばす「ラダースキャン」で、まずはきっちり探すことにはしていたんですが。
山根 見つけるのに時間がかかっていれば、テレビのワイドショーがやって来て、「帰還した『はやぶさ』の重要部品を探して、今20人が砂漠を歩いています。現場からの中継でした!」とやったかも(笑い)。
水野 報道機関に「カプセルは見つけます」と話すのはOKだったんですが、ヒートシールドも探します、とは口にできなかったんです。確実に見つけられるすべがなく、しかもヒートシールドの回収はミッションにはない「オプション扱い」だったからです。だからと言ってそれをチームに話せば、探す気持ちが失せてしまう。一方、山田哲哉先生からは「何が重要かわかっているよね」と脅かされました(笑い)。
山根 「はやぶさ」のカプセルの全国巡回展示では、本体よりも焼け焦げた背面ヒートシールドのほうがインパクトがあり、「こんなになってまで帰ってきたんだ」と人々の心をとらえる大きな役割を果しただけに、見つかってよかった。
水野 それにしても、あの日のあの夜は偶然が重なったと思います。昼間は入道雲も出ていたため、さらに厚くなれば、ビーコンが出ない場合に光跡によって直地点を特定する地上観測も難しいだろうと話していたんです。しかし夜になって雲は消え、風もほぼゼロ。ものすごい星空が広がり、神がかり的なものを感じました。
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どうでもいい、じじぃの日記。
「はやぶさ」の後継機「はやぶさ2」は今年の12月3日、H-IIAロケットで打ち上げられた。
順調に計画が推移すれば、2015年12月に地球スイングバイを行い、2018年6月頃に小惑星「りゅうぐう(1999 JU3)」に到着し、2020年11月ごろに地球へ帰還する予定だ。
2020年に地球へ帰還したとき、帰還の場所はまたオーストラリアなんだろうか。
「おかえり はやぶさ2!」
後、5年後だ。