じじぃの「人の死にざま_1417_ペイトン・ラウス」

Peyton Rous

スーパープレゼンテーション 「がんの新しい理解につながる実験」 2014年9月24日 NHK Eテレ
【プレゼンター】ミナ・ビッセル がん研究者
私は大胆な仮説を立てました。構造によって細胞の機能が変わるのならば、がん細胞でも、構造を修復することで正常化できるはず。実際にできるのか? やってみました。
http://www.nhk.or.jp/superpresentation/backnumber/140924.html
ペイトン・ラウス ウィキペディアWikipedia)より
フランシス・ペイトン・ラウス(Francis Peyton Rous, 1879年10月5日、ボルチモア - 1970年2月16日、ニューヨーク)はアメリカ合衆国の病理学者、医師。発がん性ウイルスの発見により、1966年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。

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9月24日 NHK Eテレ 『スーパープレゼンテーション』の「がんの新しい理解につながる実験」より
従来のがんの理論では、がん遺伝子1つを含むがん細胞が1つでもあるとがんになってしまうというのが定説です。
でも、これには納得できませんでした。兆という数がどんなものか見なおしてみましょう。桁の部分にゼロがこれだけ並ぶのです。もしこの数の0.0001にあたる細胞が突然変異を起こし、そのうちの0.00001ががん化しても人間はがんの固まりになってしまうというのです。みんな、がんだらけになるかというと、実際はそうではありません。なぜでしょう?
長年の実験を重ねるうちに解ったのは、こうならないのは環境と構造の影響だという事です。
それでは簡単にこの考えを裏付ける鍵となった幾つかの実験を紹介しましょう。
本来私は、このウイルスを研究していました鶏に醜い腫瘍を発生させるウイルスです。
1911年に病理学者のラウスにより発見されたものです。発がん性ウイルスの元祖ともいえます。がん遺伝子という言葉はがん化を起こす遺伝子を意味します。ラウスが、ろ過液つまり、腫瘍をフィルターでろ過した液体を正常な鶏に注射すると、新しい腫瘍が発生しました。
この結果に当時の科学者はとても興奮して、がん遺伝子1つでがんができる。がん遺伝子たった1つが、がんの原因だとしたのです。そして鶏の培養細胞にこのウイルスをふりかけ細胞が増えて塊になると、これが悪性でこれは良性だと、皆はそんな実験をしたのです。