じじぃの「本当にあった怖い話・完全犯罪は可能か・水死体は溺死?犯罪捜査」

荒木虎美「別府3億円保険金殺人事件」アンビリーバボー動画【3時のあなた出演時】【逮捕移送時】 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=aEA5iXwNAXk#t=19
本庄保険金殺人事件弁護団 2013年12月20日 記者会見 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=u-S1rRPoSzY
福岡スナックママ連続保険金殺人事件 ウィキペディアWikipedia)より
福岡スナックママ連続保険金殺人事件とは、2004年(平成16年)に発覚した連続保険金殺人事件である。
2000年11月12日、Dを風呂場で溺死に見せかけて殺害。事故死として処理されるが、契約していた保険金約1億3000万円の内、保険金は2700万円しか支払われず。理由は保険の多重契約による告知義務違反
別府3億円保険金殺人事件 ウィキペディアWikipedia)より
1974年11月17日午後10時頃、大分県別府市の国際観光港第三埠頭で、時速40kmほどで走ってきた日産サニーが海面に転落。47歳の不動産経営者荒木虎美は海面を泳いでいるところを救助されたが、彼の妻(当時41歳)、長女(当時12歳)、次女(当時10歳)は溺死した。
荒木は保険金殺人疑惑を報じるマスコミを巻き込んで、「死ぬかもしれない危険を冒してまで保険金殺人をするわけがない。できるというのなら、お前もやってみろ」と保険金殺人を否定した上で、自分に保険金が入ることの正当性を主張した。
1989年1月13日に荒木はがん性腹膜炎で死亡した。享年61。

                        • -

『犯罪捜査ハンドブック ミステリー・刑事ドラマのお供に』 法科学鑑定研究所/監修 宝島社 2014年発行
水死? それとも・・・ (一部抜粋しています)
水中から死体が発見された場合、溺死したものか、殺されてから水中に投棄されたものかを見わける必要がある。
溺死した場合、肺に大量の水が入り込むため、死体の胸を圧迫すると口から泡が出てくる。殺されてから捨てられた場合、泡は出てこない。
海や川で溺死した場合は、肺の中に入ったプランクトンが臓器や血管などで発見されることもあり、そこから溺死した場所が明らかになる場合もある。
溺死した場合も死後水中に投棄された場合も、死体は一度沈む。その後腐敗ガスの発生と共に浮かび上がる。死体に重しを付けて投げ込んだ場合でも、浮き上がってくることがあるほどだ。その時点では腐敗がかなり進行していて、死体はとても正視に堪えない状態になっていることが多い。
     ・
水死体の皮膚はふやけてしまっているため(「漂母皮」と呼ばれる)指紋の採取が難しいことが多い。
ふやけてしまった指紋の場合、指先に水を注入して形を整えてから指紋を採取する。場合によっては、指先の皮膚を切り取って、捜査員の指にかぶせて指紋を採取することがある。
また、水死体では手や足の皮膚が剥がれて、手袋や靴下などのように脱落してしまうこともある(「蝉脱(せんだつ)と呼ばれる」)。

                        • -

どうでもいい、じじぃの日記。
よくテレビの刑事ドラマで、溺死である場合、死体の肺の水と現場の水のプランクトンや藻などの構成に矛盾がないかを調べる。
まず一致した場合、その死体現場で溺死したものとして処理される。
犯人が川の水をお風呂に貯めておき、風呂場で溺死させ、汲んできたところの川に死体を投げ捨てる、ということまでは考えないようだ。
だが、大抵はそんな手の込んだ犯罪は保険金殺人目的だ。多額の保険金で疑われてしまう。
あなたの家のそばに、こんな保険金殺人犯がいるかもしれない。(少し、涼しくなりましたか?)
作家の佐木隆三さんによれば捕まったとき、「証拠見せろ」というのはほとんど「黒」に近いのだそうです。