じじぃの「ロボットが東大に合格する日・人間の職場が奪われる時代!文藝春秋」

「未来の仕事は、どうなって行くだろうか?」 動画 ted.com
http://www.ted.com/talks/andrew_mcafee_what_will_future_jobs_look_like?language=ja#t-8783
東ロボ 国語現代文201405 動画 Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=Kib3odGfgR0

ロボットは東大に入れるか。 国立情報学研究所
ロボットは東大に入れるか? そのためにクリアすべきいくつかの課題。
http://www.nii.ac.jp/userdata/results/pr_data/NII_Today/60/all.pdf
頭のいいロボットが人間の仕事を奪う/東大に合格するロボット研究 みらいぶ
http://www.milive.jp/%E5%A4%89%E3%82%8F%E3%82%8B-%E4%BB%95%E4%BA%8B/%E9%A0%AD%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%84%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%8C%E4%BA%BA%E9%96%93%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B%E3%82%92%E5%A5%AA%E3%81%86-%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E3%81%AB%E5%90%88%E6%A0%BC%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E7%A0%94%E7%A9%B6/
これからの20年で現在のアメリカの雇用の50%以上がコンピューターに代替される 2013/9/23 Social Design News
例えば、物流、営業、事務及び秘書業務、サービス業、製造業などは、コンピューターによって代替される可能性の高く、一方、経営、財務、エンジニア、教育、芸術、ヘルスケア業務などはコンピューターによる影響は少ないとされています。
●コンピューターに代替されやすい仕事TOP20。
1位 調達事務員
2位 パッケージング&充填機械オペレーター
3位 銅版画工と彫刻師
●コンピューターに代替されにくい仕事TOP20。
1位 レクリエーションセラピスト (人の心に関係する仕事)
2位 最前線のメカニック、修理工
3位 緊急事態の管理監督者 (医者・外科医)
http://social-design-net.com/archives/9672
サキどり 「人工知能との共生が明るい未来を切り開く」 2014年6月22日 NHK
【司会】片山千恵子ジョン・カビラ 【ゲスト】渡辺徹(俳優)、茂木健一郎脳科学者)
今年春行われた、プロ棋士と将棋ソフトのガチンコ対決。
400年の歴史を持つ究極の頭脳集団に挑んだのは、日本の技術の粋を集めた将棋ソフト。特設会場やインターネットの生中継でのべ200万人以上が見守りました。果たして、その勝敗はいかに!なんと、プロ棋士有利の下馬評を覆し、結果は将棋ソフトの4勝1敗。将棋界に衝撃が走りました。なぜ、これほどまでに将棋ソフトは強くなったのか!
茂木さん、「一番肝心なことを1つ言うと『創造性』なんです。何か新しいものを生み出すって結局、価値観と関係するので。コミュニケーションなんかもそうです。実は、コンピュータがいまだに苦手なのが『雑談』だと言われていて。雑談って、コンピュータは意味がわかんないんですよ。『何のためにそんなことやるのか』って。でも人間は絆を深めたり、自分にとって大事な価値観で雑談する。ですから最近、発表されたロボットは感情を入れたと。ここら辺が、今後人工知能の研究では一番ポイントになるんですよね」
http://www.nhk.or.jp/sakidori/backnumber/140622.html
文藝春秋 2014年8月号
ホワイトカラーの職場はロボットに奪われる 【執筆者】新井紀子国立情報学研究所教授) (一部抜粋しています)
今、日本では、雇用をめぐる問題が深刻化しています。非正規雇用の増加やグローバル化による工場の海外移転など、多くの要因が挙げられていますが、私はもう1つ、大きな理由があると思っています。それは、ロボット、コンピュータが人間の仕事を奪っている、という問題です。
機械が雇用を奪う、というと工場で働くロボットや工作機械を思い浮かべる方が多いでしょうが、それだけではありません。確かに、これまでの技術革新の多くは、肉体労働や単純労働を代替するためのものでした。しかし、21世紀型の技術革新は、これまで、機械化とは無縁だと思われてきたホワイトカラーの職を奪い始めているのです。
その典型的な例として、企業の経理システムをみてみましょう。ソフトの導入によって、会計に必要な人員は大きく減りました。しかも、ITの発展により、かっては1支店ごとにあった経理部署を本社だけに集め、それぞれをネットワークでつないでしまうようになったのです。総務系の仕事も同様です。労務管理などの部門でもコンピュータ化、集約化は劇的に進みました。
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労働のロボット化が進行するなか、人間に残された領域は何か――。これは今後ますます、シリアスな問題になってくると思います。
この数年、私は、東大に合格できるコンピュータ、人工知能(AI)を開発する「ロボットは東大に入れるか」のプロジェクトディレクタを務めています。ロボットそのものをつくるのではない、その頭脳をつくるものです。昨年、人工知能「東ロボくん」が、大手の予備校の模擬試験に挑戦しました。結果は、私大579校のうち403校で合格可能性8割のA判定。東大合格はまだまだ先のことですが、着実に成績を伸ばし、合格に近づいています。
このプロジェクトは、コンピュータに人間と同じような知的作業が可能なことを広く知ってもらいたちと考えてはじめたものです。東大合格というわかりやすい物差しを使うことで、技術がどこまで進む可能性があるのか、誰でもわかってもらえると考えたのです。これからは、コンピュータにできないことや苦手なことを知りそこを、集中的に学習していかなければ、人間の仕事はなくなってしまします。
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このようにコンピュータの能力が向上し、これまで人間にしかできないと思われきたものにまで利用されるようになると、教育の意味も変わってくるでしょう。
これまでの教育は、近代社会での労働に対して。付加価値のある人間を作ってきました。かつては、読み書きそろばん、この3つができれば、労働力として市場に売ることができた。その能力で家族を養えるからこそ、みんな学校教育というインフラに投資してくれたのです。水汲みや稲刈りをさせるのではなく、教育への投資することが、将来の大きなリターンになるとわかっていたからです。
ところが、これからは、その神話が根底から崩れた時代が始まるのです。読み書きはまだしも、もはやそろばんは必要ありません。しかも、良い大学を出ても必ずしも良い就職ができるとは限らない。特に大学教育のような高等教育は、余計に600万円ほどかかります。仮にコンピュータが東大に入れるようになった時に、今のままの日本の大学にわざわざ入ろうとする人がどれだけいるでしょうか。別の物差しが生まれてしまい、大学を出ても出なくても生涯賃金がかわらないのなら、無理をしてまで行く必要がなくなってしまうこともありうるのです。

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どうでもいい、じじぃの日記。
6/22、NHK 『サキどり』で「人工知能との共生が明るい未来を切り開く」を観た。
こんなことを言っていた。
「ロボットは東大に入れるか」。
なんと、東京大学の合格を目的に研究されている人工知能。2022年度の東大の合格を目指して今開発中の「東ロボ」くん。
その実力のすごさを証明するために用意されたのがこちらの問題です。大手予備校の東大向けの模擬試験で出た数学の微分の問題です。
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渡辺さん、「これが正解なのかどうかも検証できずにいるんですけど。でも、文系である現代文とか歴史とかそういったジャンルになるとコンピューターはどうですかね」
東ロボくん。例えば現代文の科目ですと、人間の感情表現を読み取ったりあと比喩表現などもあります。そういったところはやはりまだ壁で、難しい。
じじぃの感想
もしロボットが東大に合格したら、人々はどんな反応を示すのだろうか。
しかし、今日は台風明けということで、やたらと暑かった。
アイスコーヒーでも飲もう。うまいんだよな、これが。
ロボットにアイスコーヒーを飲んだときの感覚がわかるとは思えないんだが。