じじぃの「人の生きざま_412_蟹江・敬三」

俳優・蟹江敬三さん死去 胃がん、69歳 「あまちゃん」にも出演 2014.4.5 MSN産経ニュース
昨年のNHK連続テレビ小説あまちゃん」にも出演した個性派俳優、蟹江敬三(かにえ・けいぞう)さんが3月30日、胃がんのため東京都内の病院で死去したことが4日、分かった。69歳。
葬儀・告別式は近親者で済ませた。喪主は妻、綾子(あやこ)さん。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140405/ent14040501020000-n1.htm
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蟹江敬三

蟹江敬三 ウィキペディアWikipedia)より
蟹江 敬三(かにえ けいぞう、1944年10月28日 - 2014年3月30日)は、日本の俳優・ナレーター。本名同じ。東京都江戸川区小松川町出身。身長172cm、血液型A型。趣味はギター・ゴルフ、特技は殺陣。東京都立新宿高等学校卒業。S&A企画所属。
長女は文学座所属の栗田桃子、長男は劇団青年座所属の蟹江一平

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文藝春秋 2014年6月号
蓋棺録 「蟹江敬三 (一部抜粋しています)
俳優・蟹江敬三は、ドラマに欠かせない脇役を見事に担い、通好みの演技でファンを喜ばせてきた。
昨年、爆発的にヒットしたNHK連続ドラマ『あまちゃん』では、海の男である祖父・忠兵衛を演じた。部骨さと優しさの交錯する人柄をかもしだして、「完全に役になりきっている」といわれた。
1944(昭和19)年、東京の江戸川区に生まれる。少年時代は内気だったが、独立心が強かった。扁桃腺炎が悪化したさいにも、たったひとりで病院に出かけていって手術を受け、医師や看護婦たちを驚かせたという。
都立工業短大付属工業高校に入学し、2年生のときに卒業生歓送会で劇に出演したのがきっかけで、芝居にとりつかれる。「パーっと目が開いた感じがして、これっきゃないと思いましたね」。都立新宿高校定時制に転向して、働きながら高校生演劇を続けた。
64年、卒業後、劇団青俳の演劇研究所に入る。試験を受けたとき、試験官が演出家の蜷川幸雄で、蟹江の隠れた魅力を感じたという。「蟹江は、普段は無口な人間なのに、激しく反抗的な若者を演じることができるんです」。
団員2年目に『あの日たち』で木村功岡田英次真山知子、など、錚々たる先輩にまじって、主役級の炭鉱労働者を演じた。以降も、蟹江は蜷川が結成した現代人劇場や櫻社に参加して舞台活動を続ける。「このころは、ほとんど舞台が中心でした」。
映画デビューは67年の『あゝ同期の桜』で、小心なのに強がる不破少尉を演じて注目される。日活ロマンポルノにも出演して、79年『天使のはらわた 赤い教室』での屈折した男の役が「伝説的な名演技」といわれた。同年、中上健次原作の『十九歳の地図』でのさえない新聞配達人の役も評価が高かった。
テレビの『鬼平犯科帳』では、鬼平密偵をつとめる元盗賊の粂八を演じ続け、はまり役といわれた。一時、舞台から遠ざかったが、88年にハロルド・ピンターの不条理劇に登場し、妻の浮気を疑う男を演じて舞台俳優としての健在ぶりを示した。
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「善い人よりも悪い人のほうが演じやすいですね。性格俳優といわれるのは好きじゃないけど」