じじぃの「日本をバラ色に変えるイノベーション・核融合炉・再生医療!2050年の日本列島大予測」

科学の地平線 〜世界のビッグサイエンス〜 (3)地上に太陽を 〜核融合実験炉 ITER 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=kZWk00efJKk
iPS細胞技術の医療応用に向けて 動画
http://www.ampo.tv/v/5077e2b147ae4
ITER (国際熱核融合実験炉)

再生医療 「iPS細胞」

核融合研究進展、プラズマ1億度に迫る April 6, 2014 ナショナルジオグラフィック
核融合研究には毎年200億円以上が投じられているが、成果がわかりにくい。自然科学研究機構の核融合科学研究所岐阜県土岐市)は、大型ヘリカル装置(LHD)で1億度に迫るイオン温度9400万度を達成した。
定常運転では、1200キロワットの加熱電力で48分間、プラズマ保持に成功した。この定常プラズマに注入された総エネルギー量はこれまでLHDが持つ世界記録の1.6ギガジュールの2倍以上の3.4ギガジュールに達した。
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020140404002
ITER ウィキペディアWikipedia)より
ITER(イーター)は、国際協力によって核融合エネルギーの実現性を研究するための実験施設である。この核融合実験炉は核融合炉を構成する機器を統合した装置であり、ブランケットやダイバータなどのプラズマ対向機器にとって総合試験装置でもある。計画が順調に行けば原型炉、実証炉または商業炉へと続く。
【国際的批判への反論】
日本のデモンストレーション炉の調査員によれば、核融合発電所はおそらく2030年には実現可能としており、どんなに遅くとも2050年には可能であるとしている。

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国際熱核融合実験炉 ITERウェブサイト
ITER核融合反応が起こる条件を作り出し維持するためにトーラス型(ドーナツ型)形状をしたトカマク型の設計となっています。
トカマク型の装置であるITERでは、ドーナツ型真空容器の周りに配置された超伝導コイルによる磁場とプラズマ中に流れる電流との作用によりプラズマを閉じ込めます。ITERのプラズマ体積は、自己点火条件を達成できるよう十分な大きさにする必要があり、それは現在の最大規模の装置(日本のJT-60やヨーロッパのJET)におけるプラズマ体積の約10倍の大きさになります。
http://www.naka.jaea.go.jp/ITER/iter/page1_6.php
我が国の核融合研究開発の 現状について 2012年4月10日 原子力委員会
ITER計画: 世界7極(日米欧露中韓印)による、核融合エネルギー 実現に必要不可欠な国際共同プロジェクト。東日本大震災後のス ケジュールの遅れを最小化し、早期にITER建設が実現するよう、 我が国が分担する調達活動等を積極的に行う必要がある。
超伝導コイルの製作の流れ
 全体スケジュールに沿って、6極がそれぞれ役割を分担して協力し、19個の超伝導コイルを製作。
 → ITERサイト(仏)納入 2015年5月〜2018年3月。
http://www.aec.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2012/siryo13/siryo1-1.pdf
ニュースな科学キーワード
●iPS細胞
「iPS細胞」ってなんだろう? なんか難しそうな名前だね。
わたしたち生き物の体は、細胞という小さなつぶが集まってできているよ。この「iPS細胞」という小さなつぶは、わたしたちが病気やけがをしたときに、復活させてくれるすごい細胞らしいぞ!
http://kids.gakken.co.jp/kagaku/keywords/080229.html
『2050年の日本列島大予測 36年後のニッポンを知れば2014年がわかる』 晋遊舎ムック 2014年発行
日本をバラ色に変えるイノベーション (一部抜粋しています)
●人類の夢、核融合炉は2040年の実用化を目指す!
2013年時点では、日本原子力研究開発機構によって核融合炉「JT60」が開発されている。同開発機構 核融合研究開発部門 副部門長の栗原研一氏によると、「初期エネルギーに対して、生産されるエネルギーは1.25倍。なんとか黒字になるレベルです。今後は改良版である「JT60SA」を使って、さらなる効率化をはかる予定です。また、フランスで開発が進められている『ITER』は2020年の完成を予定しており、5〜10倍のエネルギー生産を目指しています」という。ITERは、10年程度の実験を経て、最終的には30倍以上の結果を出すことを目標としている。予定通りの成果が上げられれば、核融合炉は2040年に本格始動する計画だ。
ITERをはじめとする核融合の開発は、平和利用を目的としており、現時点では国家から予算が投入されている。「現在参加しているのは7つの国と地域です。最初に日本、アメリカ、EU、ロシアの4つの国と地域でスタートし、のちにインド、中国、韓国が加わりました」(栗原氏)。予算は30年間で1兆円。ITERの実験が軌道に乗り、商業化の体制が見えてくれば、民間企業からの出資はもちろん、世界各国からのオーダーも期待でき、開発が加速されるはずだ。
●臓器移植の拒絶反応を回避! 再生医療の切り札となる
2050年の未来では、簡単に移植できない臓器を作ることにも期待したい。肺や網膜など、移植が不可能である臓器を生成したり、復活させることができれば、現在の医学では治療できない病気や怪我の回復も期待できる。難病についても同様だ。
さらに病気の患者からiPS細胞をつくることで、病気の原因やメカニズムを解明することも考えられている。つい先日も筋肉などが骨に変わる希少難病「進行性骨化性腺維異形成症」の患者の皮膚からiPS細胞を作製、骨化する様子を再現できたと京大の研究チームが発表したばかりだ。原因がわかれば、治療法も自ずと発見しやすくなる。
現時点での最大の問題点はコストが高いこと。iPS細胞由来細胞から作られた細胞移植手術に約2000万円かかるといわれており、おいそれと手が出ない金額だ。将来的に技術的なイノベーションによってiPS細胞の生産量が増えれば、コストも下がる。保険適用になればなおさらだ。プチ整形と同じくプチ移植的な感覚で手術できる日が2050年にはやってくるだろう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
2050年の日本はどうなっているのだろうか。
『2050年の日本列島大予測 36年後のニッポンを知れば2014年がわかる』という本に「日本をバラ色に変えるイノベーション」という記事が載っていた。
・地上に太陽を(核融合炉) → 本当かなあ?
・iPS細胞でプチ移植 → 半分できそうな気がする