じじぃの「人の生きざま_364_KB・マリス」

キャリー・マリス - あのひと検索 SPYSEE
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BayBio Pantheon 2008 Lifetime Acheivement Award: Dr. Kary Mullis 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=R_taOMlxsfY
高校生物公開授業PodCast版 PCR法の解説その1 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=PnjxRJbNUzc
PCR法の原理 役に立つ薬の情報〜専門薬学
ヒトゲノムの場合、約30億塩基対もの長さとなるDNAで構成されていると言われている。この中から自分のほしい塩基配列だけを取り出して、増幅させたいとする。このとき必要な操作がPCR法である。
http://kusuri-jouhou.com/creature2/pcr.html
キャリー・マリス ウィキペディアWikipedia)より
キャリー・バンクス・マリス(Kary Banks Mullis, 1944年12月28日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州レノア出身の生化学者。ポリメラーゼ連鎖反応 (PCR) 法の開発で知られ、その功績により、1993年にノーベル化学賞及び日本国際賞を受賞した。
誕生後、サウスカロライナ州コロンビアに移り住み、そこで成長した。ドレハー高校を経てジョージア工科大学卒。1973年にカリフォルニア大学バークレー校から博士号を与えられた。カリフォルニア州に移り、ニューポートビーチ、その後アンダーソンバレーに住んだ。バイオテクノロジーの企業シータス社に就職。そこでPCR法によるDNAの増幅方法を考案した。後に好熱菌のDNAポリメラーゼであるTaqポリメラーゼを用いる改良法が開発され、世界の分子生物学の進展に大きな影響を与えた。
現在では免疫に関する研究を行うベンチャー企業を率いている。

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『ゲノムが語る生命像 現代人のための最新・生命科学入門』 本庶佑/著 ブルーバックス 2013年発行
DNAを試験管の中で100万倍に増やす (一部抜粋しています)
DNAの2本の鎖は、相互に鋳型と鋳物の関係にある。DNAの合成酵素は一方の鎖を鋳型にして、他方の鎖を合成する。二重鎖になったDNAを高温にさらして1本鎖にし、再びそれぞれを鋳型にしてDNA合成して、二重鎖にすると、DNAが2倍になる。これを10回繰り返すとすると、DNA量は2の10乗倍、すなわち約1000倍となる。
試験管の中でDNAの複製と変性を繰り返すことによって、DNAを100万倍にも大量に増やす原理は「ポリメラーゼ連鎖反応(polymerase chain reaction:PCR)法」と呼ばれ、まことに単純な発想であったが、この方法を開発し特許をとり商品化したシータス社のマリス(K.B.Mullis)はノーベル賞に輝いた。温度を上げ、変性させ、DNAの端に相補的な短いDNAを加えて温度をゆっくり下げ、会合させ、そしてDNA合成酵素によりDNAを合成させるわけである。この方法の革新的なことは、きわめて微量のDNAさえあれば、これを無限に増やすことができるということに尽きる。
PCR法は、今日ほとんどの研究室で日常的に使われている。この見るからに単純なPCR法がこれだけ広く用いられるようになった理由としては、他の技術革新と一体的に進んだことが重要である。すなわち、DNAを有機化学合成で作ることが可能になったために、PCR法でDNA合成するときに必要なプライマーというDNA断片が簡単に手に入るようになったからである。

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