近藤誠「抗がん剤は効かない」 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=0t-AQnurhZs
抗がん剤の成分は危険なイペリット 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=KILZ9u5tmWI
<BSフジサンデースペシャル>『ニッポンの選択』 (追加) 2014年6月29日 BSフジ
●がんを放置する医師 vs がんを手術する医師
【司会】宮本隆治 【討論者】近藤誠(元慶応義塾大学医学部講師 がん放射線治療専門医)、宇山一朗(藤田保健衛生大学病院 上部消化管外科教授)
元慶応義塾大学病院の放射線治療医として活躍した近藤誠医師は「がんもどき」理論を提唱し、「がんは手術をせず、放置をするのが一番」と主張。著書「医者に殺されない47の心得」は100万部を超すベストセラーとなり、2012年には第60回菊池寛賞を受賞。そんな医学界の異端児・近藤医師が18年ぶりにテレビ出演し、持論を展開していく。
一方、近藤理論に真っ向から対抗するのは、腹腔鏡下手術による胃切除術で胃の全摘手術を世界で初めて成功させ、王貞治の胃がん腹腔鏡手術を執刀した、藤田保健衛生大学病院の消化器外科教授・宇山一朗医師。手術支援ロボット「ダヴィンチ」を使った胃がん手術を国内で初めて成功させるなど、「神の手を持つスーパードクター」と呼ばれている。
そんな、がん治療を認めない近藤医師と医療現場の最前線でがん手術を日々行っている宇山医師が、日本人の死因第一位のがん治療について、真っ向から意見を述べ合い、徹底討論していく。
http://www.bsfuji.tv/top/pub/nippon_sentaku.html
『白い巨塔』モデル医師 「がん放置療法」めぐり近藤誠医師と大激論 2013/9/17 週刊朝日
がんには「本物のがん」と「がんもどき」があるという独自の「がんもどき理論」を展開する慶応大学放射線科講師の近藤誠医師。
この理論に対し小説『白い巨塔』の主人公・財前五郎のモデルとなったとされる日本外科界の権威、大阪大学第二外科元教授神前(こうさき)五郎医師が反論。撤回を求めるため、二人の直接対決が実現した。2時間半にもおよぶ大激論はどのような結末を迎えたのか。
近藤医師は、「予想されたところではあるが、早期胃がんを手術する根拠、放っておけば転移して死んでしまうということは実証されなかった。がんのなかで、成長速度が違う証拠もない。それをもっと謙虚に認めるべきだと思う。ただ、転移があるがんをむやみに手術してはいけないという点については一致できた。そこは有意義な話ができたと思う」と感想を述べた。
http://dot.asahi.com/life/lifestyle/2013091300027.html
鳥越俊太郎さんの体験記(1) 「手術後1ヵ月でテレビに復帰」 2010年6月1日 読売新聞
鳥越さんは、2005年に、直腸がんが見つかって手術を受けられました。その後、2007年に肺に転移が見つかり、2度手術。さらに昨年には肝臓にも転移が見つかって手術と、計4回手術を受けられたと伺っております。そのご体験を踏まえて、どのようにがんと向き合っていったらいいかというお話をまずしていただこうと思います。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/?id=25931
ニューズウィーク日本版 特集「癌は放置すべき?」 2013年12月10日号
http://www.newsweekjapan.jp/magazine/115218.php
ニューズウィーク日本版 特集「癌は放置すべき?」 2013年12月10日号
癌治療を揺るがす大論争の行方 (一部抜粋しています)
通常、私たちが癌と診断されると、癌を切除する「手術」、放射線を照射して癌細胞を壊す「放射線治療」、薬を投与して癌細胞の増殖を妨害する「抗がん剤治療」の3点セットが「標準治療」として提示される。
近藤誠医師(慶応義塾大学病院)はこの医学界の常識を真っ向から批判する。手術することでかえって癌が広がりかねず、放射線治療は被曝被害を受けることもある。抗がん剤は多くの場合、効果がないばかりか患者に寿命を縮めるだけ(癌の種類により例外はある)。だからQOL(生活の質)を維持しながら長く生きるには、癌が見つかっても治療せず、放置しておくのが最善だ――。
これらの理論の前提にあるのは、癌には「本物の癌」と癌に見えるが実はそうではない「がんもどき」が存在するという独自の主張だ。本物の癌であれば発見される以前にひそかに他の臓器に転移しており、いずれ死に至るから、治療を行っても患者を苦しめるだけ。一方、発見時に転移していない「がんもどき」なら放っておいても悪さをしないから、そもそも治療する必要がない、と近藤は訴える。
この理論に基づけば、検診で癌を早期に発見することも無意味ということになる。実際
、近藤は放射線の影響や誤診のリスクを理由に、癌検診は「百害あって一利なし」だと主張する。それなのに癌検診が推奨される背景には「検診をやって癌を見つけるほど病院が儲かる仕組みがある」と、近藤は言う。「日本の医療制度を維持するためには、無意味な検査によって病人を大量につくる必要がある」
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放射療法を2年以上続けた結果、癌は浅野(2011年、余命宣告1年と告げられた後、抗がん剤治療を拒否した68歳の女性)の体を容赦なくむしばみ、膵臓や食道にも転移した。自宅で療養中だった彼女は衰弱し、ずいぶん痩せていた。食事が喉を通らないために栄養は点滴から取り、自発呼吸ができなくなって酸素流入機につながるチューブを鼻に装着した。緩和治療で睡眠薬と痛め止めを飲んでいたが、薬を飲むのに2時間もかかる状態だった。
声がほとんど出ないにもかかわらず、浅野は筆談を交えながら力を振り絞って記者の質問に答えてくれた。そして取材から5日後、68年の生涯を閉じた。
癌を放置するという浅野の選択は正しかったのだろうか。標準治療を受けることで病状が改善したり、癌が治る可能性は本当になかったのだろうか。
その答えは誰にも分らない。はっきりしているのは、浅野が放置療法と標準治療をてんびんにかけて悩み、自らの選択に不安を感じて過ごしたこと。また放置療法を選んでも、結果的には苦しまずに逝くことはできなかったことだ。
ただし余命宣告をはるかに超えて生きたという意味では、浅野の例が「治療しないほうが長生きできる」という近藤の主張に沿っているのも事実。その点だけ見れば、患者らが近藤理論に魅せられるのも理解できる。
それでも、治療をやめたことが本当に正解だったのかという疑問を完全に拭い去るのは難しい。確かに癌を放置すれば治療の苦しみから解放されるかもしれないし、近藤の言うように長く生きられるかもしれない。だがそうすることで、癌を克服して生き永らえるわずかな可能性をみすみす捨てることにならないだろうか――。
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どうでもいい、じじぃの日記。
「これらの理論の前提にあるのは、癌には『本物の癌』と癌に見えるが実はそうではない『がんもどき』が存在するという独自の主張だ。本物の癌であれば発見される以前にひそかに他の臓器に転移しており、いずれ死に至るから、治療を行っても患者を苦しめるだけ」
がんになったとしても、早期発見だと半分以上治るらしい。大腸がんの場合、生存率はほぼ100パーセントだ。
がんを放っておくというのもひとつの選択肢だろうが、鳥越俊太郎さんのようにがん手術後、再発しても社会で活躍されているケースもある。