じじぃの「未解決ファイル_195_ダイオウイカ」

NHKスペシャル-深海の巨大生物「伝説のイカ 宿命の闘い」 動画 Youku
http://v.youku.com/v_show/id_XNTkwODMzODk2.html
ダイオウイカを撮影したカメラマンと潜水艇 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=gzBzUifQVPs
ダイオウイカ NHK Google 検索
http://www.google.co.jp/images?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&sa=X&oi=image_result_group&ei=-68WUq_iF8SNkwXD24CoDg&ved=0CDEQsAQ&q=%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%AB%20NHK&orq=%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%AB++NHK&tbm=isch
「最強の頭脳 日本一決定戦! 頭脳王」で紹介された情報 (追加) 2013年12月13日 日本テレビ
・最強の頭脳 決勝戦
頭が透明なドームで覆われているこの深海魚の名前を答えなさい。正解はデメニギス
http://www.ntv.co.jp/zuno/
NHKスペシャル 「世界初撮影! 深海の超巨大イカ 2013年1月13日
伝説の怪物「ダイオウイカ」。古来より船を沈めると恐れられてきた最大18mに及ぶ世界最大のイカだ。しかし、深海で生きた姿を見た者は誰もいない。地球の海・最後のミステリーといわれる幻の超巨大イカの撮影に、NHK国立科学博物館などの国際チームが挑戦。世界遺産小笠原諸島を舞台に、科学者やエンジニアなど11ヵ国から50人のスタッフが結集した。
http://www.nhk.or.jp/ocean/giantcreature/
ダイオウイカ ウィキペディアWikipedia)より
ダイオウイカ(Architeuthis dux)は、開眼目 (Oegopsida) ダイオウイカ科に分類される、巨大なイカの1種(もしくは1属)である。
ダイオウイカ属には複数種があるとする説もあったが、遺伝子的にはきわめて均一な同一種だと判明した。
世界各地に存在する巨大な頭足類の伝説「クラーケン」はダイオウイカをモデルにしているとも考えられている。
【生態】
アメリカやヨーロッパ付近の大西洋、ハワイ島付近、日本では小笠原諸島などの広い範囲で発見例があるものの、深海に棲息するため、全体としては発見数が少なく、台風によって浜辺に打ち上げられたり、死骸が漂着するなどの発見例が大半である。
天敵はマッコウクジラであると考えられている。その理由としてマッコウクジラの胃の内容物から本種の痕跡が多く発見されることと、頭部の皮膚に吸盤の跡やその爪により引き裂かれた傷が残っていることが挙げられる。ダイオウイカの吸盤には鋸状の硬い歯が円形をなして備えられており、獲物を捕獲する際にはこれを相手の体に食い込ませることで強く絡みつくと考えられている。また、弱った個体や死骸がサメやシャチ等、他の肉食生物の餌にされたり、幼体時の浮遊期にも稚イカが多くの生物の餌になっていると考えられている。なお、ダイオウイカの卵はクリーム色もしくは白色をしており、およそ1mm程度である。

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『日本の深海 資源と生物のフロンティア』 瀧澤美奈子/著 ブルーバックス 2013年発行
謎めく深海生物たち (一部抜粋しています)
巨大なイカが船を襲って転覆させ、人々を海のなかに引きずり込む。海がいまよりも恐れられていた時代、ヨーロッパでは巨大な怪物クラーケンが人々の想像力をかきたてた。そのモデルになったといわれる世界一大きなイカが、ダイオウイカである。直径30センチメートルの目を持ち、特に大きな個体では体長20メートルにもなる。
この巨大イカはめったに人の前に姿を現さない。しかし世界中の水深数百メートルから1000メートルぐらいの深海(中深層)に、たくさん潜んでいるらしい。ダイオウイカをおもな餌とするマッコウクジラが、世界の海に数多く棲息していることからの推定である。
特に日本近海を含む西部北太平洋には、10万頭前後のマッコウクジラが棲息する。なかでも小笠原近海は、秋から初冬にかけてマッコウクジラが子育てをする海域で、ホエールウォッチングのスポットとして有名である。その暗闇の奥では、彼らの餌となるダイオウイカも多数棲息している。
ダイオウイカの生態に関する知見は長いあいだ乏しかったが、2006年から国立科学博物館の窪寺恒巳博士らが、深海魚の漁具にヒントを得た水中映像記録装置を使って、ダイオウイカの観察を何度か成功させ、少しずつ生きている姿が浮かび上がってきた。NHKがたびたびドキュメンタリー番組にして放映し、2012年には世界ではじめて動画撮影に成功、翌年地上波で放映された。その映像をご覧になった方もいるだろう。暗闇のなかに浮かび上がった黄金の輝き、じっとこちらを見つめる大きな瞳に筆者もすっかり魅了され、最後に餌を捨て、美しい体をすべるようにして暗闇に消えていった姿には寂寥感すら覚えた。
新しい装置による観察とともに、ダイオウイカの生態が少しずつ明らかになってきた。たとえば従来、ダイオウイカの運動能力は水深数百メートルの深海で、ただゆらゆらと不活発に浮く程度と思われていたが、力強く泳ぎ回り、触腕をつかって餌を俊敏に襲うことがわかった。また、大蛇が自分の体を巻き付けて捕らえた獲物を弱らせるように、ダイオウイカも長い触腕をぐるぐると獲物に巻き付けて相手を弱らせる姿が確認された。
とはいえ、他の深海生物と同様に謎の多い生物である。もっと知りたいという気持ちとともに、深海という地球最後のフロンティアで、彼らがこれからも安泰な時を刻むことを願う気持ちを抱くのは、筆者だけではないだろう。

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どうでもいい、じじぃの日記。
瀧澤美奈子著『日本の深海 資源と生物のフロンティア』という本を見ていたら、「ダイオウイカ」が出てきた。
「大蛇が自分の体を巻き付けて捕らえた獲物を弱らせるように、ダイオウイカも長い触腕をぐるぐると獲物に巻き付けて相手を弱らせる姿が確認された」
海で水圧は10mごとに1気圧ずつ増すので水深900mだと90気圧かかる。深海に棲む魚などは、水圧のせいで動きが緩慢に見える。
しかし、この間のNHKでやっていた「世界初撮影! 深海の超巨大イカ」。迫力があったなあ。
深海は地球最後のフロンティアだといわれている。まだまだ、謎だらけだ。