じじぃの「トルコ・反政府デモ続く・五輪招致に影響も・混迷を深めるシリア情勢!プライム」

トルコで警官隊が再びデモ隊を強制排除 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=zQRKiWG4nIs
シリア内戦の動画集 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=nNoBrIWK4vw
トルコ共和国 画像
http://www.nishida-s.com/main/categ2/wturkey-1/wturkey-1.files/title-map-turkey.gif
なぜトルコでデモが 五輪は? 2013年6月11日 NHK NEWS WEB
トルコでは連日、最大都市のイスタンブールなど各地で反政府デモが続き、11日は警官隊がデモ隊が激しく衝突するなど混乱が広がっています。
オリンピック招致を目指す東京のライバル都市でもあるイスタンブール
民主化が進み、経済も安定した成長を続けているトルコで何が起きているのか。
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2013_0611.html
EUがトルコの加盟交渉を延期、反政府デモ鎮圧で 2013年6月26日 Reuters
欧州連合EU)は25日、トルコのEU加盟交渉を少なくとも4ヵ月延期することを決めた。トルコ政府が抗議デモを鎮圧したことが理由。ただ、EU加盟への道は開かれているとしている。
交渉延期の方針は事前にトルコ側と協議されており、トルコ政府から激しい反発の声は出ていない。
トルコのEU加盟交渉は、事実上3年間凍結されていたが、26日に再開される予定だった。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95P00020130626
シリアめぐる最悪のシナリオ、米露の代理戦争に発展も 2012年2月9日 Reuters
混迷を深めるシリア情勢をめぐり、米国のオバマ政権が最悪のシナリオも検討し始める中、シリアの内戦が「アラブと西欧諸国」対「ロシアとイラン」の代理戦争に発展しかねないと指摘する声もある。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE81K2TA20120208
プライムニュース 「デモ続くトルコの混迷 五輪招致への影響は」 2013年6月25日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理 【ゲスト】山内昌之東京大学名誉教授 明治大学特任教授)、金子真夕(中東調査会事務局長兼研究員)、奥田敦慶應義塾大学教授)
イスラムの価値観を重んじながら、民主化を推進してきたトルコ共和国。この10年間の経済成長率は平均5%を実現、オリンピック招致に立候補するなど、経済も好調だ。
順風満帆とみられてきたトルコであるが、5月31日イスタンブールでデモ隊と警官隊が衝突したことを発端として混乱が全国に波及、反政府運動は長期化する様相を見せている。安定していると見られたトルコで一体何が起きているのか。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130625_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130625_1
『世界の経済ニュースがザックリわかる本』 ロム・インターナショナル/編 KAWADE夢文庫 2012年発行
悲願であるEU加盟を阻む障壁とは? トルコ (一部抜粋しています)
ヨーロッパとアジアの接点に位置するトルコは「G20」をはじめ、「NEXT11(イラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ、ナイジェリア、パキスタンバングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコ)」「VISTA」などに選ばれる有力新興国である。
トルコの経済力を支えているのは、約7370万人の人口である。これはヨーロッパの大国ドイツに匹敵するだけでなく、人口の中央値が29.2歳と若い。経済成長の条件のひとつには、個人消費欲の旺盛な若い人口が必要とされるが、トルコはその条件をクリアしているのだ。
しかも近年、トルコの人口は急速な伸びを見せており、2020年にはドイツを追い抜き、45年には1億人を突破するともいわれている。このマンパワーがトルコの経済成長を後押しする。
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そんなトルコの”悲願”とされているのがEU加盟だ。トルコはヨーロッパとアジアにまたがる国だが、政治・経済的にはヨーロッパを向いており、2005年からEU加盟交渉を行っている。
EUの加盟国となれば、関税などの貿易障壁がなくなり、トルコはEUへの輸出が有利になる。ヨーロッパのメーカーもトルコへの進出を活発化させ、トルコが「ヨーロッパの工場」になるという声もある。そのため、トルコとしては是が非でもEUに加盟したい。しかし、トルコの悲願達成は現実的に厳しい状況だ。その理由は、トルコがイスラム教国だからといわれている。
そもそもEUは、キリスト教徒が多数派の国ばかりが集まった共同体だ。
キリスト教イスラム教は長く対立してきたこともあって、EUの一般市民のなかには人口7000万人を超すイスラム国を仲間に加えることに抵抗を感じる人もいる。
実際、ドイツやオーストリア、フランス、オランダなどには多くのトルコ系移民が労働者として流入しており、宗教や文化の違いから現場の人々とのあいだでたびたび摩擦が生じている。
トルコのEU加盟によって今以上に移動が自由になれば、トルコ系移民はますます増え、摩擦も多くなると予想される。
また、世界的な不況下でトルコ系移民が安価な労働力として入ってくるようになれば、EUの人々のあいだで、移民によって職を奪われるのではないかという不安が高まり、差別・迫害行為が起こる恐れも否めない。キプロスクルド人との問題もある。
こうした理由で、トルコはEU加盟をなかなか認めてもらえない。イギリスやスウェーデン、スペイン、イタリアの各国政府はEU加盟を支持しているものの、現状ではトルコのEU加盟はかなり厳しい状況にある。

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どうでもいい、じじぃの日記。
6/25、BSフジ 『プライムニュース』の番組で「デモ続くトルコの混迷 五輪招致への影響は」を観た。
タイトルは「デモ続くトルコの混迷 五輪招致への影響は」なのだが、番組のほとんどはトルコの隣の国「シリア情勢」に費やされていた。
トルコは人口の99パーセントがイスラム教徒だが政教分離の国だ。しかし、政教分離の国なのに、現政権の首相はイスラム教色が強く、「アルコール規制強化」など打ち出したのが、今回のデモにつながった。
この反政府デモの参加者と警察との衝突による死者が出たことで、2020年五輪招致は不利に働くのではないかといわれている。
また、このデモはトルコのEU加盟交渉を遅らせるかもしれないという。隣国のシリアではイスラム教徒同士の内戦が泥沼化している。この内戦がトルコに飛び火するかもしれない。
オリンピック委員会は「初めて」というのに弱いらしい。ブラジルの2016年五輪誘致成功は「南米初」というのが効いた。
トルコの2020年五輪「イスラム圏初」はどうなんだろうか。