じじぃの「メイド・イン・ジャパン・逆襲のシナリオ・市場をつくれ・市場に出せ!日本の成長戦略」

世界初「T細胞」量産に成功 がん治療などに光明(13/01/04) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=PBu3lsWdDF0
The real wealth of nations (世界各国の本当の富) Jun 30th 2012 The Economist
A new report comes up with a better way to size up wealth
Economists usually settle instead for GDP. But that is a measure of income, not wealth. It values a flow of goods and services, not a stock of assets. Gauging an economy by its GDP is like judging a company by its quarterly profits, without ever peeking at its balance-sheet. Happily, the United Nations this month published balance-sheets for 20 nations in a report overseen by Sir Partha Dasgupta of Cambridge University. They included three kinds of asset: “manufactured”, or physical, capital (machinery, buildings, infrastructure and so on); human capital (the population's education and skills); and natural capital (including land, forests, fossil fuels and minerals).
The balance-sheet of wealth
1.Japan
2.United States
3.Canada
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http://www.economist.com/node/21557732
デスバレー(死の谷 ウィキペディアWikipedia)より
デスバレー(valley of death 死の谷)とは、研究戦略、技術経営、プロジェクトマネジメント等において、研究開発が、次の段階に発展しない状況やその難関・障壁となっている事柄全般を指す用語である。具体的には、基礎研究が応用研究に、また、研究開発の結果が事業化に活かせない状況あるいはその難関・障壁を指す用語である。 日本語の文献では「死の谷」と書かれることもある。デスバレーの名は、デスヴァレー (カリフォルニア州) に因む。

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NHKスペシャル 「メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオⅡ 第1回 ニッポンの会社をこう変えろ」 2013年5月11日 NHK
【司会】ジョン・カビラ上田早苗 【解説】片岡利文、有馬嘉男 【ナレーター】高橋克美、小林千恵
去年秋、「日の丸家電」苦戦の本質から製造業の逆襲のシナリオを考えたシリーズの第2弾。円高が修正され、家電メーカーの株価も値上がりするなど状況が好転し始めているかに見える中、本当の意味での復活につなげ「失われた20年」に終止符を打てるのか、それとも「あだ花」に終わってしまうのか。日本経済にとってきわめて大切な時期を迎えるいま、前回とは違う角度から製造業の課題と進むべき道を探り出し「シナリオ」を提示します。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0511/
NHKスペシャル 「メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオⅡ 第2回 新成長戦略 国家の攻防」 2013年5月12日 NHK
【司会】ジョン・カビラ上田早苗 【解説】坂田一郎(東京大学政策ビジョン研究センター教授)、有馬嘉男(NHK経済部デスク) 【ナレーター】高橋克美、小林千恵
製造業の逆襲のシナリオを考えるシリーズの第2回は「国の政策」に焦点をあてる。グローバル競争が激しくなる中、企業の競争力を高める支援を国がいかに行うか、そのあり方が極めて重要になっている。それを物語るひとつの例が、かつて「産業のコメ」と言われた半導体産業だ。世界に負けない高い技術力を誇っていた日本メーカーに対し、アメリカ、韓国、台湾は独自の政策で対抗し、日本の競争力を奪ってきた。こうした中、経済産業省では「この5年が最後のチャンス」と危機感を強め、3Dプリンターや介護・医療ロボットなど「成長分野」の戦略立案に走っている。いずれも欧米の企業が国の政策の後押しを受け、攻勢をかけているものだ。さらに、日本の強さを支える中小企業の海外展開も支援しているが、「中小企業の成長」に力を入れる韓国との競争が激しくなっている。日本企業が「新日本型経営」による逆襲を模索する中、国はそれをどう後押しすればいいのか、考える。
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0512/
どうでもいい、じじぃの日記。
5/11〜5/12、NHKスペシャル『メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオⅡ』を観た。
こんなことを言っていた。
【5月11日 メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオⅡ 第1回 ニッポンの会社をこう変えろ】
高品質なイメージ  (博報堂 Global HABiTより抜粋)
           日本製  アメリカ製  韓国製

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香港        82.2%   51.6    38.5
シンガポール   82.8    48.1    42.0
ソウル       63.3    38.9    51.5
バンコク      51.7    37.7    17.7
マニラ       61.3     69.6    19.2
ジャカルタ     62.2    40.1    15.8
デリー       66.4    49.4    44.2
北京         44.8    18.3    18.3
                  16都市で調査 回答
アジアの主要都市で各国の製品がどういうイメージを持たれているかという調査です。その中の1つ「高品質なイメージ」という調査では日本が圧倒しています。フィリピンのマニラ以外では全部トップです。
【5月12日 メイド・イン・ジャパン 逆襲のシナリオⅡ 第2回 新成長戦略 国家の攻防】
有馬さん、「例えば、山中教授がiPS細胞の研究でノーベル賞を獲った。再生医療の現場に行くと、再生医療の器具、それに関係する医療機器はほとんど外国製品です。ドイツ製品、アメリカ製品です。日本の製品が無い。医療機器としての承認を取るには膨大に時間がかかる。そうするとマーケットに入れない。その間隙をぬって外国製品が日本市場に入ってくる。この事態に政府が動いたわけです。実際に薬事法規制緩和が今国会で取り上げられ、新しいチャンスが日本の医療機器メーカーにも生まれている」
カビラさん、「これはビッグなチャンスだ」
坂田さん、「技術の進化はスピードアップしている。法律・制度の進歩は変わっていない。そうするとここで生まれた大量の技術が市場に出て行けずに留まってしまう。そこで私が提案しているのは規制緩和より、”制度創造”です」
カビラさん、「制度をつくるんですか?」
坂田さん、「それを”新しいターゲットポリシー”と呼びたい。補助金をもらうわけではない。融資を使うわけでもない。制度をつくる。成長しそうな市場に制度をつくり、日本で生まれた技術・アイデアを導いていく」
カビラさん、「要するに、コントロールすることが官僚の仕事ではなく、広げることが官僚の仕事ということだ。どんな規格が出てくるのか、期待したいですね」
坂田さん、「日本は将来期待される多くの高い技術を持っている。これから考えるべきは開発・研究スタイルの変更です。技術開発に終わらせず、市場をつくり、市場に出せ! これがキーワードです」
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じじぃの感想
再生医療の現場に行くと、再生医療の器具、それに関係する医療機器はほとんど外国製品です。ドイツ製品、アメリカ製品です。日本の製品が無い。医療機器としての承認を取るには膨大に時間がかかる。そうするとマーケットに入れない。その間隙をぬって外国製品が日本市場に入ってくる」
日本の医薬品開発では、臨床、治験という領域でドラッグ・ラグ死の谷」というのがある。
「市場をつくり、市場に出せ! これがキーワードです」
これ以上、テレビ、半導体のように、韓国にやられるところは見たくない。