じじぃの「人の死にざま_1144_P・ラウターバー」

ポール・ラウターバー - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC/15511
従来モデルより25%以上定格電力を削減したMRI #DigInfo 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=XABBj7JNbmw
The Nobel Prize in Physiology or Medicine 2003
http://www.nobelprize.org/nobel_prizes/medicine/laureates/2003/
核磁気共鳴画像法 ウィキペディアWikipedia)より
核磁気共鳴画像法(magnetic resonance imaging, MRI)とは、核磁気共鳴 (nuclear magnetic resonance, NMR) 現象を利用して生体内の内部の情報を画像にする方法である。
断層画像という点ではX線CTと一見よく似た画像が得られるが、CTとは全く異なる物質の物理的性質に着目した撮影法であるゆえに、CTで得られない三次元的な情報等(最近のCTでも得られるようになってきている)が多く得られる。また、2003年にはMRIの医学におけるその重要性と応用性が認められ、"核磁気共鳴画像法に関する発見"に対して、ポール・ラウターバーピーター・マンスフィールドノーベル生理学・医学賞が与えられた。
ポール・ラウターバー ウィキペディアWikipedia)より
ポール・クリスチャン・ラウターバー(Paul Christian Lauterbur、1929年5月6日 - 2007年3月27日)は、アメリカ合衆国の化学者。
核磁気共鳴画像法(MRI)の開発を可能にする発見で、ピーター・マンスフィールドと共に2003年のノーベル生理学・医学賞を受賞した。彼のオリジナルのMRIは、ロングアイランドにあるニューヨーク州立大学ストーニーブルック校にある。
オハイオ州生まれ。1969年よりニューヨーク州立大学ストーニブルック校、1985年よりイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校の教授を歴任した。2007年3月27日に77年の生涯を終えた。

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『現代化学の大発明・大発見50』 大宮信光/著 サイエンス・アイ新書 2012年発行
MRIの発明 ラウターバー、マンスフィールド (一部抜粋しています)
2003年にノーベル生理学賞を受賞したMRIの発明は、1979年に受賞したX線CTの開発に続く医療工学の快挙だった。同じ輪切り画像検査だが、CTとMRIの原理はまったく異なる。X線CTは放射線の一種であるX線を利用するが、レントゲン写真と違うのは、体の周りに検出器をグルリと回し、さまざまな方向から撮ったデータをコンピュータに計算させる点だ。こうやってもとの体の立体的な吸収分布画像を再構成している。
それに対してMRIは、磁場内における核磁気共鳴(NMR)現象を利用して断面画像を得る。核に磁場が与えると、2つのエネルギー順位に分裂する「ゼーマン分裂」を利用する。ゼーマン分裂は、1つの軌道に存在する電子が2つの自転状態(スピン)を取ることが可能だからこそ起こりえる現象だ。たとえると、ヒトが普通に立っている場合と逆立ちしている場合の2つがあるようなもの。スピンの2つの状態は、磁場がない状態では同じエネルギーだ。しかし、磁場をかけると2つの状態にエネルギーの差ができ、ゼーマン分裂をする。磁場をかけるとなぜエネルギーの差がでるのか。ヒトがふつうに立っている場合より逆立ちしている場合のほうが大変で、エネルギーの消費量が多い。だが宇宙空間では重力という場が存在しないので上下の違いがなく、立っている場合と逆立ちしている場合とでエネルギーに差がない。これが地球であるとエネルギーに差がでる。ゼーマン分裂はそれに相当する。
人間の身体を構成している生体物質の大部分には、無数の水素の原子核が含まれている。このままでは原子核のスピンの方向はバラバラだが、この原子核の人体を一定の強さの磁場のなかに置くと、その原子核が小さな電磁石みたいになり、同じ方向にスピンするようになる。磁場をなくすと、またものと状態、つまりバラバラなほうこうにスピンするようになる。ところが、もとの状態に復元するまでの時間が、人体の組織ごとに異なる。MRIは、人体に磁場を加えてからいったん取り去り、水素の原子核の状態がもとの状態に戻るまでの時間を測定して、その差をコンピュータで立体映像にする。
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1973年になってからようやく、米国のポール・ラウターバーが線形磁場勾配法という非常に原理的にシンプルかつ重要な画像化の原理を提案し、発表する。静磁場にわずかな勾配をもたせることで、空間的な位置情報をフーリエ変換の世界で共鳴周波数のシフトとして画像化したものだ。さらに英国のピーター・マンスフィールドが1977年、水素の原子核の状態がものと状態に戻るまでの時間に比較して、小さい高周波パルス列で照射することで、超高速で画像を得られるようにした。
こうして実用化されたMRIは、放射線を浴びる実用がない、骨は写らないので内臓の状態が詳細にわかる。画像のコントラストがX線よりも鮮明など、X線CTより多くの点ですぐれ、医療現場に革命をもたらす。もっとも磁気を使うので、MRIは身体に金属を埋め込んでいたりする場合は使えない。逆に骨の病気を診るには、MRIは非常に役立つ。

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ポール・ラウターバー Google 検索
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