じじぃの「人の生きざま_234_鈴木・章」

鈴木章 - あのひと検索 SPYSEE
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ノーベル化学賞 鈴木章氏と根岸英一 動画 デイリーモーション
http://www.dailymotion.com/video/xf3dga_yyyyyyy-yyyyyyyyyy_tech
質疑応答 鈴木章名誉教授講演 「工学部学生に贈る言葉 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=NQgWnxmlqbE
カップリング反応 ウィキペディアWikipedia)より
カップリング反応 (英: coupling reaction) とは、2つの化学物質を選択的に結合させる反応のこと。特に、それぞれの物質が比較的大きな構造(ユニット)を持っているときに用いられることが多い。天然物の全合成などで多用される。
【概要】
結合する2つのユニットの構造が等しい場合はホモカップリング、異なる場合はクロスカップリング(またはヘテロカップリング)と言う。
カップリング反応として様々な方法が開発されている。近年は特に触媒量の遷移金属化合物の存在下で、有機金属化合物あるいは不飽和炭化水素化合物が有機ハロゲン化合物と縮合するカップリング反応がいろいろ知られてきており、天然物合成などで多用されるようになった。
2010年のノーベル化学賞はこのカップリング反応のうち、ヘック反応・根岸カップリング・鈴木・宮浦カップリングの合成方法を確立した3者に授与された。
鈴木章 ウィキペディアWikipedia)より
鈴木章すずきあきら、1930年9月12日 - )は、日本の化学者、北海道大学名誉教授、日本学士院会員。北海道胆振総合振興局管内鵡川町(現むかわ町)出身。北海道江別市在住。1979年、芳香族化合物の合成法としてしばしば用いられる反応の一つである「鈴木・宮浦カップリング」を発表、金属のパラジウムを触媒として、炭素同士を効率よくつなげる画期的な合成法を編み出したことで2010年にノーベル化学賞を受賞した。
【経歴・人物】
北海道大学での勤務は、理学部で2年半、工学部で32年半におよんだ。途中、1963年(昭和38年)から1965年(昭和40年)までの3年間(実質的には2年弱)、アメリカ合衆国インディアナ州のパデュー大学のハーバート・ブラウンのもとで有機ホウ素化合物の研究を行う。このときの経験が、当時助手だった宮浦憲夫(現在、北海道大学特任教授)とのカップリング反応の研究に活かされ、1979年(昭和54年)発表の鈴木・宮浦カップリングの発見につながった。尚、ノーベル賞受賞後に、根岸氏と共に北海道大学触媒化学研究センター・特別招聘教授に就任。

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『現代化学の大発明・大発見50』 大宮信光/著 サイエンス・アイ新書 2012年発行
クロスカップリング 根岸英一鈴木章リチャード・ヘック (一部抜粋しています)
クロスカップリング」という言葉が一躍、世に知られるようになった2010年、根岸英一・パデュー大学特別教授と鈴木章北海道大学名誉教授が、米デラウェア大学名誉教授のリチャード・ヘックとともに、このクロスカップリング技術の縁で結ばれ、ノーベル化学賞を共同受賞した。クロスカップリングとは、異なる有機化合物をいわば結婚させ、カップリングし、クロス(交雑)させて新しい素材を生み出す”万能のり”のような技術である。
根岸が渡米した1960年代の日本では、世界に先駆けてクロスカップリング反応の研究が始まっていた。木材のよさが失墜し、プラスチックが光り輝く時代であった。それより前は、化学工業の主要資源は石炭ガスの副産物のコールタールであった。1950年代以降、石油化学工業が急速に発展し、石油に由来する大量かつ多様な有機化合物原料を提供するようになった。それらの有機化合物原料を目の前に、化学者たちの意欲がおおいに高まる。新しい加工物をつくりだし、衣・食・住など人間生活のさまざまな局面に貢献したい。高分子化学製品であるさまざまなプラスチックをはじめとして、機能が設計された多種多様な機能性分子を創造したいという夢が広く共有された。
炭素を思いどおりにつなぎ、新しい化合物をつくりだすことが、化学者の夢となった。ところが、炭素と炭素を結びつけるのは難しい場合が多い。いったん結びついた炭素同志の結合は、ふつう、とても強固なのだ。簡単に切り離して、新たに結びつけ、新しい雪物を合成するのは実に困難だ。たんに原料を混ぜて圧力をかけたり、加熱したりするだけでは、とても合成できない。では、どうしたらいいのか。その挑戦に応えるかのように登場したのが、クロスカップリングの技術なのである。
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鈴木が注目した有機ホウ素化合物は、とても安定した物資である。「安定しているということは、扱いやすいという長所でもある。有機化合物に活用できるのではないか」という鈴木の逆転の発想こそが、ノーベル賞に結びつく。その契機となったのが、アメリカ留学中に有機ホウ素化防物の合成について研究したことだ。留学を終えて帰国した鈴木は、グリニャール試薬にパラジウムを触媒とするクロスカップリング反応を思いつく。グリニャール試薬は扱いが難しく、値段が高い。また、炭素ーマグネシウム結合のうち、比較的緩い結びつきのイオン結合が約34%を占めると考えられていた。それに対して有機ホウ素化合物の炭素と頬ウソの結びつきは、もっとも強固な共有結合である。鈴木は、それなら塩基を加えてイオン性を高くすれば炭素ーホウ素の結合がほどけやすくなるのではないかと予測した。この予測はもののみごとに的中し、鈴木カップリングの誕生となった。

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