じじぃの「人工筋肉・電動アクチュエータ!ロボットスーツが未来を変える」

ロボット・スーツHALが文科省で動き出す! 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=dzDB_5DiAPI
[FIRST トップ研究者紹介] 山海 嘉之 (筑波大学) Yoshiyuki Sankai 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=7jYCl3SiOKY
「夢の扉」 パワーアシストスーツで日本を元気に! 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=e2cpKV21BAs
ロボットスーツ マッスルスーツ Google 検索
https://www.google.co.jp/search?hl=ja&rlz=1T4GZAZ_jaJP276JP276&q=%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%84&gs_l=hp...0l5j41l3.0.0.9.44344...........0.VbU8lCcMDTI&sa=X&oi=image_result_group&ei=9SJZUeS6A4HlkAWFwYEg&ved=0CCMQsAQ&gws_rd=ssl&tbm=isch#hl=ja&q=%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%84%20%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%84&tbm=isch
HAL@(Hybrid Assistive Limb@)について CYBERDYNE
HAL(Hybrid Assistive Limb)とは、体に装着することによって、身体機能を補助・増幅・拡張することができる世界初のサイボーグ型ロボットです。
・人が筋肉を動かそうとしたとき、脳から運動ニューロンを介して筋肉に神経信号が伝わり、筋骨格系が動作しますが、その際に、微弱な生体電位信号が皮膚表面に漏れ出してきます。HALは、装着者の皮膚表面に貼り付けられたセンサでこの信号を読み取り、その信号を基にパワーユニットを制御して、装着者の筋肉の動きと一体的に関節を動かすのです。これによって動作支援が可能になります。
・生体電位信号を検出し、人間の思い通りに動作する「サイバニック随意制御システム」だけではなく、人間のような動作を実現することができる「サイバニック自律制御システム」の二つの制御系が混在したサイボーグ型ロボットです。
・生体電位センサの他にも、関節角度を測定する角度センサ、重心の位置を検出する床反力センサ等が取り付けられています。
・HALの応用分野は幅広く、福祉・介護分野における身体機能に障がいがある方への自立動作支援、介護支援をはじめ、工場などでの重作業支援、災害現場でのレスキュー活動支援、エンタテイメントなど、幅広い分野での適用が期待されています。
http://www.cyberdyne.jp/robotsuithal/
ロボットスーツにかける思い CYBERDYNE
山海教授は2004年6月にCYBERDYNE社を設立しました。『ロボットスーツ』という未知のものを作り出した山海教授。
http://www.cyberdyne.jp/believe/index.html
ワイド! スクランブル (追加) 2014年7月9日 テレビ朝日
【司会】橋本大二郎大下容子 【レポーター】井筒和幸(映画監督)
▽介護用ロボット 「マッスルスーツ」
井筒監督が訪れたのは東京・八王子市にある菊池製作所。
介護用ロボットマッスルスーツは入浴介護などの場で患者を抱きかかえるときの補助として威力を発揮しているという。空気の出し入れにより人工の筋肉が収縮。持ち上げる力などを助けてくれる。
マッスルスーツを着た井筒監督は40kgのバーベルを軽々と持ち上げ、その実力に驚いた。高齢化問題に着目し、この介護用ロボットを開発した菊池製作所の菊池功社長は「将来老老介護になったとき、ある程度の力があればマッスルスーツをつければ介護ができる」と話した。
町工場から菊池社長一代で2011年に株式上場まで成長、安倍総理も実際にマッスルスーツを体験するなど成長戦略のひとつの目玉として、日本のロボット産業は期待されている。菊池製作所の主力工場は菊池社長出身の福島・飯館村にある。現在、この地域では居住制限区域に指定されているが、事業活動は認められている。
http://www.tv-asahi.co.jp/scramble/
プロフェッショナル 仕事の流儀 「山海嘉之」 2014年1月20日 NHK
●”あなたのため”から 革新技術は生まれる
世界初のサイボーグ型ロボットを生み出した山海。人が筋肉を動かす時に出す「動け」という意識を【電気信号】として解析し、人間の複雑な動きを瞬時に実行できるロボットだ。
今このロボットが大きな注目を集めるのは、リハビリの分野。脊髄損傷や脳卒中になり、まひを抱える人々が、山海のロボットを装着して何度もまひした部位を動かすことで、「動いた」という感覚が脳にフィードバックされていく。これが脳神経機能の回復や治療につながり、これまでのリハビリでは考えられなかった身体機能の改善がなされる、と注目されているのだ。こうした山海の技術は、技術を利用する人々に”寄り添っていく”こと進化していく。ロボットをどう改良すればその人の症状が改善していくのか、困難を抱える人個人に徹底的に向き合っていく。
「たった一人の方に対してピタッと合わせた技術がうまくできれば、それはその方のものでしかないのかもしれませんが、実はその背後には類似の多くの方がいらっしゃるので、そうした方々にフィードバックできる。それが一つまた大きな扉を開けることになって、また新しい技術につながっていく」
http://www.nhk.or.jp/professional/2014/0120/
プライムニュース 「提言企画2020の主役④ ロボット導入で革新 医療&介護現場の未来」 2013年11月28日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理 【ゲスト】小宮山宏三菱総合研究所理事長 前東京大学総長)、鍋嶌厚太(CYBERDYNE(株)研究員)、関口史郎(かながわ福祉サービス振興会介護ロボット推進課長)
高齢社会を迎え、医療機関や在宅介護など様々な場面でロボット技術の活用が期待されている。先進国が次々と高齢化に向かう中、製造産業にとっては将来が有望視される 新たな成長分野でもある。
日本のロボット技術開発の現状や、その国際競争力は。安全性や価格の問題など、将来に向けた課題とは。
先進技術と高齢社会の融合を研究する第一人者の小宮山宏 三菱総研理事長と、次世代を担う若手開発者を迎え、高齢社会のヒトとロボット、その共存のあり方を問う。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d131128_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d131128_1
パワードスーツ ウィキペディアWikipedia)より
パワードスーツとは、人体に装着される電動アクチュエータや人工筋肉などの動力を用いた、外骨格型、あるいは衣服型の装置である。
日本語では直訳で強化服、半分だけ訳して強化スーツとも呼ばれているほか、ロボットスーツと呼ばれる物も存在する。医療・介護分野で使われているものは、パワーアシストスーツと呼称されることもある。また近年はマッスルスーツという呼称も普及してきている。ただし「パワードスーツ」という呼称は、後述するサイエンス・フィクション(SF)小説に登場することから日本で多く用いられるようになったものであり、例えば英語では一般的にPowered suitではなくPowered exoskeleton(強化外骨格)と総称される。
SF作品などに登場する架空のものでは、登場作品によって色々な名称や作動方式・機能の付加が見られる。
【介護・医療機器として】
1996年に筑波大学山海嘉之教授らによって開発されたロボットスーツHAL(Hybrid Assistive Limb)は皮膚表面の生体電位信号を読み取り動作する世界初のパワードスーツであり、その後産学共同体企業サイバーダインが設立されている。この装置の全身型は例えば100kgのレッグプレスができる人間が装着すれば180kgを動かすことができ、数kgを持ち上げる感覚で40kgの重量物を持ち上げることができる。2008年10月よりHALの下半身タイプが大和ハウス工業からリース販売されている。
また2011年3月11日の福島第一原発事故後、「HAL」を原発作業員のために改良した新型ロボットスーツを公開している。

                                    • -

『ロボットはなぜ生き物に似てしまうのか』 鈴森康一/著 ブルーバックス 2012年発行
ロボット設計者が憧れる究極のモータ (一部抜粋しています)
大きな力が必要なロボットでは、空気の代わりに油を使ってシリンダを駆動する。油圧シリンダである。基本原理は空圧シリンダにおける空気が油に変わっただけだが、油圧ではより高い圧力が仕える。空気では通常6気圧(1㎝2の面積に約6kgfの力がかかる圧力)程度の圧力を使うのに対して、油圧では1㎝2あたり10〜700kgfといった高い圧力を使う。このため大きな力を得ることができ、力が必要な建設機械の大半が油圧シリンダで動いている。
他にも、圧電アクチュエータ、形状記憶合金、静電モータなど、さまざまなアクチュエータがあるが、実際にロボット駆動に使われている例は少ないのでここでは省略しよう。
ロボット設計者は、特殊なケースを除けば、電磁モータか油空圧アクチュエータのいずれかを使って日々、ロボットの駆動系を設計している。しかし、私たちは既存のアクチュエータに決して満足していない。もっと小型軽量で、パワフルで効率よく、制御性の高いアクチュエータの実現を切望しているのだ。
ロボット研究者が目指す究極のアクチュエータの1つは、生き物が持つ筋肉である。筋肉は最新の電磁モータに比べても優れた性能を持っている。柔らかく滑らかに動き、それでいて生み出すパワーも大きい。
生き物の筋肉のような優れた性能を持つ「人工筋肉」を手に入れることは、ロボット設計者にとって大きな夢であり、その実現に向けた多くの研究開発が進められている。

                                    • -

どうでもいい、じじぃの日記。
鈴森康一著 『ロボットはなぜ生き物に似てしまうのか』という本を見ていたら、「ロボット設計者が憧れる究極のモータ」というのがあった。
「生き物の筋肉のような優れた性能を持つ『人工筋肉』を手に入れることは、ロボット設計者にとって大きな夢であり、その実現に向けた多くの研究開発が進められている」
脳卒中なんかで、手足がマヒし、つらいリハビリをしているのを時々、テレビで見かけることがある。
筑波大学 山海教授が開発した介護支援ロボットスーツ(HAL)はそのリハビリを助けるロボットとして、すでに病院などで使われているのだそうだ。
このロボットスーツは、皮膚から脳の電気信号を読みとって動くので「人工筋肉」の働きをするのだろうか。
2013年2月、福祉用ロボットスーツは世界初の安全認証(ISO13485)を取得した。そして、筑波大学ベンチャーのサイバーダインがロボットスーツの量産体制に入った。
リハビリも楽しいという時代になったのでしょうか。