じじぃの「人の死にざま_1119_J・シャルル」

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Charles Law 動画 YouTube
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Charles Law - - The Leonardo Project 動画 YouTube
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ジャック・シャルル ウィキペディアWikipedia)より
ジャック・アレクサンドル・セザール・シャルル(Jacques Alexandre Cesar Charles, 1746年11月12日 - 1823年4月7日)はフランスの発明家、物理学者、数学者、気球乗り。1783年8月、ロベール兄弟と共に世界で初めて水素を詰めた(有人)気球での飛行に成功。同年12月には有人気球で高度約1,800フィート(550メートル)まで昇った。モンゴルフィエ兄弟の熱気球に対して、シャルルのガス気球は Charliere と呼ばれた。
シャルルの法則は気体を熱したときの膨張の仕方を示したもので、ジョセフ・ルイ・ゲイ=リュサックが1802年に定式化したが、ゲイ=リュサックは公表されていないジャック・シャルルの業績を参照してシャルルの法則と名付けた。
1793年、科学アカデミー会員に選ばれ、間もなくフランス国立工芸院の物理学教授となった。

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『異端の数ゼロ――数学・物理学が恐れるもっとも危険な概念』 チャールズ・サイフェ/著、林大/訳 早川書房 2003年発行
絶対的なゼロ――ゼロの物理学 (一部抜粋しています)
物理学で最初の避けられないゼロの源は、半世紀にわたって使われてきた法則にある。この法則は1787年、フランスの物理学者、ジャック・アレクサンドル・シャルルによって発見された。シャルルは、水素気球で飛んだ最初の人としてすでに有名になっていた。だが、この航空術上の離れ業をやってのけた人としてではなく、その名が冠された自然法則の発見者として記録されている。
当時、さまざまな気体が実に異なる性質をもつことに多くの物理学者が魅了されていたが、シャルルもその一人だった。酸素は燃えさしを燃え上がらせ、二酸化炭素はその炎を消してしまう。塩素は緑色で至死性をもつ。窒素酸化物は無色で、クスクス笑いを引き起こす。しかし、これらさまざまな気体に共通する基本的な性質がある。熱すると膨張し、冷やすと収縮するのだ。
シャルルは、この振る舞いがきわめて規則的で予測可能であることを発見した。互いにそっくりな2つの気球の一方に、ある種の気体を、もう一方に別の種類の気体を、等しい量だけ入れる。同じ量の熱を加えると、同じだけ膨張する。同じように冷やすと、一斉に収縮する。さらに1度上げ下げするたびに、ある割合で体積が増減する。シャルルの法則は、気体の温度と体積の関係を表すものだ。
1850年代、イギリスの物理学者、ウィリアム・トムソンはシャルルの法則についておかしなことに気づいた。温度を下げると、気球の体積は小さくなっていく。一定のペースで温度を下げつづけると、気球は一定の率で縮みつづけるが、いつまでも縮みつづけるわけにはいかない。理論上は、ある温度で気体は何の空間も占めなくなる。シャルルの法則によれば、気球に入れた気体の占める空間はゼロにまで縮むはずだ。言うまでもなく、ゼロ空間はありうる最小の体積である。気体がこの点に達すると、何の空間も占めなくなる(負の空間を占めるということはありえない)。気体の体積は温度と関係しているとすれば、最小体積があるということは、最低温度があるということだ。気体が際限なく冷えていくことはありえない。気球をもはや収縮させることができなくなったら、温度ももはや下げられない。これが絶対零度だ。ありうる最低の温度で、氷点下摂氏273度ちょっとである。
トムソンはケルヴィン卿という呼び名のほうがよく知られている。普遍的な温度の目盛りは、ケルヴィンにちなんで名づけられている。摂氏零度は氷点だ。ケルヴィン目盛りの零度は絶対零度である。

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