じじぃの「使い捨てライター・チルチルミチル・BICライター!国産はじめて物語」

1976 - チルチルミチル 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=GTVCQP11pGc
使い捨てライター 画像
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/f0/1232f3adde4a82602f0edf77dbf2aaa3.jpg
BIC J6 画像
http://lh6.ggpht.com/_hfOZai4GAyw/S0sWhOzimHI/AAAAAAAAA2M/opad5TdKO64/s288/bic-j6.jpg
東京パイプ 株式会社
登場以来26年、鳥のマークでおなじみのチルチルミチル使い捨てガスライターは、名入れもお手頃価格でご利用でき、企業PR・記念品などに最適な商品です。
その他、ヤニ取りパイプ「ミクロフィルター」、「共用ガスボンベ」、オイル長持ち「タンクライター」などを取り扱っております。
http://www.minato-ala.net/s_company2/company/0640.html
BICジャパン、7色のドット柄ライターを9月下旬より発売 2012.9.25 SankeiBiz
BICジャパン株式会社(本社:東京都中央区代表取締役社長:柳澤博幸)は、2012年9月下旬より、7色の水玉模様の「BICドット柄ライター」および同色・同柄の「BICドット柄ソフト携帯灰皿」を販売いたします。希望小売価格は、「BICドット柄ライター」、「BICドット柄ソフト携帯灰皿」ともに120円(税込)、9月下旬より先行して一部の輸入生活雑貨店「PLAZA」にて販売されます。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120925/prl1209251208033-n1.htm
ライター ウィキペディアWikipedia)より
ライター(lighter)とは火をつけるための装置である。燃焼式が主流で、電熱式もある。
【ガスライター】
小型ガスバーナーと小型ガスボンベ等が一体となった物である。燃料として主にブタンなどの可燃性ガスが使用されている。気体のブタンは密度が小さく、空気に混じってしまうが、比較的低い圧力で液体となるため、ライターには利用しやすい物質といえる。液化ガス式ライターには、燃料を補充できるものと、補充できない使い捨てのものがある。後者の製品は燃料補充の手間がかからないことと、非常に安価な製品(いわゆる百円ライター)が1970年代半ば以降普及したため、現在のライター製品の主流となっている。また、気化したブタンやその燃焼ガスはほぼ無臭であるため、煙草の香りをそこなわないとしてガスライターを重用する者もいる。このことを理由に葉巻はガスライターで着火されることが多い。
ガスライターはその燃料の性質上、可燃気体のガス噴出量と周辺空気の混合比率が適切な状態で燃焼がおこるため、ライター周辺の風が強いと本来設計された位置で点火用の火花を散らしても発火点に達せず、着火しない事がある。ただし、ガスの噴出圧力を利用して強制的に混合気を点火チャンバー内に充填するターボライターの登場によって今日では強風のなかでも点火が可能になっている。
ビック (フランス企業) ウィキペディアWikipedia)より
ビック(BIC) 社: 正式社名ソシエテ・ビック) は、全世界160カ国以上で1800億円以上売り上げを誇るフランスの世界有数の筆記具メーカーである。
1945年、マルセル・ビックがパリ郊外の工場を買い取り創業。当初はシャープペンシルや万年筆の部品を製造するメーカーであった。
1950年、「BIC」のブランド名でボールペンを販売開始。世界中で圧倒的な人気を集めることとなった。また、ライターやシェーバー、スポーツ用品のメーカーでもある。現在では、アメリカの高級筆記具メーカー「SHEAFFER(シェーファー)」を買収し、傘下としている。

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『国産はじめて物語―世界に挑戦した日本製品の誕生秘話』 レトロ商品研究所/編集 2003年発行
喫煙具の歴史を劇的に変えた100円ライターの登場 (一部抜粋しています)
ポケットや手のひらにすっぽり収まるサイズ、たった100円なのに精巧かつ頑丈、1000回はタバコに火をつけられるというコストパフォーマンスの良さ――。喫煙者の間で長く愛され続けている使い捨てライター「チルチルミチル」が誕生したのは昭和50年(1975)年のこと。
使い捨てライターは昭和30年代にはすでにフランスで製造、販売されていた。昭和42(1967)年、喫煙具や文具などの日用品の製造、販売をしている東海精器(現・東海)の創業者である新田富夫が、会社を立ち上げる以前、パリへ旅行したときにこれを見つけ、「わが国でも作れないだろうか」と日本に持ち帰った。フランスで売られていた使い捨てライターは当時のレートで600〜700円ほど。しかし「日本で幅広く使われるにはもっと安いほうがいい」という新田の想いから、それに向けて開発に取り組むことになる。これがチルチルミチル誕生のきっかけだ。
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この「チルチルミチル」という名前は誕生と同時に命名された。メーテルリンク原作のおなじみの童話で『青い鳥』の主人公、「チルチル」と「ミチル」が由来になっている。この名前をつけたのは、山本の妻である照子夫人だった。発売された当時はオイルショック直後で物価が年々高騰していくという、一般庶民にはつらいご時世だった。将来に明るい光を見出すのが困難だった。そんな不透明な時代に「せめて一つぐらい幸せを運んでくれるものになってほしい」という願いが込められている。幸福を追い求めて夢幻の世界に旅する兄チルチルと妹ミチルにあやかろうとしたのだ。この名前が広く世間に浸透していくと、小学校の先生から「正しくは『チルチルとミチル』であり、児童が間違って覚えてしまうので困る」という手紙もきたそうだ。実は、主人公が兄妹2人なので2個200円でセット販売し、バラ売り1個は150円に設定して差額の50円は福祉事業に貢献しようとも試みたが、「流通の混乱を招きかねない」との理由で結局100円での販売に落ち着いた。
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着火部分に使われている着火石は発売当時と変わりなく、現在も国産のものを使用しているが、やすり部分(火を点ける時に親指が当たる部品)は、回転がなめらかになるように改良を重ねて、より着火がスムーズになるよう工夫されている。
着火部分の側面にあしらわれているロゴマークの刻印は、発売初期のものが、現在より少しだけ文字が大きめになっている以外は、あまり変化していない。ちなみに、この鳥マークのデザインは、山本静孝(現・東京パイプ代表取締役)の幼なじみのデザイナーが、たった一晩で作成したというエピソードがある。
このように、最高レベルに達した現在でも、基本モデルの価格は発売当時の100円のままだ。その根底には、新田がパリの街角で初めて使い捨てライターに出会ったときの「庶民のために、安くて便利なものを普及させたい」という理念が流れている。現在では喫煙者の嗜好やニーズに合わせて、さまざまなタイプやデザインのチルチルミチルが登場しており、ますます進化し続けている。

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どうでもいい、じじぃの日記。
ぼけっと、『国産はじめて物語―世界に挑戦した日本製品の誕生秘話』という本を見ていたら、「喫煙具の歴史を劇的に変えた100円ライターの登場」というのがあった。
「使い捨てライターは昭和30年代にはすでにフランスで製造、販売されていた」
日本に100円ライターが登場する前に、フランスにはすでに使い捨てライターがあったのだ。
ネットで「フランス 使い捨てライター」をキーにして検索してみた。
BICライター」が出てきた。あのボールペンのBICだ。そういえばBICライターもよく使った。
じじぃが仕事をしていた1970〜90年代は、みんな机の上がタバコの吸い殻だらけだった。そして、みんなチルチルミチルか、BICライターを上着のポケットかズボンのポケットに入れて持ち歩いていた。
日本の高度成長期は、みんなタバコをぷかぷか吹かしながら仕事をしていた。タバコと共に歩んだ高度成長時代だった。