じじぃの「人の死にざま_1093_K・シュヴァルツシルト」

カール・シュヴァルツシルト - あのひと検索 SPYSEE
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The Largest Black Holes in the Universe (VERSION ONE) 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=cW7BvabYnn8
Voyage into the Schwarzschild black hole 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=eDRnFcDLtRY
カール・シュヴァルツシルト ウィキペディアWikipedia)より
カール・シュヴァルツシルト (Karl Schwarzschild, 1873年10月9日 - 1916年5月11日) は、ドイツの天文学者、天体物理学者。日本語ではシュバルツシルトとも表記される。
1915年、ドイツ軍の砲兵技術将校としてロシアで従軍中、アインシュタイン一般相対性理論から重力場を記述する重力方程式から導き出された最初の特殊解 (シュヴァルツシルトの解) を発見し、直後にはアインシュタインに手紙を送っている。論文は、アインシュタインが従軍中のシュヴァルツシルトに代わってドイツアカデミーに提出した。
この論文では、ある空間に極めて高い質量が存在する場合、空間自体が重力で歪み“シュヴァルツシルト半径”と呼ばれる特殊な球形の領域が発生、近い場所ではその重力で光が吸い寄せられ、領域の内側では光の速度でも抜け出せないことを表しており、ブラックホールの存在を示唆していた。論文発表から4ヵ月後、従軍中の病気が元で死去する。
バルジ ウィキペディアWikipedia)より
バルジ(bulge)とは膨らんでいる部分を指す。
・銀河バルジは、渦巻銀河の中心部分にある回転楕円体の膨らみ部分。

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『宇宙はなぜこんなにうまくできているのか』 村山斉/著 集英社 2012年発行
銀河の中心に存在するブラックホール (一部抜粋しています)
銀河系が周囲の星を吸い込むほどの重力を持っているとなると、私たちの太陽系も中心に引き寄せられて、いずれバルジの中に入るのではないかと思う人もいるでしょう。その場合、地球がバルジに近づくにつれて天の川は次第に幅を広げてゆき、やがて「海」のように全天を覆い尽くすことになります。
しかし――想像するとたいへん愉快な風景ではありますが――残念ながらそうはなりません。太陽系のみならず、銀河系の星はぐるぐると回転しているので、惑星が太陽に近づいていかないのと同じように、中心部分に近づくことはないのです。
とはいえ郊外の住民にとって、きらびやかな星の光に囲まれた都会派気になる存在。出かけていくことはできなくても、そこがどんな様子になっtいるのか知りたいと思うのが人情でしょう。
たしかに、バルジは密度も高く、星と星との距離が近いので、そこに行けばいまよりも夜空の星が大きく見えるかもしれません。その意味では、都会のように華やかな場所ではあります。
でも、その中心に何があるのかを知ると、あまり近寄りたいとは思わない人が多いのではないでしょうか。銀河系の中心には、あのブラックホールがあるからです。
それは、私たちの銀河系だけではありません。天の川銀河と同じ渦巻き型の銀河は、いずれもその中心に巨大なブラックホールがあると考えられています。渦巻き型の銀河は宇宙ではありふれた存在ですが、それと同様、ブラックホールも実にあるふれた天体です。
ただし、それは最初から「あって当たり前」と考えられていたわけではありません。理論的にその存在が予想された当初は、物理学の世界でも「そんなものがあるはずがない」という激しい反対論にさらされました。
20世紀の初頭に、光さえも脱出できない天体があり得ることを予想したのは、ドイツの物理学者カール・シュヴァルツシルトです。それは、アインシュタイン一般相対性理論を発表してからすぐのことでした。アインシュタインが示した方程式を解いたときに出てくるひとつの答えが、ブラックホールだったのです。(ちなみに、シュヴァルツシルトは16歳で天文力学について論文を出版し、20代で名門ゲッティンゲン大学の教授になったというすごい人です。このブラックホールの難しい計算も、実は第一次世界大戦の前線で従軍中に成し遂げたのでした。しかし惜しくもその1年後には前線で病気にかかり、亡くなってしまいました)。
シュヴァルツシルトは、極端に小さくて極端に質量の重い天体を考えて、一般相対性理論の方程式に当てはめました。すると、光の速度でも脱出できないという解が出ます。しかしアインシュタイン自身は、シュヴァルツシルトが自分の方程式を解いてくれたことは喜んだものの、現実にブラックホールが存在するとは信じていませんでした。
その後、インド出身の物理学者スブラマニアン・チャンドラセカールが、ブラックホールの実在を予言する発見をします。それまで星の一生はすべて白色矮星で終わると考えられていましたが、チャンドラセカールは白色矮星がある値以上は大きくなれないことを発見し、重い星はブラックホールになるはずだと予想したのです。

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