じじぃの「レアメタルがいらない新素材の開発・有機EL(発光)!WBS」

【脱輸入レアメタル依存】 資源を作り出す日本の技術 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=_QX3P72aQjU
中国が資源を押さえて日本の属国化狙う 【レアアース&レアメタル 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=gbOGg68Frug
世界のトップを目指す 30 の最先端研究課題・中心研究者
http://www8.cao.go.jp/cstp/panhu/panfu08.pdf
九州大、エキサイプレックス発光による有機EL素子の高効率化に成功 2012/03/16 マイナビニュース
九州大学(九大)最先端有機光エレクトロニクス研究センター(OPERA)の安達千波矢主幹教授と合志憲一助教らの研究グループは、エキサイプレックスと呼ばれる種類の異なる2つの分子の会合体を有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)の発光材料に適応し、電流励起によるエキサイプレックス発光の中では最も高い外部量子効率が5%を超える高効率化の実現に成功したことを発表した。
http://news.mynavi.jp/news/2012/03/16/039/index.html
レアメタル不要な有機ELの新発光材料「ハイパーフルオレッセンス」を開発、材料コスト10分の1程度に減 2012/12/12 
九州大最先端有機光エレクトロニクス研究センターの安達千波矢センター長らは、レアメタルを使わずに高効率で発光する有機化合物、ジシアノベンゼン誘導体を開発。蛍光材料と同等の価格で、リン光材料と同様の発光効率を持つ素材という。「ハイパーフルオレッセンス」と名付けた。
http://2chnode.com/archives/104878.html
ワールドビジネスサテライト 特集「新成長分野の現場で見た課題は」 2013年1月8日 テレビ東京
【司会】進藤隆富、森本智子小谷真生子 【ナレーター】小椋恵子
日本経済再生本部の描く成長戦略には、3本の柱があります。1.製造業の再生を図る「日本産業再興プラン」。研究開発投資を促すための税制優遇などです。2.「国際展開戦略」。農産物などの輸出拡大や中小企業の海外進出を後押しします。3.成長が見込める分野に集中投資して育てる「市場の創出」。例えば、iPS細胞を使った再生医療の研究開発を促進することやレアメタルレアアースを使わない新素材の実用化などがこれにあたります。WBSでは、脱レアメタルにむけた素材開発の現場を訪ねました。2010年に、九州大学が立ち上げた最先端有機光エレクトロニクス研究センター。iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中教授などと並び、内閣府が選ぶ「日本の研究者トップ30」にも名前を連ねる安達千波矢教授は、有機ELに使われる発光材料を研究しています。研究センターでは、新日鉄住金化学や東京エレクトロンなど、14の民間企業と協力。わずか2年半で、レアメタルがいらない新発光材料、「ハイパーフルオレッセンス」を開発しました。今まで必要不可欠だったイリジウムなどのレアメタルを使わず、炭素、水素、窒素、という身の回りにある分子で“脱レアメタル”が実現できるようになりました。コストは従来の10分の1にまで抑えられるといいます。ただ、新技術に関し特許を取得しようとすると、国内の特許出願には1件10万円程度ですが、海外では1件当たり500万円程度かかることもあり、1大学の研究センターが戦略的に取得するには非常に負荷が大きいと安達教授は明かします。こうした課題を克服し、安心して基礎研究できる体勢を整えることに、国の支援が望まれるといいます。
http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/wbs/newsl/post_33050/
どうでもいい、じじぃの日記。
1/8、テレビ東京WBSワールドビジネスサテライト』で特集「新成長分野の現場で見た課題は」を観た。
こんなことを言っていた。
日本経済再生本部 成長戦略
日本産業再興・・・研究開発投資を促すための税制優遇など
②国際展開・・・・・農産物などの輸出拡大や中小企業の海外進出を後押し
③市場の創出・・・・成長が見込める分野に集中投資、レアメタル不要の新素材開発など
市場の創出ですが、成長が見込める分野に集中投資して育てようというもので、再生医療の研究開発を促進することや、レアメタルレアアースを使わない新素材の実用化などがこれに当たります。その現場を取材しますと、国のどんな支援が必要なのかが見えてきました。
港湾に大きなビルが立ち並ぶ映像が出てきた。
福岡市。2010年に九州大学が立ち上げた「最先端有機光エレクトロニクス研究センター」。進藤キャスターが最先端有機光エレクトロニクス研究センターを訪ねて、安達千波矢教授にインタビューを行った。
このセンターを率いているのが安達教授です。iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中教授などと並び、内閣府が選ぶ「日本の研究者 トップ30」に名前をつらねます。
安達教授、「髪の毛の200分の1のフイルムをここで作っている」
安達教授が研究するのは次世代のディスプレー素材として注目される有機EL。開発に携わるスタッフには意外な人たちが。
進藤、「どちらから」
研究者、「新日鉄住金化学から」
進藤、「こちらは、どちらから」
研究者、「東京エレクトロンから出向で」
パンフレットの表紙に「国立大学法人九州大学 最先端有機光エレクトロニクス研究センター OPERA」が書かれている。
この研究センターには14の民間企業から社員が出向。互いのノウハウを共有しながら開発を進めています。
このメンバーがわずか2年半という期間で開発したのが、この黄色い粉。
安達教授が手にしたプラスチックスの容器に黄色い粉が入っている。
安達教授、「低コストだが、ほぼ100%の効率で電気エネルギーを光エネルギーに変換できる」
一見すると、ただの黄色い粉。しかし、紫外線を照らすとこのように発光。
ノーベル化学賞受賞の下村修博士がオワンクラゲから発見した発光物質(GFP)のように緑色に発光している。
電流をほぼ100%の効率で光に変えることができるのです。
安達教授、「従来はイリジウムなど、レアメタルを含まないと実現できなかった。炭素・水素・窒素という身の回りにある分子で実現できるようになった」
有機ELの発光素材に必須だったレアメタル。しかし、イリジウムはこれまだ南アフリカでしか産出されないため、供給や価格高騰が問題視されていました。
進藤、「コストで言うと、どれくらい安くなるのか」
安達教授、「イリジウムは1グラム200ドル以上なので、概算で10分の1くらいのコストになる」
安達教授はすでにこの材料を使ったディスプレーを試作していて、テレビやスマートフォン向けなど、早ければ年何に企業への販売を目指しています。
今回の新技術には国内外で特許を取得。ここに課題があるといいます。
安達教授、「よい研究成果をビジネスにするために大事なのは特許です。九州大学が特許を戦略的に出すのは非常に負荷が大きい」
国内の特許出願には1件10万円ほどですが、海外では1件500万円ほどかかることがあり、国の支援が望まれるといいます。
安達教授、「研究成果を戦略的に特許まで抑える体制ができると、安心して基礎研究ができる。種から幹にして、オールジャパンができるといい」
成長分野に必要な本当の支援。国が見極める力も問われることになります。
じじぃの感想
「従来はイリジウムなど、レアメタルを含まないと実現できなかった。炭素・水素・窒素という身の回りにある分子で実現できるようになった」
いっそのこと、全部レアメタルレアアースを使わない新素材にしてしまえば。(白金・パラジウムは無理か)
中国の焦る顔が見たい気がする。