じじぃの「20年後も絶対に生き残っている会社!週刊現代・2013年版」

週刊現代 20年後に生き残る会社 2013年版【前篇】 講談社
あなたの会社は大丈夫? シューカツ本には書いていない会社の本当の実力と未来日本全国主要647社をプロが採点しました 一覧表付き 
●トップはトヨタ三菱商事ブリヂストン、ヤマトHDなどが続く
●電機業界は勝ち組と負け組に二分。東芝、日立は高評価。シャープ、パナソニックソニーは生き残ることができるのか
●円安になっても勝ち残る会社はどこか
http://www.bitway.ne.jp/kodansha/wgendai/ocn/article/121220/top_03_01.html
週刊現代 20年後に生き残る会社 2013年版【後篇】 講談社
「本当に強い会社」はどこか 全国647社をプロが採点
●トップは東レ。かつての「斜陽産業」から見事な生まれ変わり
●2位のセコムは「世界の警備・保安企業」
新日鉄住金日清食品HD、味の素が高評価
●新聞、放送、携帯ゲームは厳しい評価
●意外と伸びないIT・サービス
http://www.bitway.ne.jp/kodansha/wgendai/ocn/article/130107/top_04_01.html
週刊現代 2013年1月5・12ー19号 特集より
20年後に生き残る会社 2013年版
20年後に絶対に生き残っている会社はどこか――本誌は識者(8人)に日本の有力企業647社の中から「20年後に絶対に生き残っている会社」「努力すれば生き残っている会社」それぞれに◎、○をつけてもらう大調査を実地した。点数は◎ 2点、○ 1点として計算した合計値。
「20年後の世界では、介護から秘書業務までをロボットが行うようになり、経理、事務作業などは賃金の安い新興国アウトソーシング(外注)される。パソコンもなくなり、折り曲げ可能なキーボードを持ち歩き、入力したデータを電波で飛ばすようになる。
いま『勝ち組』といわれる米アップルや韓国サムスンでさえ、時代の流れを読み誤れば、生き残れる保証はない。これほど不透明な時代はありません」(信州大学教授の真壁昭夫氏)
昨日までの覇者が、次の日には破綻の淵に転げ落ちる。2013年は、そんな激動のビジネス時代が幕を開けた年として後世に記録されるだろう。
予兆は2012年からあった。電機業界ではパナソニック、シャープが一夜にして巨額の赤字を垂れ流す「負け組」に堕ちた。自動車業界でも、中国で反日デモが勃発するや売り上げが急減、あっという間に欧米やアジアの同業他社に何十%という量でシェアを奪われた。どんな有力企業にも「安全神話」は通用しないことをまざまざと見せ付けられた。
ただ、これは序章。“冬の時代”が本格化するのはまだまだこれからだ。
「20年後、世界のGDPランキングはトップ2を米中が競っている。3位にくるのがインドで、4位がインドネシア。日本はというと、5〜7位をドイツ、ブラジルと争っている状況になっている。もちろん日本企業の数はずっと減っていて、半分くらいは消えているでしょう」(証券アナリストの植木靖男氏)
「世界の主要60ヵ国の中で、過去20年間にGDP(名目)が伸びていないのは日本だけです。長く不況に悩まされているといわれる米国でさえも、2倍になっている。そのうえ、今後は人口が急激に減少して高齢化が猛スピードで進展する中、日本のGDPが大きく回復することは期待できません。
企業数は当然、減らざるを得ない。たとえば鉄鋼業界は『大手5社』といわれていた時代が長かったですが、いまや『大手3社』になっている。中小企業に目を向けても、経営者の高齢化で廃業が増加している。日本の現在の上場企業は、企業の再編と統廃合が進む結果、20年後には3分の1が姿を消しているでしょう」(経営コンサルタント小宮一慶氏)
20年後に絶対に生き残っている会社はどこか――本誌は識者に日本の有力企業647社の中から「20年後も絶対に生き残っている会社」「努力すれば生き残っている会社」それぞれに◎、○をつけてもらう大調査(「◎」は2点、「○」は1点として点数化)を実施した。
「前篇」(1月5・12日合併号)の内容を振り返ると、パナソニックソニー、シャープといった電機大手や、空運、証券、百貨店など学生の就職人気が高い業界に◎がひとつもつかず、家電量販店、マンション業界にいたっては○さえゼロ。
一方で米国発シェールガス革命でトヨタが自動車業界の覇者に再び返り咲き、電機業界では東芝日立製作所が独自の技術力を生かして成長するといった結果を紹介した。
20年後も絶対に生き残っている会社 2013年版
順位 企業名       業界    点数

                                                                        • -

1  トヨタ自動車     自動車    15
2  三菱商事       商社      14
3  三井物産       商社     13
3  ブリジストン     タイヤ     13
4  日立製作所     総合電機   12
5  ユニ・チャーム    化粧・家庭  11
5  東レ          繊維      11
5  三井住友FG     銀行      11
5  デンソー       自動車部品 11
5  ヤマトHD       陸運      11
5  三井不動産     デベロッパー  11
6  JR東海        鉄道     10
6  セコム        警備保障   10
6  小松          建設機械   10
6  ファナック      工作機械   10
6  三菱地所       デベロッパー  10
7  本田技研工業    自動車    9
7  三菱重工       造船・重機  9
7  キャノン       精密機器   9
7  伊藤忠商事     商社      9
7  JR東日本      鉄道      9
7  キリンHD       飲料      9
7  資生堂         化粧・家庭  9
7  セブン・イレブン・ジャパン コンビニ    9
8  東芝         総合電機   8
8  村田製作所     電子部品   8
8  三菱UFJFG     銀行     8
8  ローソン       コンビニ   8
8  ユニクロ       アパレル   8
8  新日鉄住金     鉄鋼     8
8  武田薬品       医薬品    8
8  オリエンタルランド レジャー    8
8  良品計画       生活雑貨   8
       ・
じじぃの感想
20年後も絶対に生き残っている会社で、8人が挙げた会社は大企業のみだ。
日本に、グーグルのような会社は生まれないのかなあ。