じじぃの「人の生きざま_167_菅井・きん」

菅井きん - あのひと検索 SPYSEE
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新・必殺仕置人 観音長屋 動画 YouTube
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故・ 藤田まこと さん 必殺 中村主水 を熱く語る! 動画 YouTube
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「ムコ殿!」もう呼べない…菅井きん「残念で仕方ありません」 2010.02.19 ZAKZAK
交友の広かった藤田まことさん。芸能界からはその死を惜しむ声が次々と上がっている。
藤田さんが当たり役、中村主水を演じた「必殺」シリーズ。「ムコ殿」と呼ぶ義母役を演じた菅井きん(83)は「一昨年、『必殺』でご一緒した時はわたしの体を心配してくれたものです。残念で仕方ありません」。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20100219/enn1002191622009-n1.htm
菅井きん ウィキペディアWikipedia)より
菅井きん(すがいきん、本名;佐藤 キミ子、旧芸名・旧姓名;須斎 キミ子、1926年2月28日 - )は、東京市牛込区(現:東京都新宿区)早稲田町出身の女優。血液型はB型。身長155cm、体重45kg。特技は三味線。頌栄高等女学校卒業。
【来歴・人物】
第二次世界大戦末期から終戦直後まで、徴用逃れで文部省総務課・東京帝国大学学生課で事務職員として勤めていた。しかし演劇への情熱が捨てられず、劇団俳優座に入団し舞台に立つ。その頃に映画監督に映画女優としてスカウトされる。「東大の事務職員を辞めて、本格的に女優になりたい」と父に相談したところ、「女優とは美しい女性がなるものだ」と反対され、舞台を見ることなく1971年ころに死去している。芸名の「菅井きん」は、本名(当時は旧姓)をもじったものであり、新劇時代の恩師である脚本家の久保栄に付けてもらった。1951年に『風にそよぐ葦』で映画デビューの後、数々の映画、テレビに出演。今や日本の演劇・テレビドラマには欠かせない名脇役となった。
1973年にドラマ『必殺仕置人』の主要人物・中村主水をいびる姑中村せん役で同作に出演。その後も必殺シリーズの主水シリーズには必ず登場し、シリーズに欠かせない登場人物と同時にこの役によって現在の地位を築いた。しかしこの役があまりに有名になったため、「せん役のイメージのせいで、娘の縁談に支障が出る」との理由で、必殺シリーズからの降板を願い出たことがある。1994年のドラマ『家なき子』では『鬼婆』の演技が話題になった。
2008年に製作された映画『ぼくのおばあちゃん』では82歳にして映画初主演を果たし、世界最高齢映画主演女優としてギネスに申請し認定されている。

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『わき役 ふけ役 いびり役―女優一筋45年』 管井きん/著 主婦と生活社 1990年発行
夜、ベッドの中で「婿どのッ」 (一部抜粋しています)
「必殺」シリーズは、私の仕事のなかで、もっとも息の長いものになりました。
17年も続いているので、中村せん菅井きんか、菅井きん中村せんか、区別のつかない方が、いらっしゃっても無理もないような気がします。
「必殺」の仕事は長く続いているだけに、懐かしい思い出がたくさんあります。
例の「婿どのッ」というせりふが大受けに受けて、あのシリーズの、そして私の代名詞みたいになったのですが、あの4文字にはじつはずいぶん苦労しました。
どうやったら、意地悪く、憎々しく聞こえるか、「ム、コ、ド、ノ」という、たった4つの音に、どうやって高低、強弱をつけようか、自分なりに声を出してみながら、工夫をこらしました。
練習場所は、わが家のベッドの中。
50に近い中年の女が、深夜、ベッドの中で、あれこれと声色をつかいながら、「ムコドノ」「ムコドノッ」とやっているのですから、知らない人が聞いたら鬼気迫る光景だったでしょう。
でもこちらは大まじめ。より、皮肉っぽく、底意地悪くと、練りに練りあげました。
といいますのも、この短いせりふが、役づくりのすべてといってもよいほど、重要な性格表現のポイントだったからです。
出てシーンが多く、せりふも多ければ、その人間像はいやでもはっきりしてくるのですが、ワンシーン、ツーシーンではよほどインパクトが強くないと理解されません。そのワンシーンに、できるだけ、強烈な印象づけをしなくてはならないのです。せりふが少ないほど、その少ないせりふに、中村せんとはこういう性格で、もと何をやっていた女で、今どういう精神状態にあるかが盛り込まれていなくてはならないのです。
もともと、私はワンシーン役者といわれるくらいで、メリハリのつけ方にはある程度は慣れていたはずなのですが、「必殺」では、あの4文字がドラマ全体の死活のカギをにぎっているだけに、力を入れました。
決定版、「婿どのッ」は、こうして深夜のベッドから生まれたのでした。
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「必殺」で、いびり姑役の定番となったおかげで、その後はその手のお仕事が次々とやってきます。
コマーシャルまで、嫁姑ものが多いのです。いつかも「シッケン棒」というコマーシャルに出ました。湿気をとる長い棒で、これを3本ぐらい入れると、湿気がとれると、お嫁さんにお説教をたれる姑役です。
おひざものとわが家の押し入れは湿っけていてもけっこうおかまいなしなのに、われながらようやるわ、とおかしくなりました。

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