じじぃの「人の生きざま_139_佐々木・則夫」

女子W杯 なでしこジャパン 優勝 動画 Dailymotion
http://www.dailymotion.com/video/xjywhu_%E5%A5%B3%E5%AD%90w%E6%9D%AF-%E3%81%AA%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%93%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3-%E5%84%AA%E5%8B%9D_sport
佐々木則夫監督

佐々木監督「ドローの方がいいと判断」 2012.8.1 MSN産経ニュース
引き分けの結果に佐々木則夫監督は、「後半途中から向こう(スウェーデンとカナダの試合)の状況とこっちの状況を加味した時に、ドローの方がいいと判断した。(準々決勝の)いい条件を選手が獲得してくれた。相手がブラジルでも英国でも、絶対に勝つという気持ちで一丸になって戦う」と語った。
http://sankei.jp.msn.com/london2012/news/120801/soc12080101120004-n1.htm
知りたがり! 2012年7月26日 フジテレビ
▽佐々木監督&綾小路きみまろ スウェーデン戦向け 特別メッセージ
【レギュラー出演】 伊藤利尋、 田村淳
綾小路きみまろ北京オリンピック以降4年の付き合いがあり、その他(スポーツ関係者)がきみまろ茶屋に置いていた七福神にお参りに来ていたと話した。その他(スポーツ関係者)は綾小路きみまろのファンで、今年5月に七福神にお参りに来たその他(スポーツ関係者)は、きみまろと食事をして絶対一番になると約束したという。
http://www.fujitv.co.jp/shiritagari/index.html
佐々木則夫 (サッカー指導者) ウィキペディアWikipedia)より
佐々木則夫(ささきのりお、1958年5月24日 - )は、山形県尾花沢市出身のサッカー指導者。現役時代のポジションはMF、DF。現・サッカー日本女子代表なでしこジャパン)監督。
【経歴】
2006年(平成18年)1月1日から、サッカー日本女子代表コーチ及びU-17日本女子代表監督に就任。2007年からはU-20日本女子代表監督を務めた。2007年12月7日に前監督である大橋浩司の契約任期満了による退任を受け、日本女子代表監督に就任した。
監督としての初戦となった東アジアサッカー選手権2008(中国・重慶)では、3戦全勝で日本女子代表に初タイトルをもたらした。北京オリンピックでは準決勝でアメリカに敗れたものの、日本女子サッカー史上初の世界大会4位という結果を残し、国際サッカー連盟関係者が「世界を驚かせたのは日本女子チームだった」と評した。
2011年(平成23年)、ドイツで行われたFIFA女子ワールドカップでは、チームを男女を通じて日本初の優勝に導いた。同大会におけるなでしこジャパンの選手たちの活躍に関して、「選手たちは粘り強くやってくれた。世界一は本当にビックリです。ちっちゃな娘たちがよくやってくれた」と感想を述べた。
7月20日、29人目となる明治大学特別功労賞を受賞。11月、アジアサッカー連盟AFC)より、日本女子代表監督としては初となるAFC最優秀監督賞、さらに財界賞特別賞を受賞、12月、ゆうもあ大賞及び“GQ Men of the Year 2011”を受賞した。
2012年1月9日、2011年度のFIFA年間表彰式においてアジア人として初となるFIFA女子世界年間最優秀監督賞を受賞し、「この賞は、我々のチームなでしこジャパンの総合力、チーム一丸となったことへの評価だと強く思っております」と述べ、あわせて昨年の東日本大震災で、各国から受けた支援に対する感謝などを語った。
女子年間最優秀監督賞の受賞に際し、FIFA加盟協会の代表チームの監督や主将、選ばれたサッカー専門記者の45.57%の支持を獲得した佐々木は、FIFAランキング世界第3位となった全日本女子チームに関して、「僕が率いたなでしこジャパンの完成形をロンドンで見せ、日本の皆さんに元気を与えたい」と断言した。

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文藝春秋 2011年10月号
最強チームの法則 「なでしこジャパン
佐々木則夫監督 「名称は姿を隠す」 【執筆者】忠鉢信一朝日新聞編集委員) (一部抜粋しています)
サッカ―の世界には「偉大なチームは監督の名を忘れさせる」という名言がある。あらゆる組織に通じる言葉なのかもしれない。
しかし、偉大なチームに監督はいらない、という話ではない。
強い個性とエゴを持った選手をまとめあげ、難敵を打ち破る作戦を授け、複雑多様な不確定要素に対処しながら、実行させ、結果を出す、という監督の仕事を軽く見ることはできない。ただ、卓越したリーダーシップとマネジメントによって、選手たちが力を出し尽くし、素晴らしいチームパフォーマンスに結実したとき、あたかもそれが自然に発揮されたかのように映り、而して偉大なチームの監督の名は忘れられるのだ。
女子サッカーの大国、米国とドイツを連破して今夏の女子W杯を制した女子日本代表で、佐々木則夫監督の果たした役割は大きい。しかし卓越したチームの例にもれず、出演者たちの素晴らししさは演出家の存在をしばし忘れさせた。「なでしこジャパン」が見せたチームワークや、大会MVPに選ばれた澤穂希の個人技のように、監督の手腕は一目瞭然とはいかない。
日本のサッカー史上初めての世界一という偉業を周囲は、東日本大震災からの復興と結びつけたストーリーで語りがちだ。恵まれない競技環境をクローズアップした精神論も多い。主人公の知名度の低さを、定型の「感動」に落とし込むことで補い、商品化した感も否めない。視点はサッカーそれ自体からそれやすかった。女性だけのチームを特別視する「男社会」の論理の影響も色濃い。
例えば「女性の信頼を得るには身だしなみに気をつけなさい」という妻のアドバイスをいかしたというエピソードをもとに、「男性リーダーの気配りが女性の心をつかんだ」というステレオタイプが広まっている。だじゃれを連発して選手をリラックスさせたことがよかったとも言われている。わかりやすいが、手腕の真髄からは遠い。
「気配り」の話で言えば、女子サッカーの一流どころではむしろ、選手が女性であることを指導者が意識しているうちは成功できないと言われている。さいたまレイナスFC(現・浦和レッドダイヤモンズレディーズ)をLリーグ一部(現・なでしこリーグ)で日本一に導いたことがある日本女子サッカーリーグ田口禎則専務理事は、「監督になったばかりのころは、女性特有の人間関係に気を取られてサッカーで最善が尽くせなかった。そんなものはサッカーに関係ないとふっきれたときに、選手がついてきてくれるようになったし、結果も出るようになった」と話していた。元日本女子代表監督でもある日本サッカー協会上田栄治女子委員長は「サッカーに男も女もない」とよく言う。ロンドン五輪アジア最終予選を前にした佐々木監督に確かめるとこう言っていた。
「選手は確かに異性ですが、そこはあまり意識していなくて、男子の選手を相手にしているときとほとんど同じように接しています。私のやり方が選手に受け入れられる時と、受け入れられない時があるので、そういう経験からどうしたらいいかを学んでいます。そのために、自分自身を隠さずに、最初からさらけ出しています。今までやってきて、私のやり方の80%ぐらいは選手から受け入れられているという感触がありますが、受け入れられなかった部分が20%あるわけです。まあ、うまくやってこられたと自分では思っています」
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そもそも「日本人の特徴」とはなにか。それは日本人だけのものなのか。それはサッカーで役に立つのか。相手を上回る決定打になるのか。そういった検証が抜け落ちている。
現実的な意味で言うならば、「日本人の良さをいかす」は「相手に勝つために我々の良さをいかす」という表現に言いかえなければならない。具体的な「相手」、具体的な「我々」について考えなければならない。それが世界中のどこでも通用する王道だ。
それはまさに、佐々木監督がやったことだった。佐々木監督が打ち出した攻守の戦い方は、自分が選んだ選手たちが共通して持つ機動力と組織プレーの力をいかし、同時に、大柄でパワフルなドイツや米国の良さを封じ、弱点を突く策だった。
しかしその戦略を、佐々木監督は公の場で披露しようとしてこなかった。
「偉そうに語るのは好きじゃないんです。戦術的なことは、自分たちがチームで具現化すればいいこと。選手たちには、自分たちのチームはこういうもので、こういうサッカーをするんだ、ということをかなりの時間をかけてレクチャーしました。それを、彼女たちが実際にプレーしながら、細かいところを肉付けしていきました。その過程で話し合う必要がでてきたときにはそこでまた細かくレクチャーしました。あとは彼女たちがどんどんやりました。結果がでれば、選手たちが高く評価されるべきです。私がやってやった、みたいなことを言うのは、私は好きじゃありません」
あれだけ的中した選手起用に関しても、「采配は当たることもあれば外れることもある。思い切って選手を代えることも、我慢して使い続けることも同じように大切なのに、代えてうまくいったことばかり言うのはどうでしょう」と受け止めている。

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