じじぃの「再生医療の現場・細胞培養技術の開発・細胞自動培養装置!WBS」

組織ファクトリー(T-Factory)プロモーションビデオ_日本語版 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=VFzIeObs_aM
iPS細胞の自動培養に成功 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=1Tf52KT9Nzo
川崎重工業 細胞自動培養システム : DigInfo 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=AxYjnnUATRs
CSTOF / FIRST岡野PJ公式HP -組織ファクトリー
新しい概念に基づく細胞培養自動化システムを開発・統合しファクトリー化することにより、安全・安心・低価格化された製品の供給を可能とすることを目指します。
http://twins.twmu.ac.jp/first/soshiki.html
iPS細胞+京=新薬開発2倍に効率化 大日本住友製薬 2012.10.19 MSN産経west
治験に先立って、疾病状態にある心筋細胞や肝臓細胞など特定部位の細胞をiPS細胞から作製し、新薬候補の効果を確かめることで、ヒトへの効果や安全性を見極めやすくなる。同社はiPS細胞を創薬に活用することで、治験段階に到達した新薬候補の開発成功率を2割に引き上げられる可能性があるという。
同社は、9月末に本格稼働した神戸市のスーパーコンピューター「京」を使って、治験前の新薬候補の絞り込み期間を通常の3年半から半年程度に短縮する実験にも取りかかった。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/121019/wec12101907390000-n2.htm
iPS細胞から卵子 世界初、マウス誕生 京大院グループ成功 2012.10.5 MSN産経ニュース
さまざまな組織や細胞の元になる能力がある人工多能性幹細胞(iPS細胞)から卵子を作り出し、マウスを誕生させることに、京都大大学院医学研究科の斎藤通紀(みちのり)教授(発生生物学)らのグループが世界で初めて成功した。5日付の米科学誌サイエンス電子版に掲載された。グループは昨年8月にマウスのiPS細胞から精子を作製しており、理論的には、iPS細胞から作製した卵子精子を受精させ、新たな生命を生み出すことが可能になった。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/121005/scn12100508100001-n1.htm
ブルーレイディスク技術を応用した細胞分析装置 セルソーターを発売 2012年6月11日 Sony Japan
ソニーは、細胞を光学的に分析する細胞分析装置‘フローサイトメーター’の自社開発第一号機として、セルソーター「SH800」を今秋より受注開始します。本商品は、ソニーが培ってきたブルーレイディスクなどのレーザー光学技術や光ディスク技術を応用することで、細胞情報の検出、分取機能の自動化を実現したことに加え、新開発のプラスチック製セルソーティングチップの採用により、測定作業の大幅な効率化を可能にしました。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201206/12-081/
ヒト治療用・再生医療向け細胞搬送容器ユニットを開発 ー 京都大学 ウミヒラ
京都大学 医学部附属病院輸血細胞治療部教授の前川平氏らは、株式会社日立物流(執行役社長:鈴木登夫)、株式会社日立プラントテクノロジー(執行役社長:住川雅晴)、株式会社ウミヒラ(社長:海平富男)のグループと共同で、ヒト治療・再生医療に用いる新型の細胞搬送容器ユニットの開発に成功した。
http://moriyama.com/node/tag/%E3%82%A6%E3%83%9F%E3%83%92%E3%83%A9
京都リサーチパーク再生医療の橋渡しで成果 半年で開発14件 2012.6.1 MSN産経west
電機機械器具メーカーのアクト(京都市南区)は、大阪大学大学院歯学研究科の要求に応じながら、細胞圧縮培養装置を開発した。混合ガスの加圧制御に耐える細胞培養容器と常圧・加圧を制御できる装置で、容器の開閉を簡単にしたり、培養液の蒸発を防いだりするように工夫されている。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/120601/wec12060123380015-n1.htm
膝疾患の治療 東京医科歯科大学院運動器外科学
関節軟骨を外傷などによって欠損した場合,正常には戻らず、痛みの原因になります。自分の軟骨を移植する方法が試みられていますが、正常軟骨組織を犠牲にする点や、広範囲な損傷に対応できない点が問題です。私たちは幹細胞を使用して軟骨損傷の治療法を開発するための研究を2000年より積極的に進めています。
http://www.tmd.ac.jp/grad/orj/knee/cartilage.html
ワールドビジネスサテライト 「再生医療 X ニッポンの技術力」 2012年6月21日 テレビ東京
【レギュラー出演】小谷真生子森本智子、進藤隆富
特集 再生医療 X ニッポンの技術力
今まで治らなかった病気や怪我を治す事が出来る再生医療。研究では、日本は世界をリードしているものの、医療現場での実用化では出遅れている。研究開発から実用化へ向けてスピードを加速させる要因となっている日本がものづくりで培ってきた技術力を取材。東京医科歯科大学医学部付属病院の関矢一郎教授は、再生医療の技術をヒザの治療に取り入れている。再生医療を支えているのは細胞の培養技術で、治療に使う細胞の培養は全て人の手で行われているため、熟練した培養士に頼っているのが現状。そのため、再生医療が本格化する場合は、培養士の確保が課題となってくる。
再生医療が本格化する場合、培養士の確保が課題となってくる。この課題を解決する新たな動きを取材。川崎重工業再生医療に使う細胞を自動で培養するする「装置再生医療 細胞自動培養装置」を開発。2台のロボットが熟練した培養士の手作業を再現している。人の出入りがないため、安定した品質の細胞を大量生産する事が出来るのが特徴という。
ソニーも得意とする技術を応用し、この秋、再生医療分野に乗り出す。ソニーは初めて出す医療用危機として、ソニーが開発したブルーレイの技術を使った細胞分析装置「セルソーターSH800」を開発。
再生医療の分野にビジネスチャンスを見出そうとしている京都の金属加工メーカー・ウミヒラを取材。再生医療に使われる「細胞搬送容器」を開発した会社で、この容器は京都大学と共同で開発された。京都の中小企業と大学や医療機関を橋渡ししている「京都リサーチパーク」では、研究者のニーズをくみ取り、地元の中小企業とマッチングさせている。これまでに京都リサーチパークの橋渡しを通じ、「細胞圧縮培養装置」「小動物固定装置」など、2年間で15件の開発に成功している。
http://togetter.com/li/324958
どうでもいい、じじぃの日記。
6/21、テレビ東京WBSワールドビジネスサテライト』で特集「再生医療 X ニッポンの技術力」を観た。
大体、こんなことを言っていた。
小谷さん、「今まで治らなかった病気や怪我を治すことができる再生医療。研究では日本は世界をリードしているものの、医療現場での実用化では出遅れています。研究開発から実用化へスピードを加速させるのは日本がモノつくりで培ってきた技術力です」
再生医療
お茶の水駅近くの通りを健常人と同じように歩いている若い女性が映像に出てきた。
実際の治療現場でも広がりつつある再生医療。ひざの軟骨を傷つけ、歩くのも困難だった浦島さん(女性)。去年、再生医療で軟骨を再生しました。
浦島さん、(ひざを手でさすって)「痛かったのはこの辺です。普通に歩いていても足を足を引きずって歩いているような感じでした」
看護師の浦島さん。立ち仕事が中心ですが、手術を受けた後はひざの痛みもなくなり、今は仕事への影響もないといいます。
浦島さん、「再生医療の治療を受けて楽なり、良かったと思う」
お茶の水駅近くにある東京・文京区 東京医科歯科大学の映像が出てきた。
浦島さんが治療を受けた東京・文京区 東京医科歯科大学 医学部付属病院です。再生治療の技術をひざの治療に取り入れているのが、関矢一郎教授です。
関矢教授、「患者自身の細胞を使って再生させる画期的な方法です」
再生医療では患者から取り出した細胞の培養を行い、治療に使える量に増やします。その細胞を再び患者の体内に戻すことで、負傷した部分の治療を行います。
関矢教授、「(再生医療の治療を)4年前から始めて、半年以上経過している人が約20人になります。約8割の人は軟骨の欠損が修復しています」
再生医療を支えているのが「細胞の培養技術」です。
治療に使う細胞の培養はすべて人の手で行われます。培養には高い技術力が必要で「熟練した培養士」に頼っているのが現状です。
同大学の細胞治療センター長 森尾友宏さん、「個人によってだいぶ、細胞に差があるんです。培養しやすさ、しにくさなどがあり、ある程度の経験が必要です」
しかし今後、再生医療が本格化するにつれて熟練した培養士の確保が課題となってきます。この課題を解決する新たな動きが。
大阪・吹田市にある大阪大学 医学部付属病院の映像が出てきた。
病院内には無人の部屋に大きな装置がある。
再生医療に使う細胞を自動で培養する装置が完成しました。川崎重工業が開発した「再生医療用 細胞自動培養装置」です。2台のロボットが熟練した培養士の動きを正確に再現しています。さらに人の出入りがないため、常にクリーンな環境が保てるので、安定した品質の細胞を大量に生産することができます。
川崎重工業技術開発本部 中嶋さん、「このロボットは半導体の世界で育ってきた。人間がやる場合に比べ、10倍クリーンな環境で作業ができる」
産業用ロボットで40年の実績を持つ川崎重工業。そのノウハウを生かし、今年4月 再生医療の治療分野に参入しました。
中嶋さん、「再生医療の発展で熟練者を確保することができなくなる。再生医療の臨床が進むにつれて、こういう機械も普及すると期待しています」
東京・品川区にあるソニー本社ビルの映像が出てきた。
一方、ソニーも得意とする技術を応用し、この秋、再生医療分野に乗り出します。
開発したのは細胞の分析装置。ソニーが出す初めての医療用の機器です。細胞分析装置”セルソーターSH800”。
細胞が入った溶液を装置にセットすると、分析を開始しモニター画面に細胞の画像やデータが表示されます。
ブルーレイのレーザー駆動の動作とレーザーで細胞を分析する動作の比較画像が出てきた。
実はこの装置、ソニーが開発したブルーレイの技術が応用されています。ブルーレイはレーザーでディスクの信号を読み取る。一方、分析装置はレーザーで細胞の種類や大きさを読み取る。ブルーレイの再生と細胞の分析。どちらもレーザーで検出するという同じ技術が用いられています。
ソニーメディカル事業ユニット 古野さん、「再生医療の細胞分析・解析は、非常に注目され成長も望める分野。我々の得意な分野・領域をコアにして、今後ビジネスを成長させていきたい」
再生医療分野にビジネスチャンスを見出しているのは大手企業だけではありません。
京都にある町工場の映像が出てきた。
京都市にある「ウミヒラ」。金属加工メーカー、従業員16人。
ウミヒラで作っているのは再生医療で使われる細胞を運ぶためのステンレス製の容器”細胞搬送容器”。完全な密封状態にでき、水平に保たれるような仕組みになっていて振動の影響を防ぐことができるようになっています。
ウミヒラ専務 海平さん、「最終仕上げが肝心。全員が技術職の手を持っている。そこがうちの技術力」
実はこの容器、ウミヒラと京都大学の共同開発です。町工場から、最先端の医療機器が生み出されているのです。
京都大学大学院医学研究科 青山朋樹准教授、「私たちのニーズに対応してもらえる。中小企業の方が大企業よりも技術力が高いと思う」
海平さん、「現実的な利益はまだ出ていない。今後 伸びていく再生医療に今から取り組まないと、急には入っていけないので」
モノづくりの高い技術力を再生医療に活用したい。こう考える中小企業が今増えています。
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研究分野では世界をリードする日本の再生医療。治療現場ので実用化に向け、日本企業の果たす役割は大きく成長ビジネスとしても期待されています。
じじぃの感想
「町工場から、最先端の医療機器が生み出されているのです」
町工場にも、ビジネスチャンスがあるんだ。
「現実的な利益はまだ出ていない。今後 伸びていく再生医療に今から取り組まないと、急には入っていけないので」
日本の未来が明るいような気がする。