じじぃの「不老長寿への切符代は600万円?iPS細胞の培養サービス(iPS細胞ストック)!週刊新潮」

サイエンスZERO 2016年5月22日 iPS細胞 10年 夢の医療はここまで来た 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=222_v_f1L54
サイエンティスト・トーク「iPS細胞からヒト臓器を作る」 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=AYL0xvqSk2g
待ち望む患者に光明!京大「細胞ストック」活用で時間、コスト大幅縮減 (追加) 2016.6.6 産経WEST
再生医療では、患者自身から作ったiPS細胞を使えば拒絶反応はないが、長い時間と大きなコストがかかるほか、患者ごとに細胞の安全性をチェックする必要が生じる。一方、あらかじめ安全性を確保してある備蓄iPS細胞を使えば、時間やコストを大幅に抑えることが可能だ。
そのため、京都大iPS細胞研究所では「再生医療用ストック」として、健常者から作製した拒絶反応が少ないタイプの特殊なiPS細胞の備蓄を進めている。昨年8月から、人間に移植できる安全性を確認したiPS細胞を研究機関などに提供している。
http://www.sankei.com/west/news/160606/wst1606060099-n1.html
医療QQ - がん、切らずに治療 メディポリス指宿がんセンター(鹿児島) 2013年11月24日 熊本日日新聞社
センターががん治療を始めたのは2011年1月。治療実績は11月15日現在868例。内訳は前立腺336、肺153、肝臓134、すい臓76、頭頸部[とうけいぶ]43、腎臓7、その他119。鹿児島県内が4割強、福岡、熊本など九州が9割を占める。
短時間の照射で乳がんの治療ができる装置が完成間近。2センチぐらいの乳がんを切らずに治したい。治っても転移が起こらない治療を目指している。14年度には最初の患者に照射を始めたい。数年内に治療のめどがつくと思う。
http://qq.kumanichi.com/medical/2013/11/post-2262.php
プライムニュース 「日本医師会・横倉会長 医療改革阻む岩盤とは 大病院初診料1万円?」 2013年9月4日 BSフジ
【キャスター】八木亜希子、反町理 【ゲスト】秋葉賢也(厚生労働副大臣)、横倉義武(日本医師会長)
消費税増税社会保障制度改革、TPPと、今、決断の時を迎えている安倍政権。特に経済成長に向けた規制緩和は、首相の肝いりだ。
しかし、日本医師会は医薬品の高騰や医療格差が生じる可能性など、懸念を示している。また、膨らみ続ける医療費への対策は喫緊の課題だ。従来の医療制度が疲弊し見直しが迫られる中で、制度改革や規制緩和はどうあるべきなのか。日本の医療の今後を考える。
前編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130904_0
後編:http://www.bsfuji.tv/primenews/movie/index.html?d130904_1
なかにし礼が受けた“陽子線治療”とは? 280万円のがん治療法 2012.09.11 ZAKZAK
食道がんで今年3月から休養していた作詞家で直木賞作家のなかにし礼さん(74)が、手術を受けずにがんを克服して話題を呼んでいる。放射線治療のひとつである先進医療の陽子線治療を受けてがんが消滅したという。10月には現場復帰できるほどに回復。
1回の照射時間は3〜5分程度。位置の確認などを含めて15〜40分程度。月曜から金曜日まで週5回連日行われる。病態によって10回で済む人もいれば、30回の人も。なお、治療中に皮膚が日焼けをしたようになる副作用がある。
陽子線治療は先進医療と認められているが、保険適用ではない。陽子線の技術料は自己負担で約240万〜280万円(施設によって異なる)。民間の保険商品の中には、「先進医療特約」でカバーできるものもある。
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20120911/enn1209111537009-n1.htm
週刊新潮 2013年8月29日号
【ワイド】世俗に関する「夏休み自由研究」 「600万円であなたのiPS細胞」は不老長寿への切符代か? (一部抜粋しています)
「生を貪り、利を求めて、止む時なし」と「徒然草」が綴るように、もともと人は長生きを無闇に望むものだ。山中伸弥・京大教授が生物のあらゆる細胞に成長できて再生医療の実現に繋がるiPS細胞を作成し、ノーベル生理学・医学賞を受けたのは昨秋のこと。先月からは仏企業がこの技術を応用し、約600万円で個人向けにiPS細胞を作るサービスを始めたという。不老長寿への切符となるか。
iPS細胞の作製に高度な技術は不要で、腕などから皮膚を採取し、培養するだけ。それが約600万円で保存には年5万円かかる。
「この会社はセレクティスといい、パスツール研究所から派生した機関。バイオの世界では非常に有名で、山中教授が所長を務める研究所とタッグを組んでいます」(全国紙科学部記者)
医学博士の丸山篤史氏(自然科学研究機構・基礎生物学研究所研究員)によれば、「目の難病のためにiPS細胞から網膜を再生して移植する治験が始まったばかり。これが認証されるまでにはまだ時間がかかるでしょう」
いわんや不老長寿をや、といった状況なのだ。それでも同社は、一生に1回の買い物だから安いなどとPRし、さも薔薇色の人生が待つかのように訴えるが、果たしてそうなのか。
「iPS細胞は身体のどの部分でも再生可能な特性を持っていますが、あくまでも理論上のことです」
こう語るのは、岡山大学院の妹尾昌治(自然科学研究科長)である。
「例えば、膵臓のランゲルハンス島や神経の細胞を再生させる研究が現在進行中で、これらが応用できれば糖尿病やアルツハイマーの治療が可能になるかもしれませんが、何年後に実現できるかはわからない。また、老化してからの体細胞をiPS細胞にすると若返るという報告もありますから、治療に使える時代が来てから作成しても遅くはありません。その時には600万円もかからず済むと思います」
と焦って投資することに疑問を呈するのだ。
先の丸山氏はこんな見方をする。
「お金持ちで健康に気を遣う方にはいいかもしれませんが、セレクティスが設備を1から揃えるわけではないから、この値段は高いですね。加えてiPS細胞は、現段階で絶対に安全かというと必ずしもそうではない。”増殖する”という特徴をコントロールできなければ、移植された臓器ががん化する恐れもある」
臨床の現場からの意見として、東大肝胆膵外科の大場大助教は、
「がんが遺伝子の老化現象であることを考えるとiPS細胞は、新しい治療開発のために有用であることは間違いない。ただし、出来てしまったがんに対して、iPS細胞がどのような効果をもたらすのかは全く不明で、治療への過度な期待は禁物。さらに、遺伝子という最も大事な個人情報を、民間企業に預ける倫理的リスクも考える必要がある」

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どうでもいい、じじぃの日記。
コンビニで、週刊誌をめくっていたら、「『600万円であなたのiPS細胞』は不老長寿への切符代か?」があった。
「iPS細胞の作製に高度な技術は不要で、腕などから皮膚を採取し、培養するだけ。それが約600万円で保存には年5万円かかる」
実際にiPS細胞を使って、移植可能な状態まで細胞を培養するのには半年〜1年の期間が必要らしい。
理屈の上ではいざ再生治療をするときのために、あらかじめiPS細胞を作って培養させておけば、再生手術はいつでも可能だ。
600万円かあ!
不老長寿も金次第という時代に突入したのだろうか。