「こうのとり」 宇宙ステーションにドッキング、日本人が担ったのは今回が初めて 8月25日 0時22分 動画 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=KQ5GO-aUSpQ
ISS Grapples SpaceX Dragon 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=M2Tz1Ph0e_4
Dragon Hatch Opened to ISS 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=QCZwUohCp1o&feature=related
日本宇宙開発の技術より中国の方はもっと強い 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=8LOZBvyt90o&feature=related
無人宇宙船「ドラゴン」を開発した”スペースX社”って? 2012年05月27日 NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2133808543860392201
クローズアップ現代 「スペース・ベンチャー 加速する民間宇宙開発」 2012年6月27日 NHK 動画あり
【キャスター】森本健成 【ゲスト】長谷川義幸(宇宙航空研究開発機構(JAXA)理事)
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3220.html
米民間宇宙船ドラゴンが無事帰還、太平洋に着水 写真2枚 2012年6月1日 AFPBB News
ドラゴンは国際宇宙ステーション(ISS)への物資輸送任務を成功させ、民間企業による宇宙飛行への新しい道を切り開いた。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2881360/9033347
クローズアップ現代 「国産ロケットは勝ち残れるか 〜衛星打ち上げビジネス〜」 2012年5月31日 NHK
【キャスター】国谷裕子 【ゲスト】吉冨進(日本宇宙フォーラム理事)
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3207.html
時論公論 「衛星打ち上げビジネスの課題」 2012年5月18日 解説委員室ブログ:NHK
【解説委員】室山哲也
今後、日本が、衛星打ち上げビジネスを成立させるには、どんな課題があるのでしょうか?
1.ロケットの安全性
H2Aと世界の主要ロケットを比較すると、日本の成功率は95%以上と、遜色ありません。しかし、そのロケットが属しているシリーズ全体の打ち上げ総数を見ると、日本は一桁少なく、圧倒的に経験不足です。「ロケットは連続20機打ち上げて一人前」という言葉がありますが、H2Aはやっと大人の仲間入りをしたばかりです。今後、定期的に、数多く打ち上げることで、技術を成熟させていく必要があります。
2.コスト
ロケット1機当たりの製造、打ち上げコストは、世界の平均が70億円のところ、日本は、およそ90億円と2-3割割高です。また、欧米のロケットは、静止衛星を赤道上空に打ち上げるとき、目的地点までの飛行距離を短くするために、赤道近くに基地を作っていますが、日本の種子島宇宙センターは、赤道から離れているため、打ち上げ後、衛星は、自らの力で赤道上空にまで移動しなければならず、余分な燃料を使ってしまいます。
ロケットの経費を少しでもコストダウンするため、三菱重工は、4種類あったH2Aのタイプを、2種類に減らしました。さらに、エンジンをシンプルにし、リハーサルの回数を減らすなどしてきましたが、近年の円高の影響もあり、苦戦が続いています。
今回、韓国の衛星を受注できたことは、確かに快挙ですが、実際は、韓国の衛星とJAXAの衛星の軌道が偶然ほとんど一緒だったため、相乗りしてコストを下げることができた背景があります。この幸運が、今後も続く保証はありません。
また、日本のメーカーが、近年、シンガポールやトルコなどから、相次いで2機の通信衛星の製作を受注しましたが、残念ながら、ロケットの打ち上げは、外国に奪われてしまいました。このように、コストの問題は、H2Aにとって最大の課題といえます。
3.ニーズに合ったロケット作り
世界の通信衛星や放送衛星は、年々、扱う情報量が増え、大型化する傾向にあります。H2Aが対応できる衛星の大きさは4トンですが、近年、それ以上の大きさの衛星が増えてきました。その結果、関係者によると、H2Aが対応できる衛星は、商業衛星全体の1-2割にまで減っているといいます。
この状況を打破する一つの方法は、ロケットの打ち上げ能力を高め、搭載できる衛星の数を増やして、衛星一機当たりの打ち上げ料金を下げることです。たとえば、欧州のアリアン5は、H2Aの2倍以上の搭載能力があり、2つの大型衛星を、同時に静止軌道に投入できるため、その分打ち上げ料金を下げることが出来ます。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/120984.html
イーロン・マスク ウィキペディア(Wikipedia)より
イーロン・マスク(Elon Musk, 1971年6月28日 - )は、南アフリカ共和国・プレトリア出身のアメリカの起業家であり、スペースX社の共同設立者およびCEOである。PayPal社の前身であるX.com社を1999年に設立した人物でもある。
1995年に高エネルギー物理学を学ぶためスタンフォード大学の大学院へ進むが、2日在籍しただけで兄弟のKimbal Muskとともに、オンラインコンテンツ出版ソフトを提供する Zip2社を起業する。この会社はのちにコンパック社の AltaVista 部門に買収され、マスクは3億700万USドルのキャッシュと、ストックオプションで3400万ドルを手にいれる。
1999年にはオンライン金融サービスと電子メールによる支払いサービスを行うX.com社の共同設立者となる。X.com社は1年後にConfinity社と合併し、これが2001年にPayPal社となる。
2002年に彼は3つ目の会社として、宇宙輸送を可能にするロケットを製造開発するスペースX社を起業し、現在CEOならびにCTOに就任している。またテスラモーターズ社に投資し、同社の最初のモデル「0001」を自ら所有する。2008年10月には同社の会長兼CEOに就任した。
マスクの資産は、2005年時点において3億2,800万ドルとされている。
2007年までマクラーレン・F1のオーナーでもあった。
H-IIBロケット ウィキペディア(Wikipedia)より
H-IIBロケット(H2Bロケット)は、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業が共同開発し、三菱重工が製造、JAXAが打ち上げを行っている、日本で最大の能力を持つ人工衛星打ち上げ用クラスターロケット。H-IIAロケットの設備と技術を使い、H-IIA以上の能力を持つロケットとして、日本で初めて官民が対等な関係で開発したロケットである。2009年(平成21年)9月11日に試験機1号機が打ち上げられた。
H-IIB1機の予定打ち上げ費用は110億円とされており、H-IIBで2機の静止衛星を打ち上げれば費用が3割減から4割減となる。
宇宙ステーション補給機(HTV) ウィキペディア(Wikipedia)より
宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle、略称: HTV)は、宇宙開発事業団(NASDA)と後継法人の宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が開発し三菱重工業や三菱電機、IHIエアロスペースなどの大小100社程度の企業が製造する、国際宇宙ステーション (ISS) で使う各種実験装置や宇宙飛行士の食糧や衣類の輸送業務を担う無人宇宙補給機である。愛称はこうのとり (KOUNOTORI) 。
術実証機の建造費約200億円を含んだ総開発費は677億円、2号機以降の1機あたり建造費は約140億円である。
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『資源戦争――いま世界で起きている本当に凄い話』 ニュースなるほど塾/編 KAWADE夢文庫 2012年発行
アメリカの有人宇宙飛行撤退で宇宙開発競争は新たな時代へ (一部抜粋しています)
大航海時代は、海をどのように支配するかが世界進出のカギとなった。帝国主義時代は、どれだけ多くの土地を植民地にするかを各国で競い合った。つまり、フロンティアをめざすことが発展へのカギだと考えられていた。
科学技術が発達した20世紀半ば以降、そうしたフロンティアはすでに宇宙空間にまで広がっている。宇宙開発をめざして、アメリカとロシア(当時はソ連)がしのぎを削ったのは周知のとおりだ。
1969年、アメリカのアームストロング船長が、人類初の月面着陸に成功したことで、アメリカが一歩先んじた。しかし、2011年、最後のスペースシャトル・アトランティスの帰還により、アメリカは自国の有人宇宙飛行計画を中断する。
アメリカが有人宇宙飛行計画を中断したのは、莫大な費用がかかるためだ。しかし、次代の宇宙開発の主役がロシアでは荷が重すぎるとの声がある。ロシアも国の威信をかけて取り組んでいるが、費用をロシア一国でまかなうにはあまりに負担が大きい。そこで国際宇宙ステーションプロジェクトも、ロシアが主導する形でなく複数国による共同作業になるだろうと考えられている。
そうした世界の潮流に反して、独自の宇宙開発戦略を講じているのが中国だ。
中国は国産の有人宇宙船「神舟」を開発し、2003年には初飛行に成功した。旧ソ連、アメリカに続く、世界で3番目の自力有人宇宙飛行を達成させたのである。
さらには、独自の宇宙ステーション建設計画もある。これに備えて、フランスとブラジルに遠隔探査、追跡、コントロール設備の供与を取り付け、ロシアとの提携による火星探査事業もはじめるなど、宇宙開発戦略は着々と進んでいる。
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どうでもいい、じじぃの日記。
5月26日、アメリカの民間企業「スペースX社」が開発した無人宇宙船「ドラゴン」が国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した。
ドッキングのやり方は日本の「こうのとり(HTV)」と同じ方法だった。
このドラゴンを打ち上げたスペースX社のCEOイーロン・マスクとはどんな人物なのだろう。
スタンフォード大学を卒業して、ソフト開発をやってきた。その後、ロケットを製造開発するスペースX社を起業した。
2010年、トヨタはテスラモーターズと電気自動車の共同開発することを発表した。イーロン・マスクはそのテスラモーターズのオーナーでもあるのだ。
日本のこうのとりの打ち上げ費用と、スペースX社のドラゴンの打ち上げ費用はコスト面でどうなんだ?
日本の場合、ロケット(H-IIB) 110億円 + HTV 140億円 = 250億円、かかるらしい。
スペースXの場合は約100億円だ(NASAから一部拠出されている)。単純計算で、日本のこうのとりの打ち上げ費用はスペースX社の2.5倍になる。
さらに、ドラゴンは荷物を回収して地球に持って帰れるので再利用ができる。
せめて、HTVを再利用できるようにしてほしい。そうすれば、有人宇宙飛行の道が開ける。
「有人宇宙飛行計画」は日本の子どもたちに、宇宙への夢を与えてくれる。
「大航海時代は、海をどのように支配するかが世界進出のカギとなった」
我々は今、「太陽系大航海時代」の入り口にいるのである。