じじぃの「人の生きざま_125_糸井・重里」

糸井重里 - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E7%B3%B8%E4%BA%95%E9%87%8D%E9%87%8C/6021/
未来のための Q&A 糸井重里 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=orlI7MPVQW4
ふんばろう東日本支援プロジェクト 糸井重里インタビュー 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=bTBJJpuzISc
ほぼ日刊イトイ新聞 - 西條剛央さんの、すんごいアイディア
http://www.1101.com/funbaro/2011-06-22.html
クローズアップ現代 「幸せのモノサシ 〜指標づくりの模索〜」 2011年6月2日 NHK
【スタジオゲスト】コピーライター 糸井重里 【キャスター】国谷裕子
幸せ…とらえどころのない、人類の永遠のテーマ。この幸せというのは、どうやって測るのか?…今、世界各国で、国民の“幸福度”を測る新しい指標づくりが進んでいる。背景にあるのは、これまで社会の豊かさを測る基準とされてきたGDPなど経済指標の行き詰まり。所得上昇と幸せが結びつかない(幸福の逆説)、地球環境などの持続可能性がない(成長の限界)などが明らかになり、社会の進歩を何で測っていくのかが改めて問われているのだ。日本でも内閣府が、経済学者・社会学者・心理学者の意見を集約し、幸福度指標の原案を示す計画だ。一方、自治体や企業の中には、経済成長や所得上昇など金銭の豊かさでない、新たな幸福論を掲げて既存のあり方を見直そうとするところも出てきている。何故今、幸せを測る必要があるのか?一体、これからの日本の「幸せ」とはどんなものなのか?これから私たちがめざす社会のあり方・人々の生き方を、指標という側面から考える。
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3050
糸井重里 ウィキペディアWikipedia)より
糸井 重里(いとい しげさと、1948年11月10日 - )は、日本のコピーライター、エッセイスト、タレント、作詞家。株式会社東京糸井重里事務所代表取締役社長。フィールズ株式会社社外取締役。妻は女優の樋口可南子。愛犬はジャック・ラッセル・テリアのブイヨン、日本モノポリー協会会長。
ほぼ日刊イトイ新聞
糸井が代表を務める「東京糸井重里事務所」が運営するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」は、一日の総ページビューが約140万の有名サイトで、1998年6月6日に開設された。略称は「ほぼ日」。
サイトの立ち上げには、糸井の友人で現任天堂社長である岩田聡が大きく携わっている。
著名人やクリエイターなどの連載、オリジナルグッズの販売などが主なコンテンツで、執筆陣は清水ミチコ鳥越俊太郎渡辺真理春風亭昇太天海祐希など多彩。他にも、タモリ萩本欽一矢沢永吉松本人志イチロー谷川俊太郎明石家さんまなど、多数の有名人との対談も掲載されている。サイト内での糸井の愛称は「ダーリン」。
本人は「今日のダーリン」やコラム・対談などで、自分の考えは、吉本隆明に影響を受けていると言っている。これは糸井が全共闘世代であることが大きい。吉本は、糸井が学生運動をやっていた当時の新左翼の間でカリスマ的存在であり、その後、「80年代消費社会」を肯定的に評価したことでも、糸井と共通点がある。
親交が深い中沢新一にも自分の考え方を語り意見をもらっている。この考え方に関してほぼ日刊イトイ新聞でもコーナーを設けている。

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『人を助けるすんごい仕組み――ボランティア経験のない僕が、日本最大級の支援組織をどうつくったのか』 西條剛央/著 ダイヤモンド社 2012年発行
「ほぼ日」と糸井重里――「西條剛央の、すんごいアイディア」外伝 (一部抜粋しています)
「ふんばろう」は、その活動が拡大するにつれて、テレビ、ラジオ、大手新聞、各種雑誌といったあらゆるメディアに取り上げられた。
僕自身、社会を変えるインフラとしてのインターネットの可能性を目のあたりにすることになったが、しかし同時に既存のメディアの威力を再認識することにもなった。
大手新聞に加え、「河北新報」や「岩手日報」「福島民報」といった地元新聞に掲載されることは、現地で活動するうえで圧倒的な影響力を持っていた。ひと言で言えば、信頼が得られるのである。
ラジオは、電気が回復せず、家電を失った地域に情報提供する際に、最も大きな力を発揮した。また、女性誌やファッション誌をはじめとする各種雑誌に取り上げられることによって、主婦層をはじめとするインターネットをやらない人たちの間に広まるきっかけとなった。
また、テレビではNHKニュースを中心に幾度も報道された。2011年春すぎから初夏にかけて、45分のインタビュー番組『東北Z』、フジテレビ系列の震災特番『ともに』『プライムニュース』、テレビ東京系『ガイアも夜明け』で取り上げられることのより、社会に広く認知されるきっかけとなった。
しかし、そうした中においても、後々まで圧倒的な影響力を持ったのはインターネット上で連載されている「ほぼ日刊イトイ新聞」(以下、「ほぼ日」)であった。
糸井重里さんとの対談「西條剛央さんの、すんごいアイディア」として6月中旬〜下旬に7回連続で掲載されたのである。
その後、このプロジェクトに関心を持ったあらゆるメディア、連携企業が異口同音に「『ほぼ日』を読みまして」と口にしていた。この連載が、糸井重里さんの人間性と「ほぼ日」の信頼と実績に裏づけられて、いつでも読めて、誰にでも紹介できる、インターネットを介した、”最強の口コミツール”として機能することになったのである。
「ほぼ日」は、おしゃれな大人の街の代表とも言える表参道の一角のビルの2階にあった。
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「『ふんばろう』の全体の目的は『物資を送ること』ではなくて、『すべてを失った人たちが、もう一度、前を向いて生きていこうと考えるような条件を整えること』なんです。そのためには、ただ『がんばれ』と言ったって、無理です。がんばる出発点として、家電などの生活必需品は絶対必要ですから。じゃないと服を手洗いするのも大変だし、食品の保存もできないし、ごはんも炊けない」と僕が言うと、
糸井さんは「そうですよね……」と静かにうなずいていた。
「でも家電の場合、どうやって『質』を担保するかか重要なんです」
「つまり、動くかどうかってこと?」と糸井さん。
「そうです。でも、いちいち通電チェックをしていたら、時間も人も、全然足りないので」
「……どうするんです?」と糸井さん。首を少しかしげながら、謎めいたものをみるように僕を見ている。
「家電を入れた箱に、送る側の『名前・住所・電話番号』を書いたものを貼って送ってもらうんです」と僕。
「そうか! 送る側が『責任を持つ』んだ」と糸井さん。
「そうそう、そうなんですよ。これが僕らの基本的なやり方で、受け取る側も『ああ、どこどこの誰々さんが送ってくれたんだ』ってわかる。そうすると『お礼』が行くんです」
「やりとりが生まれるんですね」
「つまり、互いが『知人』になるんです。そうすれば、相手が何かに困ったときには、また送りますよ」
「つまり『家電の養子縁組』ですね」
「言ってみればそうですね。このプロジェクトを全国展開すれば、みんな、震災が『他人事じゃなくなる』はず。家電のプロジェクトは、その大きなきっかけになると思うんです」
糸井さんは、「その実名主義、痛快だなぁ!」と目を大きく見開いて言った。
「たぶん、支援物質を受け取るほうも『あ、こういう人たちが応援してくれているんだ』と思えたほうがうれしいでしょうし」と僕。
「それは絶対、そう思う」と糸井さん。
「支援するほうも、送ったテレビが誰に使われているのかわからない、どこかに山積もになっているのかも……なんて思ったら、次から送らなくなりますよね」
「西條さんたちのプロジェクトには、常に『人の理解』が根っこにありますね」
「はい。『人の心』に沿っていれば、自然とうまくいきます。そうじゃないと、必ず無理が生じて続かないんです。僕らは『人が人を支援する』という考え方を基本にしているんです。人間は『忘れてしまう動物』ですけれど、人と人との間に縁が生まれれば、それが絆となって、絶対に『忘れる』ことには、ならない」と僕は言った。

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