じじぃの「人の死にざま_901_佐藤・忠良」

佐藤忠良 - あのひと検索 SPYSEE
http://spysee.jp/%E4%BD%90%E8%97%A4%E5%BF%A0%E8%89%AF/19519/
写真家 藤田観龍 日曜美術館で震災後の佐藤忠良作品を語る 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=24UV0w1UFqM
札幌芸術の森野外美術館:「佐藤忠良記念子どもアトリエ」 動画 YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=DJcTNV5pSKk
作品 「緑の風」 画像
http://www.hitachi-to.co.jp/company/coffeebreak/churyo_sato/calendar/image/2005_pic.jpg
宮城県美術館|総合案内|フロアー案内
http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/mmoa/ja/navigation/index.asp?url=../information/information-04-03.html
日曜美術館 「人と土と空の物語 彫刻家・佐藤忠良がのこしたもの 」 2012年3月18日 NHK Eテレ
【出演】柳田邦男さん(ノンフィクション作家)、佐藤オリエさん(女優)、安野光雅さん(画家)、笹戸千津子さん(彫刻家)
取り立てて目をひくような美男美女ではなく、派手な身ぶりもないその彫刻は、街角で、公園で、行きかう人々を見守るように、いつも自然にそこにある。
昨年3月、98歳で逝去した彫刻家・佐藤忠良(1912−2011)。朝8時から夜8時まで、70年間、毎日、粘土を手に追い求めたのは、木々や山がそこにあるように、“ただそこに自然にいる人間の姿”だった。
「日本人の手により日本人の美が表現された初の彫刻」と高い評価を得た「群馬の人」、代表作「帽子・夏」など彫刻史に残る作品を次々と発表。日本人として初めてパリ・ロダン美術館で個展が開催されるなど、世界的に高い評価を受けながら、自らを「生涯一粘土職人」と呼び、文化功労賞などあらゆる賞を辞退した。「芸術とは本来“ふつう”のもので、愛情と同じように、特別な存在ではない」と、愚直に、無名の人々の姿を彫り続けた。
東日本大震災から一年。宮城を故郷に持つ一人の彫刻家が生んだ飾り気のない人間像は、“ただ人がそこにいることの尊さ”を静かに語りかけてくる。
番組では、佐藤の作品や生き方を見つめ、今、私たちが取り戻すべきかけがえのないものとは何なのかを考えたい。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2012/0304/index.html
佐藤忠良 ウィキペディアWikipedia)より
佐藤忠良(さとうちゅうりょう、1912年7月4日 - 2011年3月30日)は日本の彫刻家。
新制作協会彫刻部創立会員。生き生きとした女性像などをブロンズや木彫で表現した。福音館書店版の絵本『おおきなかぶ』の挿絵なども手がけた。桑沢洋子の親友でもあり、教育者として東京造形大学において創立より多数の後進の教育に携わった。女優の佐藤オリヱは娘。

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『私の好きな美術館―NHK日曜美術館から』 NHK出版/編 日本放送出版協会 1993年発行
宮城県美術館 佐藤忠良が表現する「帽子」に隠された部分……田村能里子 (一部抜粋しています)
美術館の中庭にはアリスの庭と名づけられたスペースがあります。ポテロ、フラナガンなどの彫刻があり、その先に全体が鏡の壁面の佐藤忠良記念館があります。現代具象彫刻の代表的な一人である佐藤忠良さんは私のもっとも好きな彫刻家です。
「顔は人間や動物の集約的な象徴です。今、私たちの持っている顔が、社会的背景の中で何を考えている顔なのだろうか。これは彫刻家の見逃してはならないテーマです」と語るように、彼にとって顔はもっとも重要なテーマの一つです。ここには『群馬の人』をはじめ多くの顔の作品があります。中でも『帽子』のシリーズは佐藤さんの代表作といえるでしょう。このシリーズは彼の彫刻教室に通っていた女子学生がいつもかぶっていた、つぶれたパナマ帽の形に魅せられ始まったものです。
『帽子・立像』は十数年前に、東京都美術館で対談したことのある作品です。私はこの作品の、帽子に隠された部分に関心があります。私たちの目では見えないところで、いったいこの若い女性は何を考えているのでしょう。隠すことで、いろいろなイメージが湧いてくることがあります。私もインドの女性を描いたときに、ベールをかぶせて見えていないところの魅力を表現しようと試みたことがありますが、この帽子は特にそれを感じさせるのです。肌のつるっとした感じとジーンズのゴロッとした感じ、帽子のさらっとした感じがうまく調和しています。
『冬の子供』などのシリーズにも佐藤さんは力を入れています。これは動きのないポーズで、寒さに耐えている子供をうまく表現しています。子どもをテーマに制作する人はあどけなさを表現するのでしょう。私は、ナイーブな姿態はちょっと苦手なのですが……。
屋外にも幾つかの作品が展示されています。『若い女』シリーズを外で見るのは初めてです。絵画では人物を置き、さらに背景を描きます。つまり必要ならば砂漠や待ちを自分で作ってしまうわけです。背景のない彫刻家は、作品をどんなところに置いてもらおうと思っているのでしょうか。ここでは後ろにレンガがあり、その先に仙台の町並みが見える。私には作家の想定の範囲にあるように思えるのですが。

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佐藤忠良 Google 検索
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