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Hans Christian Orsted 動画 YouTube
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HANS CHRISTIAN OERSTED 動画 YouTube
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ハンス・クリスティアン・エルステッド フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
ハンス・クリスティアン・エルステッド(Hans Christian Orsted:1777年8月14日 - 1851年3月9日)はデンマークの物理学者、化学者である。電流が磁場を形成することを発見し、電磁気学の基礎を築いた。カント哲学の信奉者であり、19世紀後半の科学の方向性を決定付けた1人である。
1824年、Selskabet for Naturlarens Udbredelse (SNU) すなわち自然科学普及協会を創設。Danish Meteorological Institute やデンマーク特許庁などの組織の前身となった団体の創設にも関わった。また、思考実験という観念を明確に述べた最初の近代人でもある。
いわゆるデンマーク黄金時代のリーダーの1人とされ、ハンス・クリスチャン・アンデルセンとは親友だった。弟のアナス・エルステッド(Anders Sandoe Orsted)は政治家となり、1853年から1854年までデンマーク首相を務めた。
彼の名は、磁場のCGS単位エルステッド (Oe) として残っている。
【電磁気】
1820年4月21日、講義中に実験器具をいじっていたエルステッドは、電池のスイッチを入れたり切ったりするとそばに置いた方位磁針が北でない方角を指すことに気づいた。これが電気と磁気の直接的関係を示す最初の証拠となった。当初彼は、導線に電流が流れるとき、光や熱のように磁気的効果が導線の周囲に放射されると解釈した。その3カ月後により集中的な研究を開始し、間もなく電流の流れる導線の周囲に円形の磁場が形成されるという発見を公表した。この発見は単なる幸運というわけではなく、エルステッドは数年前から電気と磁気の関係を示す証拠を探していた。その現象の特殊な対称性が発見を遅らせた一因とも言える。
電流の磁気作用の発見についてはイタリアのジャン・ドメニコ・ロマニョージが1802年に発見したことがイタリアの新聞に報じられた。ロマニョージの実験は電流ではなく、ボルタ電池の電気を蓄えた静電気と方位磁針の関係を示したものだった。しかしロマニョージは科学者ではなかったため、その報道は科学界から見過ごされてしまった。
エルステッドはこの現象について、充分な説明や数学的な解析を行わなかったが、彼の実験のレポートがアンペールらによる電磁気学の発展のきっかけとなった。
【その後】
化学の分野では1825年に、初めてアルミニウムの分離に成功した(アルミナから合成した塩化物をカリウムアマルガムで還元してアルミニウムを分離した)。それ以前にアルミニウムと鉄の合金はハンフリー・デービーが作っていた。
1829年、エルステッドは Den Polytekniske Lareanstalt という学校を創設し、それが後にデンマーク工科大学 (DTU) となった。

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『元素111の新知識』 桜井弘/編者 BLUE BACKS 1997年発行
AI アルミニウム――エルステッド  (一部抜粋しています)
1787年フランスの化学者ラボアジュはミョウバンのことをアルミン(alumine)と記歳した。イギリスの化学者デービーはミョウバンからアルミニウム酸化物を1807年に分離し、これをアルミウムとよんだ。後に、その金属光沢から「光るもの」という言葉と語呂があうアルミナムに変えられ、アメリカ化学会はこの言葉を採用した。
アルミニウム(aluminium)は古代ギリシャやローマでアルミニウムの塩であるミョウバンをAlumen(英語ではAlum)とよんだことにちなみフランスの無機化学者ドービルが命名した。
アルミニウムは地殻中に酸素、ケイ素についで豊富に存在し、金属元素としては最も多く、鉄の2倍もある。鉱物には長石、雲母、水晶石がある。主要鉱石にはボーキサイトカオリン(白色粘土)がある。カオリンは豊富に存在するが、アルミナ含有量が低い。
金属アルミニウムの生産にはマグネシウムの場合と同様、近代的な電気化学の発展を待たねばならなかった。1825年、デンマークの電気物理学者エルステッドが塩化アルミニウムとカリウムアマルガムの反応で金属アルミニウムを初めてつくり、ドイツの化学者ウェーラー(尿素合成でも有名)は1827年その製造法を改良した。
当初は大変な貴重品で、1855年のパリ万国博では「粘土から得た銀」として宝石箱と並べて展示された。ナポレオン3世が開催したその晩餐会で、銀食器よりも高価であったアルミニウム食器は特別な貴賓にだけ使われたという。

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