じじぃの「人の死にざま_850_熊田・千佳慕」

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熊田千佳慕 「恋のセレナーデ イナカコオロギ」 画像
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熊田千佳慕 「蜂とれんげ」 画像
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熊田千佳慕展グッズ - 展覧会グッズ・DVDオンラインショップ 朝日イベント・プラス
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【昆虫画家】熊田千佳慕(熊田五郎)の作品ギャラリー【画像集】 NAVER まとめ
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日曜美術館 「私は虫である 画家・熊田千佳慕の世界」 2010年11月21日 NHK Eテレ
【司会】姜尚中中條誠子 【出演】福岡伸一分子生物学者)
去年98歳で亡くなった画家・熊田千佳慕。「ファーブル昆虫記」の絵本で高い評価を受け、「日本のプチファーブル」と呼ばれた画家だ。昆虫の細かい毛や、植物の葉脈一本一本にいたるまで、丁寧に描かれたその細密画の数々。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展で「クマダの虫は生きている」と高く評価され、日本人初の入選を果たした。
生きて動き出すかのような絵は、実はたった一本の筆に少量のありふれた水彩絵の具のみで描かれている。熊田は、虫を徹底的に見つめ、「虫の心まで見極めた」と感じた時、はじめて一本の線を引く。徹底した観察にもとづく細密描写は、「小さな人たちに見せる絵にうそがあってはならない」という信念から。あまりに絵が細かいため制作はなかなか進まず、結果その暮らしぶりは、生涯清貧と言えるものだった。徹底したストイックさの奥には、戦前自らが手がけた仕事への深い後悔の念があった・・。
国境を越え、世代を越えて愛される熊田の作品世界。多くの人々の心をとらえる魅力とは何なのか。生前の熊田の制作風景や暮らしぶりを記録した映像を紹介、関係者のインタビューを織り交ぜ、生涯をかけて熊田が追い求めた生命の姿を見つめる。
http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/1121/index.html
熊田五郎 フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』 (一部抜粋しています)
熊田五郎(くまだごろう、1911年(明治44年)7月21日 - 2009年(平成21年)8月13日)は、日本のグラフィックデザイナー、絵本画家、挿絵画家、童画家。絵本画家としては、熊田千佳慕(くまだちかぼ)というペンネームを用いている。
【人物】
1911年(明治44年)7月21日、現在の横浜市中区住吉町に生まれる。父・熊田源太郎は耳鼻科医、長兄・精華は開港派の詩人。横浜市尋常小学校鶴見町立鶴見小学校を経て、神奈川県立工業学校図案科に進学する。1929年(昭和4年)には東京美術学校鋳造科に入学。1933年(昭和8年)には兄・精華の親友であった山名文夫に正式に師事する。そのつてで翌年、名取洋之助の日本工房(第2次)に入社。
第二次世界大戦後は、1949年(昭和24年)のカネボウ退社ののち、挿絵や絵本のための画家に転身して活躍する。花や昆虫といった自然界を対象とした作品が多く、ジャン・アンリ・ファーブルの『昆虫記』をテーマにした『ファーブル昆虫記』などが代表作である。70歳となった1981年(昭和56年)には、絵本の国際展として名高い、イタリアはボローニャの国際絵本展に招待出品し、以後、国際的な評価も確立する。1989年(平成元年)には小学館絵画賞(第38回)、1996年(平成8年)には神奈川県文化賞を受賞。

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動的平衡2 生命は自由になれるのか』 福岡伸一/著 木楽舎 2011年発行
実は、動的な平衡に宿る――まえがきにかえて (一部抜粋しています)
セレナーデとはいいながら、熊田千佳慕の「恋のセレナーデ イナカコオロギ」から音は聴こえてこない。つややかに光っているにもかかわらず、コオロギたちには影がない。しんとした背景には無限の宇宙が広がっている。私たちはその静けさとその深さに引き入れられる。
生物学者ユクスキュルはかってこう言った。生物たちはそれぞれ独自の知覚と行動で自分の世界観を作り出している。だからそれを「環境」ではなく「環世界」と呼ぼう。
虫たちの目には光を集めるレンズがない。像を結ぶ網膜もない。色を感じる視物質もない。しかし彼らは確かに光の動きを捉え、世界の動きを感じる。それは水に棲む魚が水に気がつかないまま自由でいることに似ている。草むらにはいつくばって小さな虫たちを何時間も観察した熊田千佳慕には虫が見ている環世界がありありとわかったのだ。
虫たちは、私たちとまったく異なった視線で見つめ合い、私たちが知らない音を聴き、それでいてこの世界の豊かさを存分に楽しんでいる。千佳慕の絵がすばらしいのは、このまぎれもない事実を今一度、私に気づかせてくれるからである。

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